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矢口・鵜ノ木の技・魔法

矢口/鵜ノ木の技・魔法

黒色魔法のいろいろ。

黒色魔法

 術者の周囲にある色を媒介にし、
色々な効果を作り出す、多色系色魔法。
しかし、多色系色魔法において、他の色を喰らい、飲み込む色として、
扱う事を避けられ、実際、非常に扱いが難しいことで知られる色、黒色。
その黒色を扱う事のみに特化し、また、黒色の持つ特性、
「飲み込む」「喰らう」という特性を最大限に生かす、色魔法の系譜。
それが黒色魔法である。
(◎なお、「特定の色を扱う事に特化した」色魔法の系統は、
  何も黒色魔法だけに限定されていない。赤色魔法、青色魔法、緑色魔法…と、
  他の色にも、「特定の色を扱う事に特化した系統」が存在している。)

黒色魔法を使うものは、多色系の色魔法使いと違い、
術使用時に、身の丈程もある道具(多くは筆記用具を模した形態をしている)を用いるが、
この道具は黒色を扱う上で、「術者と黒色を繋ぐ道具」になるという。
聞くところによれば、この道具無しに、黒色魔法を使うことはできない、
仮に使えたとても、大抵の場合、術の制御が利かなくなり、
術者に対して、「想像するのも恐ろしい災禍」をもたらすと言う。
(実は過去、ある学派において、「道具無しで黒色魔法を使う方法」が、
 極めて熱心に研究されたことがあったそうだ。だが、結果は凄絶凄惨極まりないものだったという…。)
…そういった事情もあり、術者の用いる道具とは、黒色魔法の使用にあたって、
極めて重要な意味を持つ道具といえよう。
なお、この道具の形態、黒色魔法の学派によって違いがあるようで、
鵜ノ木は毛筆状のものを、矢口はシャープペンシル状のものを使用している。

黒色魔法の属性

 黒色魔法は、色が与える印象のせいか、
往々にして「闇」属性のような、負の面を持つ属性の魔法と勘違いされる事が多く、
矢口さんや鵜ノ木クンも、時々それで、説明に困ってしまう事があるが、
実際はその様なことはなく、むしろ他に無い、特異な属性を持つ魔法といえる。
属性をつけるならば、「吸」属性、「飲」属性といったところであろうか。

黒色魔法における「他の色」

 意外に思われるかもしれないが、実は黒色魔法は「黒一色」の魔法ではない。
確かに、黒色魔法は、「黒色」の使用に特化した魔法ではあるが、
他方、黒色に他の色を、あらかじめ「飲ませる」ことで、
「どんなものを飲み込むか」を定めることもできるのである。
以下はその例である。

【赤墨】高熱を飲み込む。熱さを失わせる。
【青墨】低熱(冷気など)を飲み込む。冷気を失わせる。
【萌墨】体力や精気といったものを飲み込む。
     相手の体力を失わせ、疲れを早める。生物だけでなく、マシンにも効く。
【藍墨】光を飲み込む。暗闇を作り出す。
【橙墨】気力を飲み込む。やる気が無くなったり、憂鬱になったりする。
【紫墨】影や気配を飲み込む。気配を消す。
【銀墨】金属類を飲み込む。
【朱墨】痛覚を飲み込む。麻酔や痛み止めのような効果。癒しの効果はないので注意。
【水墨】水や湯などの液体を飲み込む。

「ところで、黒色魔法で飲まれたモノはどうなるの?」

 黒色魔法は「飲み込み、喰らう」魔法ではあるが、「消す」魔法ではない。
術者によって程度の差はあるが、無制限に色々飲み込める訳ではない。
何かしらの機会に、術で「飲んだ」ものを、
特に「物質」を飲ませたときは、これをきちんと放出しなければならず、
それを怠り、術でモノを飲み続けると、過去に飲み込んだものを放出しない限り、
術が使えなくなる…という制約が、何気にあったりするのだ。
まあ、掃除機のような感じで、考えてくれればよい。

黒色魔法の基本的な術(鵜ノ木/矢口共通)

黒点(鵜ノ木)/ブラックドット(矢口)
黒い点とか黒い丸とか、そういうものを置く。
あるいは浮かべる。初歩中の初歩。
使い込めば、でっかい落とし穴のような使い方もできるみたいだゾ!

黒針(鵜ノ木)/ブラックニードル(矢口)
黒い針が出る。結構連射が利く。

黒矢(鵜ノ木)/ブラックボルト(矢口)
黒くて太い棘が標的に向かって飛んでゆく術。
一応連射はできる。が、太くなる分、「溜め」が必要となるので、
必然的に連射速度は遅くなる。

黒一線(鵜ノ木)/ブラックライン(矢口)
筆跡の後に黒い線ができる。
または、黒い線を出して伸ばして飛ばす。

黒壁(鵜ノ木)/ブラックカーテン(矢口)
術者の周囲に、黒い壁のようなものを作る。
防御に使われる事の多い術だが、実は色々と応用が利く。
気配と姿を消して潜入とか。

黒河(鵜ノ木)/ブラックリバー(矢口)
筆跡の後に墨の河…見た目には黒くて太い線…ができる。
あるいはぶっとい黒い線を出して延ばして飛ばす。
黒い線を出すのがゴツくなったやつ。

画龍天征(鵜ノ木)/ブラック・スティング・ワーム(矢口)
墨の龍が標的に襲い掛かる。或いは墨の龍を操る術。
見た目には大変ド派手な術なのだが、実はこれでも基本的な術である。
ちなみに、黒色魔法使いの学び舎の卒業試験科目が、これを使うことだったりする。

●ちなみに…
 黒色魔法使いは、上述した様な基本的な術を、
「学び舎」にて覚えた後、その多くが技を磨く修行の旅に出る。
時として、師匠に気に入られ、師匠の術を受け継ぐ者がいたりもするが、
大多数は更に技を磨き、独自の術を編み出すために、
単身、修行の旅へと出ることが通例となっているようだ。
その期間は、短くても5~6年。10年以上の長さに及ぶことも、多々あるそうだ。

修行を積んだ黒色魔法使いは、やがてその後、大別して3つの道を歩むことになる。
ひとつは、培った術を「芸」として磨き、人々に「魅せる」方向、大道芸の様な使い方をする道。
ひとつは、術に対する理解を深め、技のみならず、知識としても高めてゆく道。
ひとつは、術の技をひたすらに磨き、高めることにより、武闘の技として術を用いる道。
歩む道の明るさ、暗さを問わぬのであれば、おおよそではあるが、この3つに分けられるという。

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最終更新:2010年05月05日 14:12
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