『探偵』
■キャラクター名:『探偵』(たんてい)
■性別:男性
キャラクター設定
『性徒会』百八派の一人、『探偵』の男。
元は中小興信所に勤める風俗通いが趣味のしがないサラリーマン探偵だったが、ある日親友が貞淑な妻を装っていたビッチ女によって凄惨な死を遂げた事により憎悪と絶望の中に沈む。
彼を誘った百八派の『老人』の元、一年に渡る修行によって『性徒会』の様々な奥義を身につけ、その最後の一派となった。
大会を通じ、人間皆ビッチであるという自らが開眼した真実を全人類に突きつけるために『老人』が用意した最後の椅子に座ることを決意する。
流派としての得意ジャンルは指拳による快楽秘孔への打突。元々他人から良く評される程の綺麗な指先を持っていた男であり、『探偵』としての眼力を持ってターゲットの快楽秘孔を的確に見抜き、突く。
『性徒会』……生物の根源的欲求に忠実であることを理念とする組織。人類が性的快楽を自覚した時から存在すると言われ、性に関する技術をその発生時からあるゆる地域、あらゆる時代において研究してきた。淫魔人とは良く似た扱いをされるが、必要なのは性的な事に関する欲求、技量が卓越していることであり、魔人である必要はない。
性的行為に及ぶ場所や手段、それぞれのポリシー等によって時代毎に様々な流派が興亡していったが、最大は百八派までと決まっている。『探偵』は現代の百八番目。
特殊能力『性技 ~ジャスティス~』
ビッチを即殺する『探偵』の奥義。
この奥義の要諦は三段階に分けられる。
第1段階、ターゲットに接触し、ひたすらに性的快楽を与える。
第2段階、性的快楽を与えることによって、ターゲットの記憶、感情、深層意識に眠るビッチ願望を暴き出す。更に巧みな言葉責めによってターゲットに「自分が本当はビッチである」という意識を植え付ける。
第3段階、与えた性的快楽と引き出したビッチ願望が極限に達し、全身の皮膚、神経、細胞一片一片に至るまでが絶頂を迎えた瞬間、ターゲットは全身の力が抜け、己がビッチで在ることを認めて精神的な死を遂げる。
――すなわち、ビッチ死である。
なおこの男の魔人能力の部分は第2段階の性的接触によって対象のビッチ願望を暴き出す部分であり、性的快楽を与える方法、相手に絶頂を迎えさせてビッチ死させる方法は修行によって身につけた技術である。
プロローグSS
最終更新:2018年03月06日 22:48