青春冒険学園ダンゲロス・エピローグSS
フリスク「何人か来てないみたいだけど、時間だからそろそろ乾杯しようか?」
王蓮寺「その前にちょっといいかな?」
フリスク「どした、レンジ」
王蓮寺「僕達に勝利を与えてくれたフジパン(アダ名)のために、みんなでお祈りをしよう」
フリスク「そうか…そうだったな」
王蓮寺「彼女が大好きだったチョココロネとメロンパン、買ってきたんだ」
宮澤「山崎先輩…」
風楽祇「君がいなくなってしまったら、残った僕はどうすればいい?グスッ」
フリスク「じゃあみんな、黙祷」
チヨ(スッ…サッサッ)(蹲踞の姿勢から揉み手)
ドドドドドド
パァーーン!!(拍手)
ドドドドドド
錆(ニュルニュル…)
ドドドドドド
ドガジャガス(ヂュゥゥゥウウウ…)
ドドドドドド
ガラッ!!!
山崎「パンゲットォォォォ!!!」ズザァァァァァ
全員「「「山フ崎ジ先パ輩ン!!!」」」
山崎「あれ?どしたの?みんな」
王蓮寺「い、い、い、生きていたのかい!?」
山崎「当たり前っしょ、そこにパンがあるかぎり、私は死なないってね!」
【青春冒険学園ダンゲロス・エピローグSS】
フリスク「フジパンも来たことだし、今度こそ全員揃ったな?」
J「雪椿さんが…来てねっす」
王蓮寺「ほっときゃそのうち来るっしょ。それより、まだジュース注がれてない女の子は居ないかな?」
イケメン野郎「それじゃあ最初はMVPの発表と行こうか(もちろん僕に決っているよね)」←スタメン落ち
マジデ「あいよ~、MVPは~」
王蓮寺(俺俺俺俺…)←スタメン落ち
マジデ「神様!」
神「フハハハハッ!当然だ!」
マジデ「え~MVPには~雪椿くんからプレゼント」
神「それで遅れておるのか、苦しゅうないぞ(あの金持ち小僧か、これは期待できるっ)」
ガチャッ
雪椿「遅れてすまない」
神「おお!待っておったぞ」
雪椿「リムジンで電器店に行っててね」
神「渋滞でもしておったか?」
雪椿「いや、ガソリンが入ってないから動かなくて、押して行ったから時間がかかった」
神「押す必要有ったのか!?置いていって良くない!?」
雪椿「荷物を入れるつもりだったから…行きは下りだったからそう辛くはなかったんだが、まさか帰りが登りになるとは思ってなくて」
神(コイツもかなり残念なやつだな…)
雪椿「普段は自分で買い物をすることが無いから、折角の機会だからと行ってみたんだよ。色々あってどれがいいか迷ったんだけど、神君は世間の情報に疎いみたいだったから(ガサガサ」
神(情報機器か?スマホ、タブレット、PC…)
雪椿「大きすぎても収まらないかなと思って、40型の(ガサガサ」
神(テレビか!!!)
雪椿「はい、蛍光灯。100ワットだから夜でも本が読めるよ」
神「ズコーーー!!!」
神「フハハハハ、我にだけ話があるとは何事じゃ」
マジデ「あー、あのさ。約束、的な」
神「おお、約束か。もちろん覚えておるぞ。“あの子”との1日デートだったな」
マジデ「それな」
神(ふむ、しかし生徒会の女生徒には全員にフラレておるしな…一体誰じゃろう)
マジデ「えーと、つーか、マジで…(モジモジ)」
神(こやつは何を言い淀んでおるのだ、我は早く帰って蛍光灯を付け替えたいのじゃが、まどろっこしいのお。むっ?何やらおぞましい気配!?あの窓に張り付いているのは!)
愛恋(ほら、マジデちゃんしっかり!自分の思いを伝えるのよ。頑張りなさあああい!!)
神「ヒイイィィ」(ゾワゾワゾワァ)
マジデ「わっ、私と、二人で二次会的な!!…ってアレ?」
シーン…(無人の部屋)
マジデ「マジでありえなくなーーーい!?」
走り去る神「我は男は嫌じゃあああ」
最終更新:2014年12月14日 20:55