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103 遠距離 - (2007/08/05 (日) 16:23:50) の編集履歴(バックアップ)


遠距離


作戦


○装備

肩部 スラスター×2
腰部 スラスター×4
背部 ウィングユニット(スラスター×3 姿勢制御翼×5)×2

長距離戦用武装:アサルトライフル×1 突撃騎槍×1 肩部 機関砲×2 腰部 大口径レーザー×2 

○遠距離戦作戦
  • アサルトライフル、突撃騎槍、肩部 機関砲2門、大口径レーザー2門を組み合わせ攻撃を行う。
  • 突撃騎槍による砲撃を榴弾を使用し行う。
  • 突撃騎槍の弾切れ後は大口径レーザー2門による攻撃を行う。
  • 大口径レーザーの充電待ちの間にアサルトライフル、肩部 機関砲2門による攻撃をおこなう。以下繰り返し。
  • アサルトライフル、肩部 機関砲2門には弾丸に曳光弾を4発につき1発の割合で使用し標準の補助にする。
  • 大口径レーザーの標準用レーザーポインタを使用し標準の補助にする。
  • 突撃騎槍による砲撃は敵の密集部分を狙って攻撃する。
  • アサルトライフル、肩部 機関砲2門は弾丸をばら撒くように使用し多数の敵に攻撃を行う。
  • 大口径レーザーは一体づつの目標を確実に倒すように使用する。
  • 大口径レーザーは左右交互に撃ち効率的に損害を与える。
  • スラスターにより上昇し空中からの攻撃を含ませる事で防御を困難にさせる。
  • 上昇中はウィングユニットの姿勢制御翼により機体を安定させ正確な攻撃を行う。
  • 攻撃位置を頻繁に変え防御を困難にさせる。
  • 移動後は姿勢制御を素早く行い攻撃に移る。
  • 移動開始時は大出力で初速を大きくする。
  • 対Gを考慮した小柄な乗員による操縦。
  • 搭乗員を攻撃係、標準修正係、機体操縦係、指揮官に役割を分けて運用。
  • 指揮官は移動時のGによりブラックアウト、レッドアウトを起こし意識を一次的に失った乗員の代替を勤めるべくもっともGに強いものを選ぶ。
  • 指揮官は攻撃と移動の切り替え指示を行う。
  • 攻撃係は攻撃目標を選定する。
  • 攻撃係は攻撃タイミングを決定する。
  • 攻撃係は武装の変更を行う。
  • 標準修正係は火器管制システムを管理する。
  • 標準修正係は火器管制システムと実際の弾道と着弾地点のずれを修正し攻撃精度を上げる。
  • 機体操縦係は移動時の機体を操縦を行う。
  • 機体操縦係は機体各部の状態確認、管理を行う。

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SS


土場藩国の某所において喧騒の中、一台のI=Dが組みあがろうとしていた。
 「エンジェリック・フェザー」それがそのI=Dに与えられた名であった。
 土場藩国の独自I=D「フェザーワルツ」の系譜として開発されたその機体はその能力をも継承していた。
 機体性能を損なうこと無しに機動性を上昇させる。そんな無理難題を克服した機体は土場の守護神として扱われる事になるだろう。

 「さぁ、いよいよコイツのデビュー戦だ。随分と待たされたがその分活躍してくれる事だろう」
 「でも、コイツを宇宙に打ち上げるなんてできますかね?」
 「なんとかなるだろう。コイツの性能はピカイチだ、コイツ一体で何機分のI=D戦力になると思うんだ?」
 「ですよね?いくら本部がアレでもそこまでナニじゃないですよね?」

 エンジェリックフェザーの主たる戦力、砲撃時の火力は搭乗員によっては通常のI=Dの50機分を上回る。

 しかもただの火力戦力ではない。
 その機動力たるや莫大な推力と制御翼の性能により他の追随を許さないものになっている。

 機動力を伴った火力。
 それは歴史上両立することが難しいといわれていた事であるが、この機体ついにそれを実現したのである。

 「さて、あとは大口径レーザー主砲『クリティカル』の仕上げだけだな、やれやれ、あのキカン坊がついに実戦に出るのか・・・」
 エンジェリックフェザー用に開発された主砲は完成までに時間を要した。
 しかし、その分、恐ろしい威力を持つことになった。
 後の世に『悪魔の光』と呼ばれるほどに・・・
(主和)


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(nico:再利用)
 それでも全体のほんの一部分ではあるが雲霞のごとき軍勢をセンサーに捕らえると、ただ一機で佇む純白のI=Dはその手に持つ機体と同じ色に塗装された長大な槍を構えた。一瞬の後に轟音が周囲を震わせ、槍を模した砲身の先端より音速をはるかに超える速度で吐き出された砲弾は、密集した軍勢の内部で周囲を巻き込んで炸裂した。砲撃を行ったI=Dは背部に装備された5対の姿勢制御翼を作動させ反動を殺すと、器用に新たな砲弾を装填し再度の砲撃を開始する。
 幾度かの砲撃の後、焼け付いた砲身から白煙を上げる槍をその場投げ出した、I=Dの左右腰部には背部に格納されていた大口径レーザが1門づつ装着されていた。砲撃により混乱した軍勢の中を赤い光が走り回り、そして、停止。瞬間的に装甲が溶解し爆散する目標。それに構わずに新たな目標めがけて増幅され位相を合わせた光が注がれる。二度目の爆発を確認すると同時に空中に舞い上がる純白の機体、全身に備え付けられたスラスターにより重力を感じさせずに飛翔する。
 唸りを上げる両肩部の重機関砲と右腕のアサルトライフル。空中より撒き散らされる銃弾は、数発に1発の割合で含まれる曳光弾により遠目には光の雨が降り注ぐように見える。5対の黄金の翼が動き続け機体を安定させ生き残った敵戦力に対して効果的な銃撃は、エンジェリック・フェザーの名を持つそのI=Dが着地するまで行われた。
 土場藩国において独自に開発され、その後も改良を続けた結果誕生したエンジェリック・フェザーの初陣はここに始まった。
(JAM)
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(nico:再利用)

SS


 土場は犬の国である。
良質のオペレーターを量産してきた国であり、現在のコパイロットも全部犬である。
 国の客であるヤガミハウス・・もとい八神少年の行きたい場所の大場を勘違いして犬場にしようという運動のせいかはいまだ不明である。

(みんなでいくわんわん帝国ガイド~ゲテモノ紀行編、より)

犬の王は静かに、宇宙を眺めていた…わけではなかった。
よくわからないが、敵に向けて砲撃をする間も全員リラックスして攻撃を開始する。
「応援のうたをうたうよ! エーンジェリック、エーンジェリック、フェザーーー。敵をたおすよ、エーンジェリック。
 世界の敵をつくるため、われらの セプ セプ セプ 黒い力―」
「途中から違う歌になってるー」
「宇宙食、おやつにもってきたよ。あとでたべよー」
「おまえらー」
「大丈夫だよ!摂政の分もちゃんとアイス(宇宙食)あるから!」
 こんなのんきな会話をしながらも手は休めずに動いている。
「ならよし。敵の位置を送るから、位置修正も忘れずにな」
「んあ、敵位置修正、右にズラシテー」
 コパイロットとのコミュニケーションもばっちりである。
「おっけおっけ」
 実は犬のメッセージで、それ以外の細かいデータも常にパイロットたちに送られているのだ。 だから無駄話をしつつもエンジェリックフェザーは正確に敵を攻撃していく。
 コクピット内部は非常になごやかだが。

「砲のエネルギー充填開始するよー」
「80%完了、っと。完全まであと120フレーム」
「フレーム単にかよ!」
「ちなみに必殺技の入力時間は5フレームぐらいしかないから
 気をつけろよ。ボタン数は7。しかもコマンドのボタンは毎回かわる」
「えええ、なんでそんなことになってるのー」
 舞踏子の講義にさらっと答えが出る。
「主和の趣味」
「ならしかたないな!」
「主和だもんな!」
 変に納得する。
「エネルギー充填完了。コマンド出るよ。
 『上・下・上・L1・R2・△・○・×・L3R3同時!』」
「よーし、いっくよー」
 舞踏子の連携プレイによりコマンドも問題なく入力完了。
 静かなうなりをあげて、フェザーワルツがレーザー砲撃をはじめた。

(あさぎ:新作)

RP

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