… … … … … … … …
目が覚める。体中が痛む。
「…どうやらまだ生きているようじゃの…」
満身創痍の体を
グレーテは起こした。
旅の扉の前まで来て…あとは覚えていない。
どうやら落ちるように飛び込んだようだ。
そのまま気を失ったまま旅の扉を抜けて今、ここにいるようだ。
「ここはどこじゃ?」
地図を広げてみる。地図はアリアハンが描かれていたはずであったがそれはまったく違うものを描き出していた。
地図には4つの村が描かれていた。
今いるところはどうやら民家だ。窓の外を見る。ここは森の中の一軒家のようだ。
あれこれ観察しているうちに再び傷が痛み出した。
「出血はどうやら収まっているようじゃな…」
とにもかくにもこの傷では行動はできまい。
少し体を休ませることにした。
【グレーテ(瀕死 腹部に怪我 足を負傷 右腕に火傷 出血は収まっている)
所持品:
裁きの杖
行動方針:休息】
【現在位置:ツェンの近くの森のチョコボ屋】
最終更新:2011年07月18日 07:37