赤子顔 緋入(あかごがお ひいる)


プロフィール


  • 学年:高等部3年

  • タイプ:直観

  • 体型:筋肉質

  • 武器:鍛え上げた肉体

  • 部活:魔人プロレス部

  • 委員会:虐め撲滅委員会

  • キャラクター説明:
    幼き日にプロレスに出会ってから、プロレスラーになる為に日々身体を鍛え、『国語や英語はマイクパフォーマンス』『数学は有効な技の掛け方』『科学は爆発やデスマッチのギミック作り』等に役立つはずと全力で取り組んだ結果、文武両道の優等生と呼ばれるようになった脳筋系。

    勉学だけでなく、虐め問題にも全力で取り組んでおり、学園内外問わず、虐めの現場を発見次第、加害者が誰であろうと何人いようと関係無いと言わんばかりにプロレスを仕掛け、多くの虐め被害者を救ってきた。
    その為、救われた被害者は元より、その試合を見た者の多くが彼女のファンとなっている。

    趣味はパントマイム。
    これは足腰を鍛える為に小学校入学から始めた空気椅子が転じてなったもので、今ではまるで高級な椅子にもたれ掛かったかの如く、足を組んでもたれ掛かる空気椅子が行えるレベルである。

    フィニッシュホールドは相手を抱えたままコーナーポスト等の高所を掛け上がり、その勢いのまま跳躍しリング中央に相手の後頭部を叩き付ける『ダイナミックダンゲロスドロップ』(通称DDDまたはトリプルD)

    誕生日は2月19日

ステータス

  • 攻撃力:5 防御力:8 体力:10 精神力:4 FS(プロレス):3

特殊能力【大日本プロレス憲法(だいにっぽんぷろれすけんぽう)


  • 効果:体力が0になるダメージを受けても必ず1残る 60
  • 範囲+対象:自分自身 x0.75
  • 対象付属:
  • 時間:永続 x2
  • 時間付属:
  • 非消費制約:発動後、瀕死状態のキャラを対象とした行動は不可 x0.95
  • 非消費制約:発動後、敵がこのキャラの行動によって体力が0になるダメージを受けても必ず1残る x0.95
  • 消費制約:①・②・②のうち高い方 20
    • ①:自分永続戦線離脱 30x0.1=3
      • 支払条件:自身が攻撃や能力の対象になる、または攻撃を行う時、対象となったキャラが体力1になった場合 
    • ②:DP1献上 10x0.1=1
      • 支払条件:発動後、自身が永続戦線離脱する時
    • ③:体力5消費 25x0.8=20
      • 支払条件:1ターン目に発動しなかった時

発動率={100-(60x0.75x2x0.95x0.95)+20}x1.3=50.4075=50%

  • 詳細な説明:
    状態異常『プロレスラー』を永続的に付与する。

    状態異常『プロレスラー』
    ①この状態のキャラは疲労・負傷状態のキャラを攻撃出来ない。
    ②この状態のキャラが攻撃や能力の対象になる、または攻撃を行う場合、体力が0になるダメージを受けても必ず1残り、その後、対象となったキャラが疲労・負傷状態の場合、永続戦線離脱させる
    ③この状態のキャラが永続戦線離脱する場合、相手チームにDP1献上

  • 能力原理:
    全力で戦った為に死なせてしまうという悲しい結末にならぬようルールによってお互いの命を守る能力

    例え刀で斬られようが銃で全身撃たれようが全身火ダルマになろうが絶対に致命傷にはならず、どこからともなく現れたレフリーにより試合は止められ、ドクター達によって対象はタンカーに運ばれ強制的に撤退の後、数時間に渡る手厚い治療を施される。

    なお、この能力を発動しないで誰かと戦おうとすると偉大なるレジェンドプロレスラー達の亡霊が現世に降臨し集団リンチの刑に処される

  • 発動率:50%

  • シークレット:しない

エピソード:


『またこの学園で大きな争いが起こる』
ここ最近、妃芽薗学園生徒がこの話題を口にしないことはない。

「あの人はあちら側みたいです」
「今回はある生徒の怨霊が原因でー」
「実は外部か侵入者がー」
「裏で政府が動いてー」

その話は、理にかなったと思わせるものから荒唐無稽なものと様々であり、噂が噂を生むこともあってその真偽を確かめる事は不可能では無いにしろ簡単ではない。
故に、仮にそれが偽りの情報だとしても生徒達はそんなものかと納得しただろうし、話題に上げられた者には何の責任も無いことは理解している。

「皆さんは赤子顔さんはどうなさると思います?」

だが、彼女に関してはそれは別だ。

その話題がどこから出たのかを彼女は知らない。
しかし、彼女がその話題を無視する事は出来ない。
それは何故か?
答えは、彼女が『プロレスラー』だからだ。

彼女にとってプロレスとは究極のエンターテイメントであり、それを見せてくれるプロレスラーは最高のエンターテイナーである。
幼き日にプロレスを知ってから、同い年の少女達が花屋さんやケーキ屋さん、アイドルに憧れるように、彼女は当たり前のようにプロレスラーに憧れた。
時が流れ、同い年の少女達の憧れるものが変わっても彼女のプロレスラーへの夢は変わらなかった。
そして現在、卒業後に大手魔人プロレス団体への加入が決まった彼女は、その夢を叶えていた。

『プロレスラーたる者、ファンの予想は裏切り、期待には答え続けるべし』

本来なら夢の舞台に立てる未来があるのに、命を落とす危険がある戦いに関わるなど愚か者の所業だと人は思うだろう。
だが、もしもその選択肢を選ぶなら、彼女は始めからプロレスラーに憧れたりはしない。
『誰かが自分の戦う姿を求めている』事は彼女が戦うのに十分過ぎる理由だった。

「お前ら!よく聴け!」

校庭の中心から学園内に声が響き渡る。
その声にある者は驚きの、そしてある者は喜びの表情を浮かべ振り向く。
そこには、リングコスチュームを身に纏った彼女が、赤子顔緋入がマイクを片手に立っていた。

「馬鹿にもアホにも分かるように簡単に言ってやる!近々面白そうなイベントが行われる!私もそこに参戦してやるから戦いたい奴は遠慮無く掛かってきな!」

それは僅か数十秒に過ぎないマイクパフォーマンス。
だが、その言葉を望んでいた者は少なくない。
これはこの学園で行う最後の大舞台にして、学園生活の集大成。
赤子顔緋入の参戦に、いつ止むとも知れない大歓声が学園外にまで響き渡っていた。


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最終更新:2020年07月20日 12:49