知っとくと便利


目次


使い方

  • 知っとくと便利だと思うことを書きます。

MATLAB

自宅に居てもTSUBAMEを介してMATLABなど使用することができます。ただし同時使用可能ライセンス数には限りがあるため同時に多くの人が利用していると利用できないことがあります。

TSUBAMEにSSHで接続してX11転送を使いローカルのXサーバにリモートのXクライアントを転送して表示します。
基本的に、ローカルのXサーバとTSUBAMEにSSH接続できる環境があればどのプラットフォームでも可能です。
ここではLinuxとWindowsで説明します。用意できるならLinux環境で接続するほうがお勧めです。

注意:フロー通りに設定してもエラーが出た場合は、パスワードの期限切れであることが多いです。TSUBAMEポータルからパスワードの再設定を試してみてください。

Linux&Mac

LinuxではXサーバとOpenSSHがすでに入っているものとして説明します。

1. 最初にTSUBAMEに登録する秘密鍵と公開鍵を生成します。以下のコマンドで生成してください。コメントは任意ですが、つけたほうがよいです。
ssh-keygen -C "PCの名前とか"
 

2. 東工大ポータルにログインしてTSUBAMEポータルに入り、生成した公開鍵(id_rsa.pub)を登録してください。

3. 登録が完了したら次のコマンドでSSH接続できます。10B*****部分は学籍番号を入れてください。
ssh 10B*****@login-t2.g.gsic.titech.ac.jp -X
 
TSUBAMEに接続できたので「matlab」や「mathematica」等のコマンドを打てばソフトが起動します。


TSUBAMEとのデータのやり取り

Linuxの場合はデフォルトでSFTPを扱える機能が備わっている場合が多いと思うので多少省略して説明します。

最初にTSUBAME上の自分のホームディレクトリがどこにあるのか(usr*の番号)確認してください。
ssh 10B*****@login-t2.g.gsic.titech.ac.jp pwd
 
で確認できると思います(/home0/usr*/10B*****)。
ホームディレクトリを確認したら、ファイルマネージャーのアドレス欄に「sftp://10B*****@login-t2.g.gsic.titech.ac.jp/home0/usr*/10B*****」と入力すればTSUBAME上のホームディレクトリのファイルを操作をできます。
「home0」を「nest2」に変えて接続すれば演習室のPCのファイルにアクセスすることが出来ます。



Windows

Windows環境ではXmingを用いて説明します(XmingでなくてもCygwinのXサーバでも利用は可能ですが、CygwinのXサーバはMathematicaを起動するとエラーが出るのでここではXmingを用います)。Cygwinで接続する場合はopensshとX-start-menu-iconsのパッケージが必要です。

1. Xming X Server for Windows - SourceForge.JPからXming-6-9-0-31-setup.exeを入手してインストールします。オプションなどは特別なことがない限りデフォルトのままでよいです。

2. 次に公開鍵生成とログインのためにPageantとPuTTYgenをダウンロードします。PuTTY Download Pageからpageant.exeとputtygen.exeを入手します。

3. puttygen.exeを起動し、[Generate]を押して鍵を生成します。生成したら[Key comment]にPCの名前などのコメントを入れ、[Key passphrase]を必要に応じて設定します。

4. 設定が終わったら[Save private key]で秘密鍵を保存します(例:id_rsa.ppk)。続けて、[Public key for pasting into OpenSSH authorized_key file:]に表示されている文字列(ssh-rsa...)をファイルに保存します(例:id_rsa.pub)。

5. 東工大ポータルにログインしてTSUBAMEポータルに入り、保存した公開鍵(例:id_rsa.pub)を登録してください。

6. pageant.exeを起動し、タスクバーのアイコンを右クリックし[Add Key]で保存した秘密鍵を指定します。

7. スタートメニューから[Xming] -> [XLaunch]でXLaunchを起動します。

8. [Multiple windows]を選択して[次へ]。[Start a program]を選択して[次へ]。[Start program]に「gnome-terminal」と入力して[Using PuTTY (plink.exe)]を選択し、[Connect to computer]に「login-t2.g.gsic.titech.ac.jp」、[Login as user]に「10B*****」形式の学籍番号を入力して[次へ]。次の画面ではそのまま[次へ]。[Save configuration]で適当な名前をつけて設定を保存します(例:tsubame.xlaunch)。[完了]で完了します。

9. ターミナルが起動するので「matlab」と入力してエンターキーを押すとMATLABが起動します。TSUBAMEにあるソフトなら他のものでも起動できるのでターミナルで「mathematica」と入力すればMathematicaが起動します。

10. 2回目以降は6.の手順を実行してから設定ファイル(例:tsubame.xlaunch)を起動すればターミナルが起動します。

TSUBAMEとのデータのやり取り

Windowsの場合もSFTPを使って接続しますが、学外からのアクセスは公開鍵認証に対応したSFTPクライアントソフト(FileZillaやWinSCP等)が必要です。
各ソフトの使い方は調べてください。

学内からのアクセスはストレージサービスが便利です。



わからなかったらそれっぽい人に聞いてみるとおしえてくれるかも

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最終更新:2013年06月27日 00:27