天龍児 太鼓/Danger三天スリーバイン
■キャラクター名:天龍児 太鼓/Danger三天スリーバイン
■性別:こども
■所持品:こども
特殊能力名
out most fear(アトモスフィア)
能力説明・プロフィール
それはえらばれたこどもに遣わされる一条の流れ星。
あきらめを踏破する為に遣わされた天の守り手。
例えば鴉の鳴った黄昏時。
例えば大人になったと気付いた少年期。
t9あyk見知らぬ誰かに奪われる末期んぴおえいjf。
どこかのせかいのだれかのこころが『あーあ』と思ったその時に降臨する勇者王。
人の未練を昇華する為に降ってくる僕らの勇者王。
未練の心を吸い上げ。kぉぴあyり。のあしえrして。僕らは今日も戦っていく。
――――という妄想を形にした何かが抱える未練を諦めて振り切っていく姿を集めて眺めるだけの異能である。
彼が諦めて手放したいが、未だに手放せないものを手放すために。
この異能は諦めていい理由を収集し続けてる。
プロローグSS
彼はこどもである。名前は、まだない。
どうんどうんと音が鳴る。しうt■が何かキャンキャンと犬のように吠えている。
ああいやだああいやだ。今日はおhふぃおうれfjを持っているから痛くなるんだろうな。
ぎゅるぎゅるとすらなかない厚ぼったいおなかをかかえながら、せまいいすみつこでころがつている。
どうんどうんと音が鳴る。太鼓のように何かがなっている。
降ってきたおほしさまは、彼には龍としてみえていた。
それは例えば夕暮れ時。
ボールを投げて、それを追う。こどもたちの姿がそこにはある。
帰る時間である。もう少し、もう少し。遊んでいたいと言う思いもある。
それは例えば駅のホーム。
スマホ片手に電車を待つ、仕事帰りのサラリーマンがそこにいる。
帰る時間である。夢を見て、夢を見て。妥協した後の姿がそこにある。
何かを無念に思う気持ちがある。何かを残念に思う気持ちがある。
諦めて消えていくその気持ち達は、未練と呼ばれている。
それは例えば深夜の路地裏。
hjろういに牙を突き立て、vんじょえrhを啜る一つの何かがいる。
こんなはずだったのかな、こんなはずだったのかな?と怪異は産まれた理由を忘れて流離っている。
『これ』はそう言ったものをただ集めるだけの異能。
『これ』はそう言ったものをただ眺めるための異能。
『これ』はそう言ったものをただ、彼が見るためのもの。
己の境遇を慰めるために。自分が諦めてよい理由を見つけるために、『諦め』を収集し続けている。
彼はこどもである。名前は、まだない。
どうんどうんと音が鳴る。しうt■が何かキャンキャンと犬のように吠えている。
ああいやだああいやだ。今日はおhふぃおうれfjを持っているから痛くなるんだろうな。
ぎゅるぎゅるとすらなかない厚ぼったいおなかをかかえながら、せまいいすみつこでころがつている。
どうんどうんと音が鳴る。太鼓のように何かがなっている。
降ってきたおほしさまは、彼には龍としてみえていた。
彼が諦めるに足る理由の為に。勇者王は今日もまた諦めを収集するために空を駆ける。
さあ、あなた達の末路を見せてほしい。あなた達の諦めを教えてほしい。
彼がまだあきらめていないものを諦めるために。彼の未練をただなくすために。
――――その未練を手放した時、それらを少しでも彼の慰めにするために。
彼が諦めるに足る理由の為に。勇者王は今日もまた諦めを収集するために空を駆ける。
最終更新:2022年12月04日 21:56