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LittleHero's

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LittleHero's

作者:レクスさん



1話

「セイギノミカタ」の続編にあたるSRC学園シナリオ。
イントロダクションの紹介、どこかで見たと思ったらもしかして私が書いた感想かしらん。
上倉くんの人柄や万屋という会社を興したリーゼアリアさん(かわいい)の事情にも触れられているけれど、 ふたりの関係については前作にくわしいので、プレイ済みだと得した気分になれます。
痴漢(ロリコン)に絡まれた中学生を助けた縁から万屋の仕事がはじまる第1話。
朝っぱらからロリコンが出没する街。なんて危険な場所だろうかSRC島。

戦闘になると、上倉くんの友人(というかリーゼさんファン)の尚文が強い!
それもあって全滅させた方が手っ取り早そうだったので敵を蹴散らしたのはよかったのだけど、 探し人のヌコさんが容赦ない強さ! 危なく詰むところだった。
1話目にしては厳しいなあ、と思ったらこれ修正前のバージョンでした。

ヌコさんを無事に前世(?)の姿に戻す万屋に、このシナリオの方向性が現れているのかも。
短編とシリーズものではまた雰囲気も違ってくると思うので、
その辺りも含めて楽しみにさせてもらいます。

(2012/02/26)



2話

仁村さんがきた! だもんがでた!
全力けなげな柊妹ちゃんとかコイバナ大好きリーゼさんとか恥じらい仁村さんとか、 このシナリオは私をどうしたいの!?(もげろ)
私個人の錯乱はともかく、仁村さんの恋を応援する真摯な態度、 告白まで段取りをする手際もあざやかで、意外と(失礼)優秀な組織だったのですね。
これは酷い騎士メッセージ(しかもバリエーションが並じゃない)や、 池野さんすっぱ抜けイベントといった細かい作りこみなど遊び心がニクい。
作者さんが楽しんでるのが感じられて素敵です。

(2012/03/21)



3話

風邪をひいた尚文くんを見舞う上倉くんとリーゼさん。
お、お前、もしかしてそうじゃないかと思ってはいたけど、すごくいい友人だな尚文少年。
今回は大小いくつかの「変化」が見られた回でした。
仁村さんの紹介で念願の経理担当、岸田さんが入社したこと。
彼女の加入で、ブレイクエースもまともな会社っぽくなりました(酷い)。
この世界線の仁村さんは彼(予定)氏と交際順調らしいこと。運命は残酷である。

そして1話目に登場したモブキャラが、大きな変化を遂げて再登場したこと。
しかもそれが今回の騒動の犯人であるいうオイシイ展開。
このおっさんがやたらと強くて、結構キビシイ戦いになりました。おのれ変態。
でもヴィーラさん、馬鹿でかいなんてはしたなくはないかしら。

(2012/03/28)



4話

自分の不甲斐なさと過去を悔やむ上倉くんにかけられた言葉「ヒーローはひとりだけじゃない」がブレイクエースが目指すヒーロー像を象徴しているように思えて印象的でした。
訓練の相手は仁村さんに……と思ったものの、柊妹にも会えるかもという下心から黛部長に師事。
カウンター属性という華やかかつ強力な技能を入手。これは今後に活きそうだ。
戦闘はボスのシールドを破壊してから攻めようとしたら詰んでしまったのだけど、やり直したらすんなり倒せた。
侵属性や直撃を使って一気に攻める方が早道だったか。
今回でストーリーはいち段落。当然のようにヒロインポジションを確保する柊妹抜け目ない。

(2012/05/12)



5話

祝・尚文くんブレイクエース入社。高校生社員って割と珍しい肩書き。
上倉くんとリーゼ社長が、別々の理由から同じ事件に関わる経緯は見ていて微笑ましかったです。
戦闘は天使 VS 天使(?)の対決。尚文のマップ攻撃がうなった。悪いがみんなの出番はないぜ。
ランク3あれば天使さんとふたりで分身を一掃できたのではないか。
そんなわけで、せっかく参加してくれた同級生ズが活躍できず。許して黛部長。
魔力、異世界、異種族など、シナリオ独自の要素がぼちぼち増えてきたので、もう少しキャラクターたちにリアクションを取らせてもいいかなと思った。説明ではなく、反応があっさりめだったので。

(2012/05/26)



プチリメイク1~5話

草食系セイギノミカタ主人公と仲間たちの活躍を描くSRC学園シナリオの改訂版。
主な変更点はシナリオの細かな台詞変更、戦闘・データ面の調整、用語辞典の追加とのこと。用語辞典は人物・用語の設定のほか、各話のあらすじ、BGMの参照もできるお得仕様。
旧版の最新話まで公開されたので、今回は再プレイを通じて思ったことを書いてみたいと思います。

ストーリーは毎回、主人公が所属する会社「万屋ブレイクエース」に持ち込まれる依頼を解決していくスタイル。
すぐに変更が分かったのは会話パートの場所表示追加、第1話アンさん関連のやりとりくらいで、あまり別物のように手をくわえられたわけではないようです。第1話のおっさんはこっそりなかったことにしてしまってもよかったかなあとか思ったのですが。3話でがっつり本筋に絡んでくるから存在ごと消滅は無理にしても。
また、あらためて見ると第5話はゲストキャラクターの描写が設定の説明に偏りすぎてしまった感が。この辺の取捨選択はむずかしいと思うのですが、依頼人の関係、天使や天界の説明ははずせないにしても、天狗の山の所在について推測するやりとりは話の流れ的にそれほど突っ込まなくても大丈夫だったと思うのです。

さあLittleHero'sといえばライトな雰囲気と裏腹に難易度高めの戦闘パート。初回プレイ時には毎回泣き言ばかりだった私ですが、第1話後半戦の開始前に体力が回復するように変更されたのをはじめ、各話バランス調整がされたおかげか、結構スムーズにクリアできました。
SRC標準のものとは違うシナリオ独自のSPが用意されているのも特徴で、各ユニットの性能に合わせて設定されたSPを使用することでかなり個性的な運用ができるのが面白いです。
それでもザコ敵相手に貴重なSPを消費して遊んでいられるほどには余裕はないのでした。

作者さんのブログでは次回以降についても触れられていますのでいつかまたブレイクエースの面々に会えますよう、と他人さまになにか言える立場にない私でした。

(2018/07/08)


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