マリエル

マリエル

町の薬剤師。

彼女はドーリスの海底都市で、ケルプやサンゴ、深海の藻類からポーションを調合するプロフェッショナル。スチームパンクな工房は真鍮製の蒸留器やガラス瓶がずらっと並んでる。マリエルのトレードマークは、シーバインの葉を編み込んだ髪飾りと、アクアクリスタルのペンダント付きの作業エプロン。性格は明るくてちょっとドジっ子。

マリエルの仕事

マリエルは、ドーリスの住人たちのためにいろんな薬品を作る。

• レインボーケルプエキスの癒しポーション：傷ついた深海魚や海獣の鱗を修復。飲むと身体がほのかに光って、ケルプの香りがふわっと広がる。
• サンゴの覚醒ドリンク：海底都市の夜勤の職人向け。飲むと目がパッチリ、元気が出る！
• クロノビーストの安定剤：クロノビーストの甲殻の破片を微量だけ使った粉薬。飲むと一時的に時間の流れがゆったりと感じられて、ストレス解消にバッチリ。

彼女の工房には、ネレイデスの神話をモチーフにしたガラス瓶があって、ポーションのラベルには波や三叉槍のデザインが。

でも、彼女には誰にも言えない秘密がある…それは、彼女が密かに調合する「リュシエルの囁き」という媚薬ポーション。このポーションは、深海のレアな「ルーンケルプ」（月光のように光る超希少な海藻）とある種のクロノビーストの甲殻の粉末をブレンドしたもの。飲むと身体がふわっと温かくなって、皮膚の感覚が鋭くなる。マリエルは仕事のストレスや深海の孤独を癒すために、夜な夜な工房の奥でこのポーションを飲んで、ひとりで…。工房のガラス瓶がキラキラ光る中、ケルプの揺れる影に隠れて、彼女の吐息がほのかに聞こえる。

マリエルの葛藤とストーリー

マリエルはこの秘密を誰にもバレないようにしてるけど、内心ちょっと罪悪感。だって、ネレイデスの神話では、ルーンケルプは「女神の誘惑」と呼ばれてて、乱用すると心が海の渦に飲まれるって言われてるから。

リュシエル・ローター：進化した快楽装置

リュシエル・ローターは真鍮とガラスでできた手のひらサイズのスチームパンク装置。表面にはリュシエルの波と鱗のモチーフが精巧に彫られ、内部のアクアクリスタルが動力源としてピンクと紫に輝く。ルーンケルプのエキスを染み込ませたサンゴの芯が振動とともに温まり、微弱な振動と電流が刺激を加える。真鍮のダイヤルを回すと、振動や電流は穏やかなさざ波から嵐のような激しい脈動まで変化。効果は、単なる物理的な快感を超えて、心の奥深くに響くような陶酔感をもたらす。