6時間目も終わり、ついに帰宅時間になった。
教室をあとにし、駅に向かって一目散歩いた。
そて、朝のように2分遅れの電車を待つ。
周りは、学生やらがやや多いくらいだ。
席につくと、腕組をし、寝るモードにはいった。
「もうすぐ電車が発車いたいます。ご注意ください。」
ドアが閉まろうかとするとき、ユミが急いで乗り込んできた。
走ってきたせいかぜいぜい言っている。
辺りを見渡し、俺の隣の席に座った。
「また逢ったねw混合君」
「偶然なのか。それとも嫌がらせかはわからないけどね。」
「そうやって、またネガティブなこと言ってるんだから。」
彼女は務めて、俺に笑顔で話しかけてくれた。
また心臓がドキドキしてる。
思わず、ユミに尋ねてしまった。
「何で俺なんかに声かけるわけ??」
言ったあとに後悔してしまった・・・。
せっかく話しかけてくれた人に俺はなんてことをいってしまったんだ。
「う~~ん 理由てか。わたし人と話すの好きだからさw 隣に居た人と話すのって普通じゃない??」
「なんかやっぱり君といるとペース崩れちゃうよ。
俺そういうポジティブさないからいつもこんな感じなんだよね。」
「ポジティブさ明るさみたいなってなんだかわたしのチャームポイントかもねw
でもいつもじゃないからね(笑)私だって時々泣くからねw」
「そうだね・・」
「次は○×駅です。降りる方はお忘れ物のないようにご注意ください。」
「俺次降りるからこれで・・」
「私も次の駅なんだけど??」
「うそだろ??」
「本当だって!!」
プッシュー。電車のドアが開く。二人は同時に降りた。
「まじかよー。」
「マジ以外ありえないからw」
二人は同じ道を歩き始めた。青空の下で。
「相沢さんって家どこなん??」
「う~~ん そこの角右に曲がったマンションだよ。」
「あー新しく建ったあのマンションか。」
「混合君はどこ??」
「えっと、俺の家は君のうちの斜め前だよ」
「なんか偶然だね。隣の席で、家まで近くなんて
これって運命だったりしてね(笑)なんて訳ないか。」
「あ~そうだね。」
彼女のマンションの前で俺は分かれた。オートロック式のマンションらしい。
俺は家に向かった。
家に帰るとすぐに自分の部屋にはいり、パソコンを起動した。
インターネットに繋げると、いつもの場所でチャットやニコニコを見たり、
兄貴とゲームをするのが俺の日課である。
一日で一番自由でそれでいて楽しい。
そして、夜が来る。またその繰り返しか・・・。
次の日もまた電車を待った、すると後ろから
「あー混合君だって思ったから声かけたのおはようw」
「あ・・おはよう」
「てか、俺なんかと話してたら誤解されちゅうよ」
「何が??」
「俺クラスでも浮いてるし、友達もいないし、それに暗いからさ・・・」
「それでも別に私は軽蔑はしないよ。」
「そうか。」
それから俺は終始無言を貫いた。うれしいんだけど、なんだかすごく不安になった。
また悲鳴をあげるドアが俺をいざなう、なんだか乗るのがいつもより憂鬱になった。
授業よりもなんだかさっきの言葉が気になる。
本当は影で俺のこと言うんじゃないかと思ってしまう。
だが、彼女の笑顔を見ていると、どちらともとれない気分になった、
2時間目の授業をさぼり、屋上で過ごした。
空は曇りがかかっている。
”なぜだろう~人なんて信じないっ”て決めたのに・・・。
彼女の言葉を聞いたとき、信じたいなんて思ってしまった・・・。
俺なんて居ても居なくても別にいい人間だったはず
なのに・・。こんな気持ちになるなんて初めてだ・・。
キ~~ンコ~~ンカ~~ンコ~~ンとチャイムがなった。
しかし、教室に戻るなんてできなかった。
「今日は帰るとしよう」
教室に戻り、かばんに授業道具をつめ始めた。
「もう帰るの??」
「ああ」
「そうなんだ・・。」
「じぁ・・」
そそくさと教室を出た。
視線が集まっているのが分かったが、いつものことだと自分に言い聞かせた。
クラスのやつらは俺を笑いものにしているに違いない。
しかし、そんなことは今日はどうでもよかった。
ただ、ユミの言葉が心にひっかかる。
(本人の許可があったので修正しました。Byねこさん)
感想
最終更新:2009年06月07日 19:57