貴方のギルド脱退理由@ウィキ

7-392

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dattai

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7-392


392 :長文にて失礼 1/2 [sage]:05/04/10(日) 10:20 ID:uqcori+q
完全に初心者だった自分が、そのギルドに加入したのは1年前。
奇しくも、最後のG狩りは、その時と同じ桜の季節になった。

ここ最近、月1のG集会がある度に、その参加者が1人ずつ減っている。
登録者数の減少でもない。低接続Gだからでもない。
本当の理由には、ずっと前から気が付いていた。
ギルマスが、あまりに周囲を見ない人だからだ。

ギルマスにwis拒否包囲網ができた。立ち入り禁止区域もできた。
みんなは長い冬眠をはじめた。

それでも、私はギルマスにヒールを続けた。
ヒールしかできない、アコだったから。

それでもやっぱり、限界はきた。
先月の集会参加者は3人。ギルマスの相方の人が居た。
今月は2人。花見に行った。
来月は、たぶん1人だろう。

脱退理由:/

言いたいことは、あった。だけど、それが書けなかった。

393 :2/2 [sage]:05/04/10(日) 10:22 ID:uqcori+q
脱退を告げるメール文を考えるうちに、自分は、そのGの行く末を考えだした。
自分が抜けると、支援のできる人は居なくなる。
自分の代わりの入会者や、冬眠中の人たちはどうなってしまうのだろうか。

次に自分は、熱くなる額を冷ましつつ、ギルマスにあてて手紙を書きだした。
ギルマスの欠点を冷静に分析し、改めるべき点をやわらかく示す。
その処方箋が、自分にできる、ギルマスへの最後のヒールだと思って。

だけど、そこには確かに、透明な毒も入っていた。
心のどこかで、仕返しをしたい、傷つけたいという気持ちがあったのだろう。
処方箋というのが、ただの口実になりかけていた。


・・・そんな矢先。ギルド外で知り合ったプリさんが、wisで声をかけてきた。
なかなか転職できない自分を、手伝ってくれていた人だ。
今日は、休止中と言っていた方の垢を使って会いにきた。

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。

自分は、書きかけの脱退理由を、全て書き換えることにした。
 脱退理由:一緒に居たい人ができました


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