愛称:ロルフ
称号:"原罪祓い"
種族:ナイトメア 年齢:19 性別:男 穢れ値:1
外見:
臙脂色の瞳に、ぼさぼさの茶色い髪の若者。身長168cmくらい。
異貌化した際の姿は、左右の側頭部から山羊めいた巻角が前に伸びる感じ。
痣は左手の手首のあたりに、アルファベットのHを少し崩した感じのものがある。
ちょっと古臭い感じのテンガロンハットを目深に被り、使い古されたポンチョを着ている。
ポンチョの下に妖精銀の帷子(イスカイアの魔動鎧相当)を着て、腰の左右にそれぞれ剣を携行している。
フェイダン地方、アイヤールの白峰領に存在する雪山の一つで生まれ育つ。
物心がついた頃には雪山の奥で、あるスカディによって育てられていた。
人間生まれのナイトメアであるため、おそらく捨て子だったのだと思われる。
ロルフは彼女を母と慕い、スカディも我が子のようにロルフを育てた。
彼女いわく、「お主には英雄の素質がある。」とのこと。
唯一の問題は、彼女が物事を教えるのがシャレにならないレベルで下手だったということである。
それでも、優れた妖精である母の薫陶の結果、戦士と妖精使いとしてのある程度の能力を得る。
自身の物事を教える才能に限界を感じた母は、ロルフが18歳を迎えると旅に出ることを命じた。
外の世界にならば、ロルフの才能をもっと伸ばす場所があるだろう、そう信じて。
かつて彼女が唯一愛した男の残した品である帽子とポンチョを託し、彼を送り出した。
ロルフもまた、母に幾度と無く言われた、"英雄"になることを志す。
妖精に育てられたため、魔動機?なにそれ美味しいの?といった感じの世間知らず。
自称旅の武芸者、もしくは風来坊。世間知らずのくせにそういう言葉は知ってる。母上の教育の賜物である。
多分腹ペコ属性あり。基本的に俗っぽい性格である。
あまり自分以外の同族を見たことがなく、また自分がナイトメアだということもいまいちわかってない。
→色々あって、"ナイトメア"という種族に生まれることの意味を知った・・・・・気がする。
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その後の軌跡 |
同期のユーリ(PL:あおいきつねさん)とは協働回数が多く、特に仲がいい。
[4/20
古き因習(冬さん卓)]にて、目の前でナイトメアの赤子が生まれた直後に殺されるのを見る。
"忌み子"としてのナイトメアの扱いを見て、自分も、そうなる可能性があったという事実を認識することになる。
「生まれたこと自体が罪のやつなんて、居ないよな?」その答えを探すことを決めた。
[5/3]
ついに両手利きへの矯正に成功。
多くの不運(1ゾロ)を引き起こした愛刀を厄払いのために質に入れた。
なんか結構な額で売れたことに恐怖を感じずにはいられない。
また同時に、新たに幾つかの武器を確保することとなる。
前の剣よりも少し軽い剣を2本と、単独でも武器として扱えるように作られた鞘を購入。
あと貯金を切り崩して、古物商からいかにも"それっぽい鎧"を購入。
なんか英雄っぽくなった、とテンションが上がるロルフであった。
[5/13]
ナイトメアの同胞、キャリー(PL:aruさん)へと告白。
彼女を絶対に裏切らないことを約束した。
[6/16]
"万能の天秤の翻る先に"にて。
自身の母に纏わる因縁に苦悩しながらも、仲間の協力もあって無事その因縁を払うことに成功する。
また、自身の新たな得物にケントニス・ゲルプ(叡智の黄)、クリンゲ・シャルラハロート(刃の緋)とそれぞれ名付ける。
[6/30]
母から教えられた槍術と、先輩から教えてもらった剣術。二つを組み合わせ戦い方をするようになる。
それを母に手紙で話すと、しばらくして母からある荷物が届く。
小包の中には、二本の片手剣が収まっていた。
それには、"ブロッケン・ペンタグラム"と銘が彫られていた。
"あの男の残してた物だ。使いたければ使うといい"という手紙とともに。
[7/10]
人を食らう獣(GM:梟さん)にて。
魔神に生贄を捧げることで栄え、成り立っていた村に向かう。
魔神の正体を探るために森の中の調査を行い、村の行なっていた事を知る。
その際、ドレッドバールを撃破するも、結果として村人の多くが制御を失った魔神に襲われる。
ある種当然とはいえ目の前でその報いを受けたことに、ショックを受ける。
[7/19]
カミサマになれません(GM:syannさん)にて
生まれたことそのものを罪とする、イキガミの教えに、非常に強い反感を持つ。
また、生贄にされそうになっていた少女を救うため、真正面からその教えに立ち向かった。
結果、"あの時"とは違い、少女を助けることが出来た。
これで、少しは前に進めただろうか?
[7/22]
帽子のつばの付け根に新たに一つの、大きめの鈴を結わえ付ける。
七色に部分ごとの染め上げられた鈴であり、妖精との共鳴能力を高めるのだとか。
割と気に入ったため、"七色の鈴"と名づけたり。
[9/15]
誕生日を、知り合いの数人に祝ってもらい、プレゼントを貰う。
そしてその晩、師匠であるアヴァンと、全力での一騎打ちに挑む。
十全たる準備と、行ってくるであろう行動に対して予測を立て、その多くを当てた状態での戦闘に持ち込む。
しかし、冒険者としての積み上げた、"純然たる練度"の差によって惜敗。
倒れる最後の瞬間まで、剣だけは手放さなかった。
その後、意識を取り戻してから。
恋人と、従者の前でだけ、悔し涙を見せた。
[12/2]
「3英雄の英雄譚.....」(GM:syannさん)にて
ある伝説的な英雄が、伝説に伝えられたあとで記したという本を再現した迷宮に潜る。
その際、英雄となったことで、英雄として縛られ、絶望した一人の男の後悔をみることとなる。
その姿に、どうにもならないやるせなさと、同時に強い怒りを感じた。
"英雄になることなど、無意味だ"。"なったところで、大層な名を押し付けられ、利用されて死ぬだけだ"。
その言葉を、真正面から否定した。
お前達が取りこぼしたものも、救い上げれるようになってやる。
そう、"先輩"に対して、真正面から吠えた。
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ちょっとした裏話 |
今からおよそ18年ほど前の、アイヤール白峰領。
真冬の雪山に捨てられ、寒さによって急速にその生命を失いつつあった赤子を、一人のスカディが見つける。
その赤子は"忌み子"であり、"穢れた子"であった。彼女は一度、彼をそのまま置いていこうとした。
赤子は"穢れた存在"で、自分は妖精。その上、かつて愛した男を看取ることすら出来なかった女だ。
せめて……引導は私が。そう決め、その首へと手を伸ばした時。
産着の隙間、腕から見える"アルファベットのHを少し崩したような"痣をみて、彼女はふとその手を止める。
かつて彼女がまだ、"英雄"を探していた頃に出会った男から、教えてもらった文字の一つとその痣は偶然にも一致していた。
その文字が示すのは"嵐"。予知できない、避けることの出来ない不運、宿命を意味する。
"この子は、きっと苦難の生を歩むだろう。……あの男のように"彼女はそう、なんとなく確信した。
スカディとしての性か、それとも妖精ゆえの気まぐれか、あるいは、その赤子にかつて愛した男の幻影を見たか。
彼女は赤子、後にロルフと名付けられるナイトメアを自身の住処へと連れてかえり、育てることを選んだ。
"艱難辛苦の果てにこそ、英雄は在る"それは彼女が幾星霜、数えることすら放棄した生の中で得た結論である。
かつて彼女が恋焦がれた男も、そうして苦難の果てで姿を消した。
ある種利己的ともとれる願いとともに、彼女はその赤子を育て、英雄にすることを決めた。
"我が子に願うべきは幸いなのかもしれない。しかし、私は息子に苦難を願わずにはいられない。"
"なぜなら、我が愛する息子がその苦難を打ち砕き、英雄となると私は信じているからだ"
そう彼女は、山を降りていく息子の背を見て呟いた。
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英雄観メモ |
※ロルフに大きな影響を与えたなーってセリフをまとめてるだけです(’’
"何かを為さなければ、英雄ではいられない?"
"ロルフは。そんなことしないよね?自分が悪役になってでも・・・何かを守ろうとしたり・・・しないよね?"
"ふむふむ、ではこの場合のキャリーに対する誠意、とは?"
→"・・・・裏切らないこと、それに・・・ちゃんと、辛い時には頼ること、だ"
"概ね正解です。追加で言えば、ちゃんと『英雄と呼ばれる存在になること』も含まれますね。キャリーは英雄になりたいあなたを支えたい、と思っているのですから"
"願わくば、40年以内になって欲しいものです。それ以上かかると少し大変になりますから"少し寂しそうな顔で
"あっはっは、英雄なんてのは千差万別だよ"
"お腹を空かせて動けなくなった人に、温かい食事を用意してあげる……それだけでも、その人にとっては英雄になり得るだろうしね"
"自分を救ってくれたヒーローじゃないか。英雄と呼んでも良いはずだよ?"
"結局、俺ができることってさ、俺の手が届く範囲でしか、出来ないんだってさ"
"でもさ、俺は出来ないからって、それを諦めたくもない"
"だからさ、少しずつでも・・・いくら時間がかかってもさ、俺は……手の届く範囲を、広げていきたいって思うんだ"
"きっとそれがさ・・・俺の"なりたい英雄"だって、思うんだ"
"あんた一人で、何かが出来るなんて、思いあがりだ!"
"自分一人で、どうにも出来なくて、でも、どうしてもしたいことがあるってなら!"
"助けを求めればよかっただろうが"
"お前は……裏切ったんだよ! 自分を! 自分ではどうにも出来ないって、諦めただけなんだよ!!"
"あんたを支えてくれた誰かにだって、きっと助けてくれる奴はいただろうさ!"
"あんたは、自分と、自分を信じてくれた人を……裏切ったんだ"
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英雄観メモその2 |
"『誰か』が英雄になれるのなら、『誰も』が英雄になれるはずだ"
"きっと、誰だって、ほんの少し、優しくなれば……"英雄に"、なれるんだって"
"だから、きっと、皆が英雄になれれば、今よりもずっと"いい"世界が、待ってると思うんです"
"俺は、その世界を、見てみたいんです"
"俺は、そんな優しい世界が出来上がるように、そのために、これからも、冒険者を……やっていきたいなって"
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比較的常識的な性格・・・のはず。知識が割と欠如気味のため、ポンチなことを言ったりするかも。
修行、というか強くなることを目的としているため、割と好戦的なところがあり。
英雄になるという目的を最大に掲げつつも、それそれ以外のことにも目を向けたりしてる。
割と単純な性格で、控えめに言ってアホの類のような言動をすることがある。
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その後の変化 |
紆余曲折あって、自信の"なりたい英雄"を定めた。
理不尽な力に虐げられる誰かを助けるために。
今は手が届かなくとも、いつかは届くように。
手を伸ばそうとすることだけは、絶対に諦めない。
自分が信じ、頼る仲間と。自分を信じ、道を応援する誰かのために。
"誰かが英雄になれるのなら、誰だって英雄になれるはず"
ならば、誰もが英雄になれるような、優しい世界になるように努力しよう。
そうも決めた。
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キャリー(PL:aruさん)
「キャリー、俺はお前を守る……絶対にな」
ナイトメアのウィザード。
同胞で、自分を信じてくれた人で、恋人。
あるとき行き詰まってた自分を励まして、一緒に頑張ろうって言ってくれた人。
英雄になるってことの意味を改めて認識して、再起するきっかけをくれた。
色々あって、彼女に抱いてる思いを告げた。
自分は彼女のことが好きだと告げ、彼女からも好きだと言われ、ずっと一緒にいることを約束した。
英雄になって彼女の思いに報いることが、彼にとっての最大の目標である。
ミツキ(PL:黒鷹さん)
「お前が、俺の従者で居てくれてよかった」
ルーンフォークの軽戦士でメイド。
割と言動に振り回されることも多いけど、色々と助けてもらってる。
両手利きへの矯正を手伝ってくれた人その2。
(・ω・)って顔でからかわれることもあるが、色々と感謝してる。
最近、キャリーとの関係についてもアドバイスを貰ったり、励まされたりした。
キャリーとは違った意味で、大事な存在である。
いつの間にやら自分の従者になって、自分を支えてくれると約束してくれた。
→依頼の中で、一度手に掛けることとなった。
→その感触を、ずっと背負うと約束した。
ユーリ(PL:あおいきつねさん)
「おーいユーリ!飯食いに行こうぜ!あ、じゃんけん負けた方の奢りな!」
人間の魔動機術士。
同期で、協働回数も多い仲間、というか相棒。
多分不幸仲間でもある。
酒場で駄弁ったり、一緒に食事を食べに行ったり鍛錬したり。
年も結構近いため、行動を共にしてることが多い。
両手利きへの矯正を手伝ってくれた人その1。
あと、色々相談に乗ってもらったり。仲のいいメンツの中での常識人枠。
自分の背中を預けるならば、ユーリに預けたい。そう思ってたり。
ロイド(PL:aruさん)
「一勝一敗、次は俺が勝つ。……待ってろよ?」
エルフの二刀剣士。
割と同期で、お互いに戦い方が結構近い。
なんだかんだで、初めて異貌化を見せた仲間の一人だったり。
お互いに切磋琢磨しあうライバル……のような関係であり、ある賭けをしている。
負けた方は勝った方に食事を奢る、と。
なお敗者は一緒にウィンディにも奢ることになる仕様。
なお現在一勝一敗の模様。
アリエル(PL:かにみそさん)
「魔法の支援、頼むぜ。お前にもリチュアにも、頼ってるからさ」
エルフの妖精使い。
初期の頃から割と協働経験がある。
同期の中では唯一の妖精使いであるため、なんだかんだで世話を焼こうとして……むしろ情けない所を見せてばかりな気がする。
実家に戻った際の騒動において、力を貸してくれたことに強く感謝している。
とはいえ、彼女の兄を師として鍛錬に励んでいるのもあり、彼女の力になりたいと思っている。
最近誕生日会があり、祝えたのが割と素直に嬉しかったり。
これからも彼女の世話を焼けるときは焼きたいなぁ、と考えていたり。
アヴァン(PL:かにみそさん)
「アヴァンさん。次は、負けませんから」
エルフの魔法剣士。
幾度か協働経験のあるエルフの妖精使い、アリエルの兄であり、ロルフの憧れる先輩の一人。
最近酒場で偶然会い、その時以降鍛錬に付き合ってもらってる。
武器の扱い自体がそれほど上手いわけではないロルフにとって、とても勉強になっているとか。
鍛錬は基本口頭であり、いわゆる武器の扱いや体の運び方がメインだとか。
最近、実際に武器を用いての鍛錬も行い、より進んだコツを教えてもらうように。
現在のロルフに取っての最大の目標である。
→全力での一騎打ちに付き合ってもらい、長期戦の末、打ち負かされる。
しかし、その実力を認めてもらったことが誇らしい。
また、所信表明を聞いてもらった。
ウィンディ(PL:かにみそさん)
「出世払いかぁ………ああ、約束するさ。」
人間のルロウド神官。
何度か依頼で協働したことのある、同期……ではないが、割と世話になっている。
食事と称して草を食べてる姿を見ると、ついご飯を奢ってしまう。
最近久々に会った時、食事をおごる代わりに色々聞いてもらった。
"今の自分"の目標や、"英雄"について。
そのあとで、風来神ルロウドの教義について教えてもらったり。祝福してもらったり。
祝福の礼は"出世払い"であるそうだ。
ウィンディには冗談さ、と言われたものの、やはり貰いっぱなしは性に合わないので、何か返すと約束する。
また、英雄になったら、頼まれごとをするとも約束した。出世払いの模様。
メノウ(PL:タキンさん)
「次は最初から、助けてくれって言ってくれよ?今度も助けに行くからさ」
「………あ、でもその前に、殴ったのとか謝らせてぇ!」
ナイトメアのソーサラー。
幾度か酒場で話したあとで、依頼で同行することが増えた仲間。
人当たりがよく、頼もしい魔法の使い手である。
また、多少、自分が"まとまった"英雄観を持ってから、それを話した最初の人。
彼女との会話の中で"甘ったれるな"と、声を荒らげた自分に、ある種の驚きを感じた。
未だに少し、声を荒らげてしまったことを気にしている。
あと、依頼でビンタしたことも謝りたいと思ってる。
謝りっぱなしである。
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プレイヤー:Haze
最終更新:2014年02月09日 02:32