シュワの脱藩…その時

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匿名ユーザー

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シュワ死亡の報はまたたく真に藩国内部に広がった。
無論、藩邸で大人しく部屋に閉じ込められているしらいしのところにもである。

「ずっと俺のターン!」
「いや松井。さんそれないから」
 nico、松井。の2名に見張られながらトランプやらウノぐらいしかすることがないのである。
これで後の裁判がなければいい休養期間なのだが、どうもそういうわけにはいかないらしい。
ありにままに、しらいしの身に起こったことを話すとこうだ。
戦闘で犬掻きして帰ってきたら拘束されていた。
何を言っているかわからないだろうが、しらいしにも何が起こったのかわからなかった。
粛清だとか、藩王の気まぐれだとかチャチなものじゃ断じてない
もっと恐ろしい計画の片鱗を味わった……という気分である。

それでも数日を過ごし、各国の情報から見て
自分がどうやら、いろいろマークされていたりするのだろうが、軟禁というより保護に近いように思えた。
「あ…」
テレビを見ていると、共に戦ったシュワの顔写真が堂々と出ている。
『藩国のI=D大破、パイロットの生存絶望的』
なんだかマジに泣きそうになった。
悪いときに悪いことは重なるものである。
「き、キニスルナよー」
「お前は八神助けるまで生きなきゃダメだろー」
 なんだか部下に励まされてさえいる。いや、これでいいのか俺、である。

彼が復活するのは、いつになるのだろうか。
とりあえず、指揮官の無事が確認されるまではまだまだここに留まるしかなさそうだが。


一方その頃。

「俺死んでる?」
 しらいしをマジ泣きさせそうになった男の陽気な声が藩王の通信回路(一応盗聴は防止されている)に入る。どうやら藩国の山を無事越えたようだった。
おそらく、これが最後の通信であろう。
「うん、死んでる死んでる。ニュースで経歴でてるぉ!「シャックリがとまらんぜ」といいながら出発とか言ってる」
「うはwwwみなぎってきたwwww」
「じゃあ頑張って!あしたはたのしい日だといいな」
「おう」
 緊張感のない通話の後、連絡が閉じる。もしかしたらもう戻って来れないかもしれない、
そんな不安を感じつつ、藩王は目を閉じた。

 そして、なんかメガネの話を聞き逃して殴られる。
 いつもの日常であった。