概要

【相撲】の正式名称。とは言っても公式サイトでもこの表記はなく、ユーザー間で「相撲システム」として広がっていたのを受けて、インタビューで開発内ではこう呼んでいたと語ったのみである。
「移動干渉」と言うより「相撲」と言ったほうが直感的にわかりやすいので「相撲」の方が通りがいい。

敵・味方にシリーズ初登場のステータス【おもさ】が設定され、重さが勝っている方が相手を押すことができる。
重さの差が大きいほどどんどん押せ、拮抗すると押したり押されたりする。
味方側は押してる人数の重さが合計される。
立ってるだけでも重さは反映されるが、相手に向かって「押す」ことでより効果的に発揮する。
押し続けて戦闘エリアから出ると戦闘終了になるので押し過ぎ注意。相撲と呼ばれているが押し出しはない。
当然押し負けて外に出されても戦闘終了する。

割りと当たり前に受け入れられているこのシステムだが、RPGではかなり画期的なシステムである。
MMORPGで重要視されてきたヘイト管理を、前衛が敵を後衛から引き離すという視覚的にわかりやすく表現し
自由に動き回れる【戦闘エリア】での立ち回りが重要になり、単純な棒立ちにならない工夫もなされている。
そしてこれだけのシステムをゲーム内でたいした説明もなしにここまで浸透させたのがドラクエがドラクエたる所以であろう。

最終更新:2013年11月25日 16:43