ロプト・トラッドフェロー＆ルディエ・トラッドフェロー - ダンゲロス冥王星祭

ロプト・トラッドフェロー＆ルディエ・トラッドフェロー

【 キャラクター名 】：ロプト・トラッドフェロー＆ルディエ・トラッドフェロー
【 性別 】：男性＆女性

特殊能力 『"嘆きの鎖国(ルキフェロ)"/"至天の純白(エンピレオ)"』

"嘆きの鎖国(ルキフェロ)"
「――悪逆は土に。叛意は水に、不義は炎に、大逆は風に。全ての罪に、或るべき罰を果たそう」

絶対防御の黄金の封鎖を召喚し、敵対者の動きを縫い止める高等魔術。
相手が罪を重ねたものであるほど、その鎖は重く敵を苛む捕縛術……のはずなのだが、
直接相手に当てることはなく、ルディエの戦闘機動を縦横無尽にコントロールする舞台装置として運用している。
ルディエ曰く「細くて踏みにくい。出来損ないの足場」とのことだが、ロプトに言わせれば「特級魔術をそんなふうに使うほうがおかしい」。

"至天の純白(エンピレオ)"
物質に魔力を込め、開放する魔術。
銀がもっとも効率よく、ロスなく魔力の授受が可能であるため、ルディエは銀製のナイフに込めている。
まっとうに威力を発揮するには半年ほどの間、肌身離さず持ち続け、魔力を溜め続ける必要がある。
残弾は3本しかないため、あくまで必滅の相手にのみしか行使しない。

キャラクター設定

真の空中城塞都市“ルカルメー”の出身であると言われる、謎の傭兵姉弟。

“雷刃(ハウヘト)”ロプト・トラッドフェロー
流麗な髪を一つ結びにした、秀麗耽美なる美丈夫。23歳。
旧ルカルメー、ゼェン王朝、最後の王の妾腹。万能の天才と謳われた男。
線の細く中性的な美男子。長身だが肉付きは薄く、特に指などは骨ばって細い。
重い物を握ることなどまるでないかのような、白く秀麗な指先は、だいたい酒場の若い女性に対してのみ駆使される、とは本人の弁。
姉とは正反対に、長く細く伸びた柳眉は、非現実的な秀麗さを感じさせる。
傭兵業を営んでおり、専ら後方より戦闘向きの姉のサポートをする。

【セリフ】
「いずれはしかし我が姉ルディエも、誰とは知らぬ男に絆され、その肢体を獣欲の元に……少し冗談を言っただけだろう！やめ、やめろ姉さん！暴力は反対！」
「やあお嬢様方！本日はお日柄もよく……絶好の逢瀬日和では？ささ、私とあそこの日陰で神秘についての実践講義でも……」
「我が姉ながら手間を掛けさせる。それ、気づかれないようにそれとなく手助けをしておくとしよう」

“風刃(オプス)”ルディエ・トラッドフェロー
流麗な髪を二つ結びにした、軽装の少女。15歳。
今は亡きゼェン王朝の正室の落胤。ロプトの義姉にあたる。
美人ではあるのだが、弟とは似ず、どちらかと言えば精悍な顔立ち。
女性的なしなやかさを残しながら、鍛え上げられた力強い体幹を持つ。
一見無愛想だが、初対面の人間と話すときには「人見知りで不安なんですが貴方は安心できます」と豪語してみせる胆力がある。
魔術適性は低いものの、幾度となく神殿を抜け出し、空中城塞都市を余すところなく逃げ尽くした身体能力は比類なきものである。
ロプトの支援を受けながらではあるが、あくまで素手による高速空中白兵戦闘を主とする。
夏でも首元には欠かさずマフラーをしているが、これは"嘆きの鎖国"で構成された、予備のブースト用装備。
傭兵業では任務の選定、交渉、直接戦闘、資金管理など多種多様の業務を担当。愚弟はだいたい使えない。

【セリフ】
「ロプトは馬鹿ですか。私に見えないところで死んでください。身元がわからないように、塵も残らない方法だとお姉ちゃんはうれしいです」
「ああ、なんて親切なお方！ルディエ、とっても嬉しい！……ロプト、そのにやにや笑いをやめないとお魚の餌製造機にします」
「まったく……独りで放って置いたら三日でのたれ死にますよ。寛大な姉に、少しは感謝の形を示してくださいね」