MoM開発日誌“ルーンキーパーのレベル50からの成長！” - decoboco-wiki

「モリアの坑道」：開発日誌“ルーンキーパーのレベル50からの成長！”

戻る

　ルーンキーパーの３つの特性セットは、ルーンキーパーのゲームプレイを強化し（即時ダメージ、誘発ダメージ、癒し）、その魅力であるハイブリッド性をより一層引き立てるような、実にストレートな設計となりました。各特性セットの最初のボーナスはセットとは反対側の調律にある時に役立つもので、三番目はどの調律においても有益なものです（詳細は以下）。また各セットに追加されたいくつかの特性は、ダメージか癒しのいずれかの有用性を高めるもので、実験的なルーンキーパーに柔軟性を与えることを企図しています。

　■　特性セット

　１．孤独な雷光

　「ルーンキーパーは孤独の中で、荒天の力をより苛烈に解き放つ」

　この特性セットの主要な効果は、「嵐の憤激」と「冬の寒気」スキルへの修正です。これらは鋭いダメージや、敵に苦しめられている最中に素早く使える能力、若干のデバフ、そしてランダムなチャンスの提供に主軸を置いています。主にソロプレイヤー向けに調整されており（とはいえ素早く爆発的なダメージを与える能力はグループ中でも役に立ちますが）、ルーンキーパーの貧弱な無力化能力をより使い勝手の良いものにしてくれます。

　・セットの中の特性：

　二つの特性が「嵐の憤激」のスキルに、ダメージを増加するデバフを追加します。別の特性はこれらのデバフを除去して追加ダメージを与えるよう、【勇壮な結論】を強化します。その他の特性は【衝触】や【凍辞法】といった生き残るためのスキルを強化します。

　・特性セットボーナス：

　ルーンキーパーの各特性セットは、すべての調律レベルでスキルを利用できるようにするところから始まっています。「孤独な雷光」は戦闘の開始時や新たな敵への対処に役立つ素晴らしいスキル【凍辞法】を利用できるようにします。通常これは戦闘調律のみで使えますが、この特性セットは治癒調律でも使えるようにしてくれます。

　それぞれの特性セットの第三のボーナスには、両方の調律を結び付ける効果があります。「孤独な雷光」はルーンキーパーが安定調律から離れていくごとに、すべてのスキル（ダメージも治癒も）のクリティカル強度にボーナスを与えます。これはこの特性セットを入れたルーンキーパーが、戦闘中に治癒に転じなければならなくなった場合でも、いくらかのボーナス（特に治癒クリティカルの増加）を得られるということです。

　・頂点のスキル：鮮明想起

　「嵐の激怒」のスキルは、すべて単一目標への攻撃ですが、【鮮明想起】は違います。この長い待機時間のスキルは、ルーンキーパーに隣接した複数の敵に、死を想起させ衝撃を与えます。これは【衝触】と似た、短いランダムな持続時間の放心を与えます。

　・頂点の伝説特性：完全想起

　特性セットの最後が収められると、【鮮明想起】は完全なものに強化できるようになります。このスキルはさらなるダメージを与え、より頻繁に使えるようになるだけでなく、放心の持続時間を二倍にします。このスキルは厄介な状況から逃れる、もしくは複数の敵に対し一度にダメージを与えるための強力な道具となるでしょう。

　２．浄化の炎

　「味方の守りがあれば、ルーンキーパーは白熱した炎を自在に喚起できる」

　ルーンキーパーが誰にも邪魔されることなく、目標に火のスキルを駆使できる時、そこには莫大なダメージがもたらされます。この特性セットは主に「炎の激怒」のスキルの力を増加し、また敵意を制御したり、弱体化したりといった選択肢を与えます。

　・セットの中の特性：

　炎のスキルが大好きなルーンキーパーにとって、とても刺激的な特性のひとつが、「怒りの物語」です。「炎の激怒」のスキルが使われるたび、ルーンキーパーへのバフが強化され、火のスキルがより熱く燃えるようになります。他の有益な特性は【猛火の嗤い】の発動時間を減少したり、【自発性】を気力消費減少効果にしたりします。【冷気の一筆】で【火の一筆】の効果を維持できる特性「霜焼き」もあります。

　・特性セットボーナス：

　「孤独な雷光」のように、「浄化の炎」の最初のセットボーナスは、すべての調律レベルでスキルを利用できるようにします。この場合、【猛火の嗤い】が治癒調律で使えるようになります。この働き者のダメージスキルは治癒調律に傾いたルーンキーパーに、治癒の合間に使える有用な攻撃能力をもたらします。
また安定調律から離れるに従って、すべてのスキルの気力消費が減少します。

　・頂点のスキル：散心の炎

　どこからともなく舞い上がる炎がルーンマスターの敵を包みます。あなたの敵はそれがどこから来たのか分からず、時間ごとに気をそらしてしまうことでしょう。このスキルは敵を燃やすことにより、その脅威を増加させるのではなく、減少させるのです。

　・頂点の伝説特性：欺心の炎

　「欺心の炎」は【散心の炎】をとてもストレートに強化したもので、より熱く燃え、脅威を大幅に減らします。待機時間は常用スキルに入れられるくらいにまで減少します。

　３．平和の祝福

　「仲間を助力するとき、ルーンキーパーは疲れを知らぬ執事となる」

　仲間を支えるルーンキーパーの能力は、この特性セットで強化されます。さまざまなバフが「優美なる言葉」のスキルに、またいくつかの「予言と先見」のスキルに与えられます。この系列は、仲間が倒れずにいる姿を見たいルーンキーパーのためのものです。

　・セットの中の特性：

　【健康の一筆】の持続時間が終わった際、解除される代わりに単純にステップを一つ下げることで、維持がより簡単になるよう修正する有益な特性があります。治癒の大黒柱である【繕いの詩歌】は、継続的な回復を行うスタイルに適した短時間の最大士気バフを得るようになります。

　・特性セットボーナス：

　「平和の祝福」は【復興のルーン】をすべての調律で使えるようにします。このスキルはルーンを地面に置いて近くにいる味方を癒すもので、ダメージスキルのローテーション時に大きな効果をもたらします。
加えてこの特性セットは、調律段階ごとに全スキルの脅威発生量を減らすという、すべてのルーンキーパーの能力において有益なボーナスを与えます。

　・頂点のスキル：栄光の予兆

　ルーンキーパーはきたるべき栄光を伝えることで、仲間たちの心を気高く保ちます。このバフを味方に与えると、彼らに使用されるすべての治療スキルの回復量が増加します。

　・頂点の伝説特性：驚嘆の予兆

　【栄光の予兆】の強化版は、ルーンキーパーの仲間全体に追加の治癒を与えます。待機時間も短縮され、グループの健康維持にとってすばらしいスキルとなるでしょう。

　■　強化されるスキル

　他のクラスのように、ルーンキーパーも高レベルで2つのスキルが強化されることに気付くでしょう。まず、【咄嗟の一言】がモンスターの使う厄介な「汚染」を解除するようになります。次に、【一蓮托生】がルーンキーパーにダメージに対する抵抗バフを与えます。これは仲間を守ろうとする時の助けとなるでしょう。

　■　クラスアイテム

　ルーンキーパーのクラスアイテムは、彼の相棒、ルーンかばんです。中身は羽根ペンや紙、のみ、インク、書きかけの論文、予備のルーン石の混合物で、ろくに整理もされず放り込まれています。このかばんはルーンキーパーの移動図書館のようなもので、その多くは彼のスキルを補助する文字が刺しゅうされています。

　ルーンキーパーの遠隔スロットは今のところ保留されています。これを使った追加要素の計画はありますが、初期のクラスパッケージには含まれないでしょう。

戻る

---