奇妙な足跡

青い線が体に絡み、ほどけては上の方に流れていく。
どこまでも青く不規則に歪んだ空間をゆっくりと下っていた。
旅の扉を使うのは初めてではない。出口が近くなると自然にスピードは落ちるはずだ。
しかし、一向に速度が落ちる気配は無い。こんなに時間がかかるものではないのだが。
「おかしいな。こんなに時間がかかるものでは、、、!!!」
唐突に風景の変化が急になった。落下速度が次第にあがってくる。そして自分の真下に出口があらわれた。
そして、速度を殺さぬまま出口に吸い込まれていった。

「なるほどな。出口に扉が無いとこうなるのか。」
変化に気づき着地に備えたため、なんとか無傷で着地できた。
周りを見渡すと、どうやら森の中のようだった。
「さて、どうするか。…ん?」
地面に奇妙な足跡がついていた。まるで大きいヒヨコのそれのような。
「…行ってみるか。」
そしてほの暗い森の中を歩き出した。


オルテガ 所持品:水鉄砲 グレートソード 覆面
 第一行動方針:足跡をたどる
 第二行動方針:アルスの存在を確認し、合流する】
【現在位置:マランダ周辺の森】


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最終更新:2011年07月17日 21:06
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