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デストロイ優美子


■よみ
ですとろい ゆみこ

■性別
女性

■学年
1年

■武器
木刀

■体型
華奢

■部活
無所属

■委員
園芸委員

■ステータス
攻撃力:14/防御力:0/体力:3/精神力:2/FS(天然):11

私の前に道はある

■特殊能力効果
効果:ハイパーエリート突破
範囲+対象:自分自身
持続時間:永続
スタイル:パッシブ
制約:ゲーム開始時のみ発動可能
FS:11

青春ボーナス:7

発動率:85%(GK独断) 成功率:100%

能力原理

少女の胸に宿った刹那的な反骨精神が、偶然にも魔人能力へと昇華したもの。
簡単に言えば進路上にある障害物を無視できる能力だが、ここでいう「障害物」とは非常に抽象的な概念であり、優美子自身にも完璧に把握できているわけではない。

この能力により、他人からのプレッシャー、法律、暗黙の了解、心霊現象、何らかの概念能力等の目には見えない障害物について、彼女は一切の影響を受けずに素通りすることが出来る。
また、物理的なバリケードや閉じられた門なども突破可能だが、何の変哲もない壁や床は多くの場合無視して通ることが出来ない。
これは、対象を彼女自身が「自分の行く手を阻むもの」として認識しているかどうかの違いである。

キャラクター説明

黒いセーラー服と腰に携えた木刀が特徴的な女の子。本名は白雪優美子だが、魔人に覚醒してからはデストロイ優美子を自称している。
一人称は「このデストロイ優美子」で語尾は「だぜ」(※)。
思春期に理解のある両親のもとで毎日楽しく暮らしており、彼女の極めて反社会的な能力が活かされることは殆どない。

なお、剣道部でもないのにいつも木刀を携えているのは、お土産屋さんで勢いで買ったものの部屋に置き場所が見つからなかったためである。

(※)使用例
「このデストロイ優美子は晩御飯カレーライスがいいぜ」

「お父さんの次はこのデストロイ優美子がお風呂に入るぜ」


以下、キャラクター紹介ss

白雪優美子は地元ではよく知られた名家に生まれ、両親の愛を受けて伸び伸びと育った。
朗らかで、どこか抜けたところのあるお嬢様。そのように評されていた彼女の転機は、中学三年生の夏に訪れた。

「大人は誰も分かってくれない。あんな人たちの言いなりになって、敷かれたレールの上を歩くだけの人生はもう嫌!優美子もそう思うでしょう?」

優美子と仲の良いクラスメイトが、目に涙を浮かべながらそう語った。
実際のところ、彼女の激情の正体は昨日水泳の授業で使った水着を洗濯に出し忘れていたことについて今朝母親から大目玉を食らったことへの逆恨みなのだが、優美子にそんな事情は分からない。
普段より幾分か感情的になった友人の言葉は、優美子の胸に突き刺さった。特に敷かれたレール云々はなんだか詩的で格好良かったので特に刺さった。

確かに、自分はこれまで受け身の人生を送ってきたかもしれない。現に今もこうして父の勧める中学校に通い、休日は母に買ってもらった服を着ている。
なんてことだ、まさか今まで敷かれたレールの上を歩いていたとは…それが大人のやり方だとは!

大人たちの恐るべき陰謀に気付いた彼女は、その瞬間魔人へと覚醒した。その身に宿った能力の名は『私の前に道はある』。彼女を縛りつけようとする目には見えない何かを、顔色一つ変えずに踏みにじるための唯我独尊能力である。
さしもの優美子もこれには震えた。まるで世のしきたりをあざ笑うかのようなこの能力が、確かに自分の一部だという実感がある。この時、果たして彼女はどう思ったか?

答えは、「つまり…私は不良だったのね!」である。彼女は朗らかで、どこか抜けていた。


その後30分ほど話を聞いてあげると友人はスッキリした顔で「じゃ、また明日!」と元気に帰っていったので、優美子も行動を開始した。
このような反社会的能力に目覚めた以上、自分は本質的に不良だったに違いない。無論魔人能力とはそのような単純なものではないのだが、少なくとも彼女はそう判断していた。故にその日の彼女は、極めて反社会的な帰宅を敢行した。

まずは見た目から取りかかろう。いつもお世話になっている仕立て屋さんに、真っ黒で威圧的なセーラー服を用意してもらう。その勢いのまま地元のお土産屋さんへ向かい、なにやら文字の彫ってある木刀を無計画に買う。そういえば、私は不良なのだから反社会的な名乗りを上げねば。目上の人にも敬語は使えない。それからそれから…

果たせるかな、その日いつものように玄関で娘を迎えた母の目に飛び込んできたのは、

「ただい…今帰ったぜお母さん!このデストロイ優美子のお通りで…だぜ!」

前時代的な不良としても何か失敗したような、よく分からないキャラクターだった。

(了)