涼原 カヤ+絵肌の人魚
プロフィール
- キャラクター説明:
「血の踊り場事件」を端緒として数多くの流血事件を数えた世界線αにおける姫代学園――。
彼女、涼原カヤはその事件のひとつ「三日月夜襲撃事件」に大きく関わったとされる人物の、ここ「世界線γ」における同位体である。
青髪に銀眼の少女。
世界線γにおいても潜在的にはEFB相当の能力を蔵していることに変わりはないが、後述の魔人能力者と物理的に合していることによって若干の変質がみられる。
現状では大規模な事件歴はなく政府当局からのマークもみられない一般魔人生徒である。
リュドミラは世界線αにおける妃芽薗学園高等部で暗躍する謎の部活『革命暦(カランドリエ)』の基幹メンバーであった魔人である。
本質は「二次元」上にある絵画でありながら、単一で「三次元」上に存在を移行することに成功し、自意識ならびに世界を塗り替える、人間としての、魔人としての「能力」を有することになった稀有な存在のひとつ。
俗にいう上位次元上に位置する「一次観測者」≒「転校生」。
そんな彼ら彼女らに鑑賞される「二次創作物」であると自分たちを定義しつつも、反抗する意志を示した意志持つ器物魔人の連合「画廊(ガルリ)」の初代ディーラーも勤めた。
青髪に銀眼の少女。
上記涼原カヤと酷似した容姿をしているが、少しだけ上の年嵩をした外見。
ただし、両脚は紅い引っ掻き傷に覆われて赤黒い尾びれのように見える。彼女はこの「上書きされた」脚を用いて彼女の肌の上を泳ぎ回る、
つまり、ここにいるのは涼原カヤであると同時に。
襲撃者Sの魔手を逃れて世界線αから世界線γに移動し、その場で涼原カヤの展開する雪原に巻き込まれ、その影響を逃れようと彼女――涼原カヤの人肌を「キャンバス」に見立てて逃げ込んだ結果、そこを逃れられなくなったリュドミラに他ならない。
ステータス
- 攻撃力:10 防御力:0 体力:7 精神力:3 FS(涙氷):10
特殊能力【雪の棺は人魚をとじこめました】
- 効果:壁侵入 40
- 効果付属:
- 範囲+対象:自分自身 x0.75
- 対象付属:
- 時間:永続 x2
- 時間付属:
- 制約:制約なし 10
- 詳細な説明:
効果
壁侵入(味方):40
時間
永続:2.0
対象
自分自身:0.75
制約
制約なし:10
計算式
(100-(40*0.75*2.0)+10)*(1+10*0.1)=100
- 能力原理:
涼原カヤの魔人能力『スノウ・フレイク』は自身を取り巻く世界を一面の雪原に変えて、すべてを眠らせる。喩えるなら世界を白いキャンバスに塗り替える能力。
彼女の世界に存在する命を自分ただ一人に限定すると言い換えることもできる。
リュドミラの魔人能力『隠れ画(エルミタージュ)』は自身を取り巻く静止した絵の世界を飛び出し、そこを境界に自由にどこにでも行くことが出来る能力。
彼女の世界とは装いを次々と変えるものであって、彼女が描かれるキャンバスは無数と言い換えることもできる。
よって、涼原カヤの肌(=世界)に閉じ込められたことで、リュドミラの「自由」という方向性は捻じ曲げられごく狭い範囲に留まってしまう。
けれど事物の表層と深層。極めて近い位置に接着/密着しながらも自らと違う「他者」が存在するという奇妙な同居生活は二者の魔人能力を変質させる。
上っ面と本質は同義という「認識」を加えられて、自身を取り巻く世界を「停止」で塗り替えるというより、世界は自身の一部であるという発想を得る。
結果、自身を取り巻く白紙の世界を掻き分け、進むという発想の魔人能力をふたりは手に入れることになった。
エピソード:
最終更新:2020年07月20日 12:48