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「出会い 第1章 出会い」

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tuday -
yesterday -

今日も電車は時間通りに来ない。
いつもどおり2分遅れてくる。そして、学校に向かう。
そして、家に帰る。そして、また電車にのる。
変わらない日常だ・・。
そう思いながらいつも朝になると
このホームの列に順番どおり並んでいる。
電車の明かりが見える、近づくにつれてまぶしさが増していく。
「あ・・まぶしい」とふと思った。
電車のドアが悲鳴をあげながら開くように聞こえるのは自分だけだろうか・・
何か毎日がさびしいからこらこそそう思うのだろうか・・・。
この問いに答えはない。電車に乗り込むと、
会社に行くサラリーマンや同じ高校の学生が床に座りながら、
化粧したり、談笑している。
しかし、僕は電車の中で一人だった。
友達はほとんどいない。そして、学校へ行っても一人なことは変わりない。
「学校なんてなくなってしまえばいいのに・・」
アニメの音楽を聴きながら、電車を降り、学校へ向かった。
教室のドアを静かに開けた。
するとみんなの視線が自分に向けらているのが痛いほどわかる。
だが、一瞬でみんなは視線をそらし
談笑している。
「またか・・」と思いながら席についた。
席についても、話す相手もいないし、特にやることがないので、
音楽を聴きながら、寝たふりをした。これが毎日の日課のようにやる。
先生が入ってきた。先生「今日は転校生が来ている。入って来い。」教室のドアが静かに開いた。
「相沢ユミです。
父の転勤で引っ越してきました。よろしくお願いします。」
先生「じゃ、そこの席に座りなさい。」
俺の隣の席だった。
「よろしくね。」
「あ、どうもよろしくお願いします。」
少し言い方が硬かっただろうか・・。
話しかけられるのは久しぶりだった。
これがユミとの出会いだった。
休み時間になり、ユミはほかの女子に囲まれながら談笑している。
「ねーどこから来たの??」
「わたしもそれ好きなんだよねw」
彼女は常に笑い顔で、話していた。
それを横目に俺はと少し比較してしまう自分が嫌だった。
「これが自己嫌悪なんだよな・・。
はぁー」
と思ったが、笑い顔を見ていると
なんだかこっちまで癒されてしまった。
授業中も彼女が気になり、チラ見した。
「やっぱりかわいいなw
でも、俺とじゃ釣り合わないよな・・・。はぁ~」
またネガティブになってしまった。
やっと昼休みになった。教室では俺の場所はないので、
いつも屋上で音楽とパンを持ってやりすごしている。
屋上はあまり人が来ない。
だから、そこが俺の居場所となってるというわけだ。
今日もここにいるのは俺だけのようだ。いつもの場所に座り、パンをかじり始めた。
「今日の青空もきれいだな。」
「そうだね」
「ん??」
横を見ると、ユミがいた。
「何でいるんだよ??」
「授業中わたしのこと見てたでしょ??
わたしのこと好きなわけ??」
「別にそんなんじゃないさ。ただ・・・」
「まぁ、別にいいよ。無理しなくても」
「・・・・隣にいたからさ」
「どういう言い訳だよw混合君っておもしろい人だねw」
「そんなことないよ。なんか君というとペース崩れちゅうなw」
「そうなんだ♪教室戻ってるから。」
彼女の後ろ姿が見えなくなったころ、
自分の心臓がバクバクいっているのに初めて気付いた。

(本人の許可があったので修正しました。Byねこさん)

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最終更新:2009年06月07日 19:56
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