詰み


詰将棋

皆さんは詰将棋というと何手詰めくらい解けるでしょうか?一応このページは初心者向けということなので普通は1手、多くても5手がせいぜいではないでしょうか。強くなるためには詰将棋を解けと言う人がよくいます。これは間違いありません。正しいです。詰将棋の効能としては
1、詰みを見つけるのが早くなる。
2、中終盤にかけて勝手読みをしなくなる
3、寄せの感覚そのものを養うことになる
などなど様々な利点があります。これを利用しない手はありません。終盤力を鍛えたいのなら詰将棋を解きましょう。ここからは私の意見になりますが、個人的には3手詰めから始めるのがいいと思います。3手がどうしても難しいという人は1手詰めで構いません。3手詰めの将棋を始めようと言う人にお勧めなのは「3手詰めハンドブック」という本です。黄色い表紙と青い表紙がありますがどっちも似たり寄ったりなので好きな方を買いましょう。2冊とも買ってもいいでしょう。詰将棋は解けば解くほど実力が伸びますから。この本には1冊の中に200問3手詰め問題が載せられています。基本的な詰みの形も扱っているので、初めて詰将棋を解くという人にももってこいです。この本の問題は1問あたり10秒くらいで解けるようになるまで繰り返し解きましょう。最初は解けるまで5分かかったりもしますが、3手詰めの場合は3分考えてもわからなかったら回答を見てしまいましょう。
そうして詰みの形を頭に刷り込んでいきます。

ペース配分

詰将棋を解くペースですが1日に4問は解きましょう。というより解くペースは人それぞれ学校や仕事などあったりするので自分に合ったペースで解きましょう。絶対に守ってほしいのは毎日必ず詰将棋を解くということです。一度に100問解いてもその後全く解かなかったら当然終盤力は伸びません。一気に解くよりは毎日コツコツと解くのが重要なのです。この毎日の積み重ねが終盤のセンスに磨きをかけていくのです。

3手詰めハンドブックをマスターした後

この本が終わったという人は、後は自分の好きに詰将棋の本を買って解いてください。姉妹編の5手詰めハンドブックでも構いません。ただしここで気をつけてほしいことがあります。それは実戦型の詰将棋を解くということです。詰将棋には実戦型とそうでないものがあります。実戦型というのは3手詰めハンドブックのように実戦で現れそうな局面の詰将棋のことです。それ以外のどう見ても実戦に現れそうもない局面の詰将棋(芸術型という)は解いても実力につながりにくいのです。詰将棋の本を買う時にはこの点に注意してください。もちろん趣味として解くというのであれば芸術型でも構いません。しかし強くなるために解くのであれば実戦型にしましょう。

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最終更新:2009年05月05日 17:36