愛称:アーシェ
種族:ナイトメア 年齢:19 性別:女 穢れ値:1
外見:157センチ、黒髪に紫のツートンの髪、ダークパープルの瞳、深紅の首輪を付けている。
スフィアの従者。詳しい事は下にて・・・。
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生まれて間もなく孤児院で育てられ、やがて冒険者となる。
差別など一切無い冒険者の中で彼女は仲間達と共に生きていた。
しかし、蛮族討伐の依頼で赤髪のドレイク率いる蛮族の軍勢に仲間を目の前で殺される。
殺意の目を向ける彼女に対し赤髪のドレイクは口元に笑みを浮かべながらこう言ったのだ。
「貴様を我が所有物とする」。
こうして赤髪のドレイク、スフィアの気まぐれにより彼女は専属の侍女となる。スフィアを殺せるチャンスは沢山あった。
しかしそれを見越したかのように彼女の暗殺は意図も容易く見破られその度に監禁と折檻を受ける事もあった。
彼の部下達は口をそろえて彼女を処分すべきだと言うが、
「俺の所有物だ。捨てるか否かは俺が決める」。
そうして彼女は殺されることなく、スフィアは常に彼女を手元に置き続けた。。
いつしか彼女の中で彼の殺害が諦めが現れ始め、己の生きる意味が仲間の仇討ちから別のものへと変わりつつあった・・・。
そんな時折、過ぎた忠誠心を持つ一族の家来が彼女をいずれ毒となるとみなし殺そうとするが、そこにが割って入り彼の腕を切り落とした。
それが切っ掛けとなりスフィアは他の一族に追い込まれる事になった。
スフィアは己の追放を予見し、彼女を秘密の通路から逃げるよう言い渡す。
彼女は疑問を投げかけた。
「何故逃がす。何故物に対しそこまでするのだ」。
スフィアはあの時と同じ笑みを浮かべる。
「我が所有物なら勝手に戻ってくる」。
その言葉に返答をせず、彼女は通路を抜けると、そこは人族の領域にほど近い森の中であった。
その後隠れるように人族の町で暮らしていると、ある情報が入る。
「赤髪のドレイクが『竜の篭』の冒険者になった」と。
「所有物は勝手に戻ってくる」。
その言葉を思い出した彼女は、まるで何かの呪縛の如く、自嘲と使命に入り交じった感情で『竜の篭』へと歩を進める。
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最終更新:2012年09月05日 18:39