混乱のホフマン

強い陽射しがホフマンを照らす。
彼は大きな銃を携えて、砂漠を西に歩いていた。

体力には自信があるホフマンだったが、そんな彼でもこの砂漠はあまりに苛酷だった。
故郷のアネイル砂漠よりずっと規模は小さいのに、気温は比べ物にならないほど高い。
そして奇妙なことに、いつまでたっても砂漠の終わりが見えてこないのだ。
一体何故? これもゾーマの力であろうか?


ホフマンは時々足を止めて、顔に流れる汗を必死で拭っている。
だがどんなに拭っても、流れる汗は止まらない。徐々に彼の体力は奪われていった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
呼吸も段々荒くなっていく。

一刻も早くこの砂漠を抜け出したかったが、足が思うように動かない。
もうダメだ、限界だ、とホフマンは砂の上にどっかりと座り込んだ。
しかし、砂の上は想像以上に熱く、慌てて飛びあがる羽目になった。
(うう・・・座って休むこともできないなんて・・・。 もう嫌だ!)

彼は半分ヤケになって荷物を全部、辺りに投げ散らした。
(もうどうにでもなってくれ・・・)

【ホフマン(判断停止状態) 所持品:ギガスマッシャー(弾丸不要)
 行動方針:何者かの呪いで同じ所をグルグル回っている】
【現在位置:東の砂漠】


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最終更新:2011年07月18日 01:08
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