■初星1号 準中距離弾道ロケット 性能緒元
エンジン |
液体燃料ロケットブースター |
推進薬 |
常温保存液体燃料 |
炸薬量 |
1,200㎏ |
弾頭 |
通常・核弾頭(12-50kt)・生物弾頭・科学弾頭 |
最大射程 |
2,000㎞ |
誘導方式 |
慣性航法装置 |
精度 |
CEP200m程度 |
初星1号はアルヴェルシア社会主義人民連邦の
コミュータ中距離弾道ミサイルをベースに開発された準中距離弾道ミサイルである。
推進方式には常温保存液体燃料式のロケットモーターを採用している。
誘導方式は慣性航法装置を用いたものだが、後期生産型については
西側先進国の衛星測位装置をコピーしたものを搭載しておりCEPを200m程度にすることに成功している。
発射手順は衛星測位装置を用いて発射データを計算後、弾着地点をロケットにプログラムするというもので
発射後はデータを基に慣性航法装置を使用して軌道修正しつつ目標に命中するよう飛行する。
弾頭は高性能爆薬(通常弾頭)、核、生物化学兵器などが選択可能となっている。
主要攻撃目標は敵国首都、発電所、その他重要目標などとされており、
基本的には核弾頭の使用が想定されていたとされる。
ミサイル発射は地下サイロもしくは輸送起立発射機(TEL)を用いて行われる。
主要な発射手段は後者であり、通尊人民軍の主要報復手段の一翼を担った。
現在は後継となる
初星3号の配備に伴い、
ミサイル及び輸送起立発射機は全て廃棄された。
最終更新:2025年01月15日 23:51