櫛故救世

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dangerousss

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櫛故救世(くしゆえ ぐせ)

設定

何でも屋「封鈴花惨」の一人
茶色のショートカットに黒い瞳の背の低い少女。中身の無い鳴らない鈴を常に腰につけている
足が速く、隠れるのが上手いため主に暗殺任務を担当している
主な獲物は小太刀。時と場合によって武器は代えるが、今回は小太刀しか持っていない
人見知りはせずに初対面の人とでも普通に話せるが、駆け引き・取引が苦手で交渉事では大体損をしてしまう
暗殺の仕事をよくする関係で人体の急所に関する知識は豊富。その応用で怪我の応急手当もそこそこできる
任務を完璧に、忠実にこなそうと一生懸命頑張るし能力も優秀なのだが、結構情に弱く暗殺の任務でも5回に3,4回は見逃したりする
その後、ほとんどの場合に仲間が尻拭いに走っていることを彼女は知らない
知ったとしても、彼女も仲間の尻拭いに走ることが多いので、お互いさまで終わるだろう

「身体スキル」:【隠れ身Lv.3】【足が速いLv.2】
「知的スキル」:【人体知識Lv.4】【対人交渉Lv.-2】
「固有スキル」:【鈴具輪久[魔]】【無音移動Lv.4】
「オプション」:【中身の無い鈴Lv.1】【小太刀Lv.2】

魔人能力『鈴具輪久』

任意の場所で鈴の音を鳴らすだけの能力
隠れたりする際以外は、この能力を使って自分の鳴らない鈴を鳴らして、鈴が鳴るように見せかけている

プロローグ

「有限会社ユキノイベント……ってなんですか?」
物が多く散らかっているが狭さを感じさせないほどに広い、とある部屋の中で救世はいつものように人生から今度の仕事についての説明を受けていた
「結昨日家は知っているだろう、仕事を受けたり逆に仕事を頼んだりしているからな。そこがまた新しく作った会社らしい」
「それは知っていますが、今度はどんな会社なんですか」
「その名の通りイベント事業……つまりイベントを開く会社だな。で、そこが今度開くイベントに協力してほしい。っていうのが今回の依頼だ」
言って、人生は机の下から資料を取りだして救世に渡した。
「えーと、SNOW-SNOWトーナメントオブ女神オブトーナメント~「第一回結昨日の使いやあらへんで!チキチキ 秋の大トーナメント」~ ですか」
「そうだ。まぁ簡単にいえば格闘大会というか殺し合いの大会だな。人数少なかった時のためにサクラとしてでてくれない?というのが正確な依頼内容だ」
資料をぱらぱらと見てみる。どうやら結構な規模の大会を計画しているらしいが、出来たばかりの会社のイベントでここまでの人間が集まるかは怪しいところだった。
「なるほど。それでサクラということは適当なところでわざと負ければいいんですか?」
「いや、サクラとはいえ普通に参加者扱いされるからな。優勝すれば賞金はくれるらしい……というか、優勝しないと依頼料は無しだ」
「…………はっ?」
人生からの信じられない言葉に救世は思わず疑問符を漏らしてしまった。
「……いや、大変言いにくいことなんだがな……今回の依頼料は0だ」
「……どういうことですか?」
微妙な空気が二人の間に流れた。
「……この間の任務で平和が暴れただろ?しかもビルいくつか破壊するレベルで」
「暴れましたね。あの尻拭いは大変でした」
「それでな、壊したビルの一つに結昨日家関連の会社の本社が入っていたんだよ」
「……そうだったんですか」
「ああ、そうだったんだよ。それでなんとか隠そうとしたんだけど、あの規模の破壊を完全に隠ぺいするのは無理でな、犯人が平和だと結昨日家にばれてな」
はぁ。と一旦ため息をついてから続ける。
「それで、ビルを弁償するか仕事を一回無料で受けるか選べ、と脅されたわけだ。もちろん正面から脅された訳じゃなくてそれとなくそう要求された訳だが」
「なるほど……」
と救世は一旦納得したようにうなずくと、
「なら私じゃなくて平和にいかせてくださいよ!私よりもあいつのほうが戦闘能力高いですし適任じゃないですか!なんで私なんですか!?さすがの私もただ働きはいやですよ!?」
と一気にまくしたてた。
「いや……お前のいうことは確かにその通りなんだが……平和にはすでに別の仕事を頼んでいてな。それにあいつの能力ってあまり晒したくないだろ?応用力ないから」
「私の能力も一対一には向きませんよ!だったら……あそこで暇そうに寝ているこいしちゃんにでも!!」
横のソファーで横になって眠っている少女を指さしながら叫ぶ。結構騒いでいるが、どうやら起きる気配はなさそうだ。
「彼女は 私たちの中では最強ですし、きっと簡単に優勝だってできますよ!」
「おいおい、それは一番ダメだろ。あれはお前たち「封鈴花惨」の……いや、俺たち『封鈴花院惨磊』の最終兵器だぞ。こんな人目につく大会に出せるわけないだろ」
「うー。ですけど……」
「落ち着けって。これだけで結昨日家に対して借りがなくなるんだ。それに完全なただ働きでもない。優勝できれば1000万もらえるんだぞ、借りをなくすついでと考えれば中々割がいい仕事だろ」
「……そうですね。そう思うことにしておきます」
無理矢理納得したように救世はうなずいた。
「分かりました。そのトーナメントに参加しますよ……」
「……すまんな。頑張ってくれ。一応死ななければ回復してくれるらしいし、危険度は低いぞ」
こうして、櫛故救世の参戦が決まったのだった。
なんか大会に対するモチベーションが高いような低いような微妙な状態だが、きっとプロだから本番には全力で臨んでくれるだろう……たぶん



  • 登場キャラクター説明

キャラクター名:江鶸 平和(えひわ ひらかず)
性別:男
キャラクター設定:
何でも屋「封鈴花惨」の一人
詳細不明。広範囲を破壊出来る能力を持っているらしい

ライフ:4 精神力:2
成功要素
「身体スキル」:【????Lv.5】【????Lv.1】
「知的スキル」:【????Lv.2】【????Lv.-2】
「固有スキル」:【????[魔]】【????Lv.4】
「オプション」:【????Lv.3】【????Lv.1】


キャラクター名:虹瀬 人生(にじせ ひとなり)
性別:男
キャラクター設定:
何でも屋「封鈴花惨」の真の姿、『封鈴花院惨磊』の一人にして、実質的なリーダー
適当に伸ばしたぼさぼさの黒髪の男
引きこもりで部屋から出た所をみられたことがない
だが、ネットの普及と向上によって別に部屋から出なくても依頼は受けられるし、情報も集められるから問題ない。と言い張っている

ライフ:2 精神力:4
成功要素
「身体スキル」:【手先がそこそこ器用Lv.1】【引きこもりLv.-2】
「知的スキル」:【交渉術Lv.5】【指揮力Lv.3】
「固有スキル」:【????[魔]】【情報収集Lv.4】
「オプション」:【ノートPCLv.3】【散らかった部屋Lv.5】


キャラクター名:御北 こいし(ごほく こいし)
性別:女
キャラクター設定:
何でも屋「封鈴花惨」の真の姿、『封鈴花院惨磊』の切り札にして鬼札
基本的に本部の部屋で寝ているか一人で遊んでいる
『封鈴花院惨磊』の中で最強らしいが、能力の詳細は不明
見た目は普通の少女というか、10歳前後の幼女。灰色の髪は人生が適当に切っているのでぼさぼさ。けど本人は気にせず気に入っている様子

ライフ:3 精神力:3
成功要素
「身体スキル」:【幼女Lv.3】【耐久力Lv.4】
「知的スキル」:【無邪気Lv.3】【幼さLv.-2】
「固有スキル」:【????[魔]】【????Lv.5】
「オプション」:【花飾りの付いた帽子Lv.1】【????Lv.4】


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