行き先はいつもなら駅のホームだが、
今日はどこかで時間でも潰して帰ろうと、学校の近くの公園に立ち寄った。
今日は曇りがかってるが、天気は良い。
子供達が砂場やすべり台で遊んでいる。俺は、ベンチに座った。
そして、横になった。
どこまでも流れる雲を見ながら、それを自分と照らし合わせた。
変わらない日常に流されるまま過ごしてきた俺が
なんでこんな気持ちにならなきゃいけないんだろう・・・。
人を信じてはいけないというプライドなんか捨てるべきだろうか・・
いや、俺は間違ってない・・。それに自体間違っているのか??
自問自答を繰り返したが、答えではでない。
よくどっかのテレビで
答えは自分の中にあるなんてあれははったりでしかないな。
本当にそれなら今頃答えはでてる。
そして、俺は眠りについた。
時間はあれから3時間もたっていた。
もう2時か。そろそろ家に帰るとしよう。
駅につき、いつもの電車を待っていた。
駅には学生やおばさんたちがちらほらいる。まぁ、いまいる学生のほぼ90%はサボりだ
ということはわかる。それは今日は午前授業ではないから。
ギィーーーーーー あの電車がやってきた。
俺はすぐに電車に乗り込んだ。俺はドアが閉まり出発するのを待った。その時だった。
一人の女の子が走ってくる。そして、ギリギリ間に合ったという感じだ。
「隣いい??」
「どうぞ」
「聞くけどなんで君がいるの??」
「前の学校もそうだったけど一週間に一回か二回さぼらなきゃやってられないし」
「そういう人にはぜんぜん見えないよ。」
「人は見かけに寄らないっていうでしょ?」
「まぁ、そうだけどさ。」
「てか、君もサボリなんでしょ??」
まさしく、図星だった。
「そ・・そんなわけないだろう!!」
声が少し大きかっただろうか。乗客はこちらに一瞬視線を向けたような気がした。
言った後にすこし後悔した。
「声が大きくなるってことは図星だったりしてね♪混合君」
「そうかもねw」
「そういえば、これから暇??」
「暇といえば暇だし、忙しいといえば忙しいかな?」
「その煮え切らない態度ってなんだか超腹立つんすけどw」
俺が誘いをかけられるなんて何年ぶりだろうか・・。
覚えているのは中学一年生の時、初めてのクラスで後ろになった奴からだったと思う。
まぁ、それっきりの関係だったがな・・。
こういうときどういう顔していいものか迷ったが、
とっさに「別にいいよ」と言葉がでてしまった。
「私もサボッたはいいけどこの辺わからないし、友達いないしさ(笑)」
「まだ転校して2日だもんねwそれでわかったらすごいよ」
「まぁねw」
というわけで人生初めてのデートが決まってしまった。
突然すぎて何が何だかわからなかったが、
その身をなんとく流れるまま預けてしまった。
「混合君この辺でいいお店知ってる??」
俺はほとんど家からでないのでこの辺というか近所も恋人が行くような店も知らない。
俺は一生懸命考え、近くのカラオケに行くことにした。
「昼は一時間100円なんだwじゃ、混合君おごりね。」
「えええ」
俺の所持金は今、1500円しかない。
それでおごりなんて・・・と思ったが、
「ああ、別にいいよ」
「お二人様で200円になります。」
俺は200円を出した。
二人は部屋に着き、本で歌う歌を探し始めた。
「混合君ってどういう歌歌うの??」
そういえば、カラオケに来たはいいが、俺が歌えるのはアニソンが多くである。
「えっと・・・」
流行の歌はほとんど知らないが、唯一知ってる歌が合ったので
「こ・・これなんて歌えるけど」
「じゃ、入れてあげるから歌ってよ。」
「任せとけ!!」
音楽が流れ出した。
「はい!オッパピー」(歌は適当ry
歌はちょいはずしぎみだったが、なんとか最後まで頑張った。
「う~~ん 歌はちょい苦手だった??」
「ああ」
心の中ではアニソンだったらうまく歌えるのにと思いながら、マイクを離した。
それから2時間歌い、外に出た。
外は雨が降っていた。
「雨だね。私かさもってないやw」
「俺も持ってないよ」
「走って駅まで行かない??」
「望みところだ」
二人は全速力で走った。
それを道路の向こう側で見る男子達がいた。
「なーーあいつら早退してなかったけ??てか、付き合ってんの??あいつら」
「マジかよ!明日の大ニュースだな」
そうして、彼らの恋は始まった。
感想
最終更新:2009年06月07日 19:58