日向夏美

日向 夏美（ひなた なつみ）は、日向家の長女。パートナーはギロロ。

成績優秀・スポーツ万能であり、学校ではクラスや後輩から慕われている（原作第57話では「夏美FC」（なつみファンクラブ）が登場している）。仕事で忙しい母親・秋の代わりに家事を担当するため部活には入っていないが、多くの部活から勧誘が絶えない。

ギロロには当初「攻撃的気質が強い」と認識され（原作第11話）、事実として小学校の頃は冬樹を助けることを建前に喧嘩をし、周囲に恐れられていた。（当時のあだ名は『デビルサマー』、通称『女ジャイアン』であった。）ケロロに対するお仕置きも過剰なものになることが多い（例として、原作第1話に見られる『尻穴爆竹の刑(けつあなばくちくのけい)』など）。一方で寂しがり屋な面もある。またケロロのこともそれなりに認めており、彼を心配したり家族の一員とみなしていたりする場面もある。

スポーツ万能なことから転じて戦闘能力も高く、ケロン軍やケロロ小隊には「地球最終防衛ライン」と認識されている。ケロン軍議会でさえ、彼女の戦闘力におびえを隠せずにいた（原作第115話）。

恋愛面では、夏美は623（アニメではサブロー）に対して片思いしている。またギロロは初登場時（原作第12話・アニメ第4話Aパート）の夏美との戦闘で敗北し、以後夏美に惚れているが、夏美はこのことに気づいていない。