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楯岡藍子(たておかあいこ) - (2011/05/16 (月) 16:25:39) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
人名

【初出】

【登場巻数】

【解説】
川原で春亮たちが出会った少女。
前髪が顔にかかるほど長い。
無口で不思議な行動が多い。
口癖は「……ふぇ゛」(困ったときなど)、「……ぽわ」(嬉しい時など)。

実は禍具である。
ポケットがたくさんついたコートを着ており、自分の中身を満たしたいという壺としての欲求から、ポケットには石が詰められている。

正式名称《術法・藍蠱》及び蠱毒の壺藍壺。
元々は騎士領の所有物であった。

元の姿は蠱毒の術に使われた藍色の壺。
実際に蠱毒の呪いがあったかは定かでないが、蠱毒の術をかけられたとされた人々が藍壺を呪い人化するにいたった。
この壺で蠱毒の術をすると、相手に良からぬことを起こす本物の蠱毒を作れる。
また、人の姿の時でも、概念的に「閉じた」空間内で生き物を殺すことで、それを蠱毒として使役できる。
この蠱毒は、元になった生き物に似た姿をしているが、全身が藍色の水銀のような金属質のものに変化しており、身体能力なども跳ね上がっている。
名前を呼ぶ(わからないときは《不詳》でよい)ことで、ポケットの中から蠱毒が召喚される。
藍壺の所有者は、だんだん体が蠱毒化する呪いを受ける。藍子は春亮たちに自分から正体を言いたがらず、ただ呪われるにふさわしいものだとだけ告げていた。

自らの罪をアビスに忘れさせてもらおうと、一時は家族会側につく。
説得の末、春亮たちのもとに残ると心を変えるが、アリスが投げたナイフが胸に刺さり、大破してしまい、再生可能かすら不明な「割れた壺」の状態になってしまった。
自然治癒に望みをかけて現在は夜知家の物置に眠る。

8巻にて壺の割れ目が微かに小さくなっていることが分かり、生きていることが判明した。


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