文書通知法



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文書通知法 … ポスティング・チラシを配る方法


 音声通知法では、その場で音声を聞ける環境にある人、近づいてくる人などにしか、効果がありません。この音声が届かない人には、文書で直接伝える方法があります。ネット上に情報公開するというのもひとつの文書通知法ですが、これは加害者が自分でそのサイトへアクセスするよう誘導する必要があります。犯罪者が自分の犯罪行為を非難するサイトを、加害者に見るようにすすめるはずありません。被害者サイトの内容を確認しているような加害者は、あまりいないだろうと予想されます。

 加害者へ直接的に監視犯罪の被害や犯罪性・危険性を知らせるには、ネットよりも、文書によるポスティング・チラシ配布のほうが効果が期待できます。





文書通知法 … ポスティング・チラシの内容


 これもそれぞれの状況に応じて、効果が期待できそうなものを選ぶのが効果的でしょう。サンプルを公開しているサイトもありますが、自分で作成してもよいでしょう。オリンピック誘致の際のスピーチ方法に、論点を3つに絞るのが有効というのがあります。2020年の東京オリンピックもこの方法が採用されたそうです。チラシの内容も、伝えたいことを3つくらいに絞るのが有効ではないかと思います。

 被害者であれば、自分の知る情報をより多く伝えたいと思うことでしょう。しかし、大量の文字、チラシ一杯に書き込まれた文章というのは、それだけで読み手に歓迎されない面があります。多すぎる文字は、読者に、「読むのが面倒だ」、「時間がかかりそうだ」、などと悪いイメージを与えやすい側面があります。これを避けるため、スピーチのように論点を3つくらいに絞るというのは有効だろうと思います。特に半一般人の加害者は、被害者にそれほど強い興味を持っているわけでもありませんから、多すぎる情報を渡されても、あまり興味を持たない可能性があります。(2010/10/09)

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最終更新:2016年03月03日 18:02
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