シナリオ作成ログ

 シナリオの作成過程のログを呟きログから分けました。

 こう、放置気味なのも何なので……。
 ちょうど、他のサイトでのシナリオ8本目を作り始めているし、進捗を書いていこうかな。
 (講座ってものでも無いしなぁ……)
 まぁ、実際、シナリオはスマートフォンを使い、通勤の電車内で書き進めているので、ある程度まとめて書くかもしれないけどねw
 何はともあれ、先ずは自作したシナリオのテンプレートのリンクをペシッっと貼ってみんとす。(欲しい人がいれば、テキストファイルにでもコピーして、持っていって下さいな)


 こういうテンプレートって結構、役立つんですよ。
 と言うのも、テンプレートが埋まればシナリオが完成な訳で、終わりが見えている訳です。
 あと、オンセで6時間程度のシナリオと毎回決めているので、PCは3名、シーンはOPが3シーン、ミドルが6シーンとなっています。(TRSは、以前の呟きでも探してみて)

 さて、初っ端は何をしたかというと。
 小ネタを書き留めているテキストファイルから、3~4個ほど小ネタを持ってきたわけで。
 (思いついたら何でも書く、という短いテキストを作っておくと良いですよ)
 持ってきた小ネタは。
  • PCを慕ってFHから抜け出してくるヒロイン。
  • ゴーストタウン化した工業団地では夜な夜なFHが集まっている。
  • XX部の部長の期待する新人はOVだった。
  • FHの操作する個人乗り小型多脚戦車を止める。

 で、思いつくまま、これらの小ネタを繋げるように小ネタを修正や追加してみんとす。
  • ヒロインとボスNPCは、FHの小型多脚戦車の操縦者。
  • 彼らは夜な夜な工業団地跡で、小型多脚戦車の試験をしていた。
  • 工場とその工業団地は不況で縮小されており、人気はない。
  • ある日、ヒロインは試験を抜け出し、PC1と出会って興味を持つ。
  • ヒロインが興味を持つ感じは、初音ミクの「ロミオとシンデレラ」を元にする。
  • ヒロインとNPCボスはPC1と同じ高校で、NPCボスはXX部期待の新人。
  • NPCボスが操作する小型多脚戦車とPC達が戦闘。

 そして、テンプレートの「全体のながれ」に貼ります。(まぁ、「全体のながれ」って項目名は現状では無視で)
 現状で目的は「PC1を慕ってFHから抜けてくるヒロインを、保護するシナリオ」ってなるかな。とりあえず、目的のところに書いておきましょ。
 題名は……「ロミオとシンデレラ」の歌詞から『ここから連れ出して』で英語はまんま『~Getaway~』ってな感じでw
 (初っ端のマスターシーンは、「ロミオとシンデレラ」の最初のサビにしてしまおうかしらw)

 暫くは、この小ネタ追加を繰り返して行くと思います。
 (小ネタの数が10個付近になったら、時系列に整理して、各シーンに振り分けと続く予定)

 さて、シナリオ作成の進捗報告です。
 今回はネタの箇条書きの修正および追加と、NPCの名前を決めたぐらいです。
 で、ネタの箇条書きは、こうなりました。

  • 深雪と冬美は、FHが開発中の小型多脚戦車であるアラクネの操縦者。
  • 深雪と冬美は、夜な夜な工業団地跡で小型多脚戦車の試験をしていた。
  • 工場とその工業団地は不況で縮小されており、工業団地に人気はない。
  • ある日、深雪は試験を抜け出し、PC1と出会って興味を持つ。
  • 深雪が興味を持つ感じは、初音ミクの「ロミオとシンデレラ」を元にする。
  • 深雪と冬美は、PC1と同じ学校に1ヶ月前に転校してきている。
  • PC2は、弓道部で期待の新人として有名になっている冬美のことを知る。
  • ジャーム化した冬美が操作するアラクネと、PC達が戦闘。
  • 深雪と冬美の名字は、畝傍で双子の姉妹。
  • 深雪は音ゲーで高得点を出し、反射神経が良いところを見せる。
  • 冬美は部活で、先に射った矢に当てるのを連続するのを見せる。
  • アラクネで、機動は深雪が担当で、射撃は冬美が担当。
  • 冬美でもアラクネは機動できるが、高機動はできない。
  • アラクネは拠点襲撃兵器であり、高機動では壁や天井も3次元的に動ける。
  • 冬美は深雪を自分の半身だと考え、深雪は自分と冬美は違う人だと考えている。
  • アラクネは蜘蛛型、胸部が射撃管制で冬美、腹部が機動管制で深雪が搭乗。
  • アラクネの腹部は分離でき、分離すると胸部で機動管制になるが機動が落ちる。
  • アラクネは「モーフィングカーⅡ+チェーンガン」のデータを使う。
  • TRSで、工業団地跡で神出鬼没するアラクネとの戦闘を表現する。
  • TRSクリアーで、深雪はアラクネの腹部を分離し、PC達と戦うのを辞める。
  • PC3は、FHがいるという工業団地跡でアラクネで遭遇し、逃げられる。
  • PC1は、工業団地跡近くで深雪と出会い、ランニング中と誤魔化される。
  • PC達がUGNの研究所にいるときに、アラクネが襲撃してくる。
  • アラクネは深雪が躊躇したため、途中で撤退する。
  • 研究所職員に死亡者は出なかったが、施設は再建するしかないほど破壊されている。
  • PC2は、FHの連絡員と話している冬美を見かけ、冬美は連絡員を逃がす。
  • アラクネは《ヴィーグルモーフィング》を空間転送とし、何処でも出せる。
  • 冬美はアラクネを空間転送し、「ここで暴れてもいいのよ」とPC2を脅す。
  • 深雪がPC1に、研究所襲撃のときのアラクネは自分が操縦していたと告げる。
  • 深雪は研究所襲撃でショックを受けており、PC1にFHを抜けたいと相談する。

 ちなみに、箇条書きが時系列がバラバラなのは、『思いついたら書く』をやっているからです。
 これで30項目ぐらいになったので、次は時系列に並べ替えかな。(前回は10項目ぐらいと書いていたけど、短文にして30項目ぐらいまで出す方がよいかも)
 とりあえず、現状で各PCのシナリオへの関わり方も、何となく見えているので、書いておきましょ。(っと、シナリオロイスも書けるな……PC3が人でないけどw)

  • PC1は、畝傍深雪と交友を深めることでシナリオに関与。
  • PC2は、畝傍冬美を疑うことでシナリオに関与。
  • PC3は、小型多脚戦車を追うことでシナリオに関与。

 あと、この段階で名前を決まったのは、ボスになるNPCとヒロインが双子の姉妹だと面白いんじゃないかなと思ったからです。(普段はOPが決まって、HOを作るときなんですが)

 はい、今回もシナリオ進捗報告、その3です。
 平日なんで、通勤の1時間ぐらいでしか進めていないんですが。
 おっと、前回までのネタの箇条書きで、重要なことが記述していなかったので書いておきますね。
 『重複している部分があっても、書いている途中で要らないかと思っても書く』
 と、言うのも、今回のグループまとめと時系列への並び替えの後、重複している部分の削除とかの調整は行うことだからです。
 つう訳で、今までのネタの箇条書きを、PCもしくはロイスごとにグループまとめ、時系列に並び替えしてみました。
 ちなみに、先ほど述べたように、この時点で、繋がりが良くなるように重複を消したりの項目調整をしています。

  • 深雪と冬美は、FHが開発中の小型多脚戦車であるアラクネの操縦者。
  • アラクネは蜘蛛型、胸部が射撃管制で冬美、腹部が機動管制で深雪が搭乗。
  • アラクネでは、深雪が機動担当で、冬美が射撃担当。
  • アラクネは拠点襲撃兵器であり、高機動では壁や天井も3次元的に動ける。
  • 冬美は深雪を自分の半身だと考え、深雪は自分と冬美は違う人だと考えている。
  • 深雪がPC1に興味を持つ感じは、初音ミクの「ロミオとシンデレラ」を元にする。

  • 工業団地跡では、深雪と冬美が夜な夜な小型多脚戦車の試験をしていた。
  • 工場とその工業団地は不況で縮小されており、工業団地に人気はない。
  • PC3は、FHがいるという工業団地跡でアラクネで遭遇し、逃げられる。
  • 深雪と冬美はアラクネを空間収納で消すと、PC3を撒くために別れて逃げる。

  • PC1は、工業団地跡近くで深雪と出会い、ランニング中と誤魔化される。
  • 深雪の服装は、体のラインが分かるようなスーツに、スタジアムジャンパー。
  • 深雪は、PC1と同じ学校に1ヶ月前に転校してきている。

  • PC2は、弓道部で期待の新人として有名になっている冬美のことを知る。
  • 冬美は部活で、先に射った矢に当てるのを連続するのを見せる。
  • 冬美の名字は畝傍で、深雪の双子の姉と分かる。

  • ある日、深雪は試験を抜け出し、PC1と繁華街に遊びに行く。
  • 深雪は音ゲーで高得点を出し、反射神経が良いところをPC1に見せる。
  • 深雪は、冬美と一緒じゃなくて遊んだのは初めてと言う。

  • PC2は、FHの連絡員と話している冬美を見かけ、冬美は連絡員を逃がす。
  • アラクネは《ヴィーグルモーフィング》を空間転送とし、何処でも出せる。
  • 冬美はアラクネを空間転送し、「ここで暴れてもいいのよ」とPC2を脅す。

  • PC3がUGNの研究所にいるときに、アラクネが襲撃してくる。
  • アラクネは深雪が躊躇したため、途中で撤退する。
  • 研究所職員に死亡者は出なかったが、施設は再建するしかないほど破壊されている。

  • 深雪がPC1に、研究所襲撃のときのアラクネは自分が操縦していたと告げる。
  • 深雪は研究所襲撃でショックを受けており、PC1にFHを抜けたいと相談する。

  • TRSで、工業団地跡で神出鬼没するアラクネとの戦闘を表現する。
  • アラクネの腹部は分離でき、分離すると胸部で機動管制になるが機動が落ちる。
  • TRSクリアーで、深雪はアラクネの腹部を分離し、PC達と戦うのを辞める。
  • 冬美でもアラクネの機動できるが、高機動はできない。

  • ジャーム化した冬美が操作するアラクネと、PC達が戦闘。
  • アラクネは「モーフィングカーⅡ+チェーンガン」のデータを使う。

 さて、一番最初の固まりはグループ化できなかったので、情報収集になると思います。
 それなのでスキップするとして、次の項目からは各PCのOPとミドルの2つ分シーンに対応することになり、何となくストーリーが見えていませんか。
 ただ、そう見ると、深雪がFHを抜けたいとPC1に相談する項目と、TRSを行う項目の間に空きがあるように思えます。
 また、PC2のミドルの2シーン目がありません。
 と、いう訳で、PC2のミドルの2シーン目で、それを繋げるネタ出しをして見ましょう。

  • PC2は繁華街で、取り逃がしたFHの連絡員を捕らえる。
  • 連絡員は、冬美に洗脳するのに近い、記憶除去装置を渡したことを言う。
  • 連絡員は、深雪が勝手な行動を取り始めたと、冬美から聞いたから渡したと言う。
  • マスターシーンで、深雪が洗脳状態であるのを演出する。

 つまり、今回の作業で足りないところが判明し、それを埋めることで「全体のながれ」という項目が完成する訳です。
 さて、今日は、この項目を先ほどの間に入れて終了で、次は実際に各シーンに振り分けてからシーン演出の作成かな。

 えっと、シナリオ進捗報告その4です。
 前回のグループ分けと並び替えした項目をしました。
 さて今回は、テンプレの各シーンに貼り付け、その項目から各シーンの演出を書いてゆきます。
 で、シーンの演出を書く順番は、前回で全体の流れと振り分けが出来ているので、
 『自分が書きやすいシーンから書く』
 で良いんですが……。
 できれば、オープニングシーンから書くと、ハンドアウト書きが先にできて良いかなぁ。
 (ミドルからは、書きやすいシーンから書くって感じで)

 各シーンの演出書きですが、先ずはテンプレートにある、
 「いつ、どこで、なにを、どうするシーン」
 を埋めます。(GMを慣れている人なら、これだけでセッションできるんだろうなぁw)

 次に必須で伝えることを、シーンの背景演出や台詞で書いています。
 この台詞というもの、私はルルブに載っているような「~の場合」と条件を分けて、書くことはありません。
 大抵、どっちとも取れるPCの会話とか、条件自体に合わないときが多いからです。
 それなので、私の書く台詞というのは、状況を説明するNPCの台詞とか、PCのロールを引き出すような台詞が多いです。

 そんなこんなで、各PCのOPシーンを書いたので、次はHOかなぁ。

 はい、シナリオ進捗報告その5です。
 間にセッションのGMをしていたんで、間が空きましたのぉ。

 今回は各PCのオープニングが出来たので、それを元にハンドアウトを書きました。
 しかし、HOはどうしたら良いとか言い難いなぁ。
 私の場合は、一人称視点でショートストーリー風にしているんだけど。
 まぁ、OPで何が起こるかが分かれば良いんじゃないでしょうか?

 では、シナリオ進捗報告その6です。
 OPはHOのために先に書きましたが、ここからは、
 『自分が書きやすいシーンから書く』
 ということで、今回はミドル6に想定しているTRSから、シーン演出を埋めてみました。
 (TRSは以前の「呟きログ01」から探して参照してみてくださいな)
 うん、TRSだと1シーンを簡単に埋めれるので、そこから手始めにって感じです。

 とりあえず、TRSは3種類の判定をPCにさせるのが目的なので、判定のダイス数が異なるように、能力値が異なる技能か能力値そのものを選択することになります。

 で、今回、TRSはネタの箇条書きの方で、
 『工業団地跡で神出鬼没するアラクネとの戦闘を表現する』
 『TRSクリアーで、深雪はアラクネの腹部を分離し、PC達と戦うのを辞める』
 とあります。
 その2つから、<知覚>で神出鬼没のアラクネを見つけ、【運動】でアラクネの攻撃を交わしながら追い、<交渉>で深雪を説得するというイメージが。
 じゃあ、判定技能はレンジ3から、<知覚>、【運動】、<交渉>にしようとなりました。
 (これだと、能力値も分かれているしね)

 と、なると、リミットを越えたら説得失敗、クライマックスで高機動をするアラクネと戦闘することになるとした方が面白いかも。
 あと、クライマックスでメジャーアクションを使えば、<交渉>の判定ができるようにしておけば、深雪を救う手が残されていてよいかも。
 深雪を自分の半身だと思っている冬美にとって、PC達が深雪を説得をしようとしている時点で敵だと思うだろなぁ。

 それら浮かんだことを忘れないように、クライマックスの部分に書いておきました。
 (しかし、ボスデータはTRSの結果で変わるようにしないとならんのか……)

 あとは、浮かんだ台詞を書いておいて。 
 まぁ、現状はこんなところです。

 シナリオ進捗報告、その7です。
 (終わる頃には「そのX」はいくつになるのだろうか)

 と、まぁ、前回のミドル6作成時に、クライマックスの部分を少し書き込んでいたので、今回はそのままボスデータを作成しました。
 あと、それに関連して、ミドル1の演出も書きました。

 さて、前回、TRSが成否でボスデータが変わるように、とか書いていたので、その辺りから詰めることに。
 まっ、簡単に深雪が残っている場合は《リフレックス:》をLv.3で持つことにしました。
 えぇ、これだけです。これだけで十分に怖いと思います。
 ダイスボーナスとか含めて10個でCR値7なので、期待値は30.9となり、簡単には当たらなくなるでしょう。
 (しかし、初期PCでも達成値30越えで組む人は組むからなぁ……)
 PC側へのフォローとしては、メジャーアクション消費で、TRSのレンジ3である<交渉>判定をできるようにして置くことに。
 あと、GM側のフォロー(?)としては、冬美がEロイス:「妄念の姿」で、深雪の《リフレックス:》をLv.3を取れるようにしたことですかね。
 一応、解除条件を『それでも攻撃を当てる』として、深雪とは違うと冬美に悟らせると、PCがロールしそうなのを用意しておきました。
 あと、ボスデータは自由に能力値とか決めて良いとありますが、私の場合は能力値はコンストラクションで組んで、《生命増強》でHPを120付近にしています。
 でも、エフェクトはLv.2~3の範囲で好き勝手に選んで、ダイス10個以上とCR値7ぐらいになるようにしていますがね。
 セッション4回目付近でやっと、ボス1人だと、HPが120付近で復活エフェクトが2つ以上無いと、2R目途中で終わると分かった私だったりします。
 (ルルブのシナリオとか、ボス1人で無いのが多いから、HP90付近なんだろうなぁ)
 まっ、元々、戦闘は不得意なんで、『こんなもんでいいや!』ってな感じでw

 さて、深雪が《リフレックス:》を持っていることになったので、それを先のシーンで、PC達に匂わせるような演出をする必要がでてきました。
 あぁ、情報収集で得るようにしても良いのですが……。
 折角、『音ゲーで高得点を出し、反射神経が良いところを見せる』というミドル1があるので、そこの演出に組み込むことに。
 そうすると、クライマックスで《リフレックス:》見せても、「え~」という不満の声じゃなくて、「やっぱりか!」とPC達にとって、予測が的中した感じの声になるんですよw

 あと、ミドル1に少しでも『初音ミクの「ロミオとシンデレラ」を元ネタとする』という部分を残すため(ホント、もう違う物になってるよねw)、巨大ゲーセンを知らなくて興味を持つような演出を加えました。
 (♪知らないことがあるのならば、知りたいと思う。普通でしょ。……いや、歌詞は、そういう知らないことじゃないと分かっているんだ。うんw)

 まぁ、そんなこんなで。
 (次は、そのままPC1絡みでミドル4のシーン演出かなぁ?)

 シナリオ進捗報告その8です。

 さて、今回はミドル3の演出を書きました。
 PC1絡みでミドル4の演出を書こうと思ったのですが、PC3がシーンプレイヤーであるミドル3でNPCを含め、全員が揃うところであるので、こっちから先に書いた方がシーンを繋ぎやすいかなと。

 ミドル3はアラクネが研究所を襲撃してくるシーンであるので、先ずはシーンプレイヤーであるPC3が、OP3で出会ったアラクネを調査しているという感じで情報収集をさせることにしました。
 (支部にしないかったのは、オンセサイトでは、支部が設定されている場合が多いので、崩壊とかさせ難いからです)

 さて、与える情報としては、アラクネがどういう兵器かということ、乗員が2名であること、何処でも自由に出し入れができることとしました。
 それらを失敗したら困る物から、分からなくてもシナリオは進む物に分け、達成値によって開示される情報が変わるようにしました。
 このように、達成値で開示されることが変わるようにすると、情報収集のネタが少なくても、達成値の上位が開示されていなければ、別シーンで情報判定できるとかにして、擬似的に情報収集ネタを増やすことができます。
 で、情報収集の注意点としては、当たり前に分かっているだろうと思う情報でも書くことですかね。
 GMはシナリオが分かっているので当たり前に分かっているだろうと思う訳で、PL視点では分からない場合が多いからです。
 あと、PLが分かっていても情報収集で確定してから、PCが動くという人もいますから。
 つまり、シーン演出で分かることでも、情報収集のネタとして書いても大丈夫だということです。
 (情報収集キャラがいる場合は、活躍のシーンが増えますし)

 次はPC達が合流したところでアラクネが襲撃して来て、深雪が躊躇して撤退する演出を書きました。
 ここの演出は、アラクネの中に居る冬実と深雪の会話がPC達に聞こえるような感じで、台詞をメインに書いています。
 で、チョットしたセッションのコツとして、NPC同士が会話する場合は、台詞を先に書いておくとチャットでのセッションは楽ですよ。
 あと、キーポイントとしては、PC1には深雪の声と分かることと、PC2には冬美の声が分かることをPLに明言することですかね。

 う~ん、微妙にPC3のシーンプレイヤー感が薄いような気もするけど、ラージナンバーは事態を俯瞰でみる立ち位置だから良いかw

 さて、シナリオ進捗報告その9です。

 今回は一気に、ミドル4、ミドル2、ミドル5と書き進みました。
 (残るは、マスターシーンぐらいですな)

 とりあえず、前回のミドル3からの続きとして、ミドル4のシーン演出から埋めることに。
 このシーンは、深雪がFHを抜けたいとPC1へ言うところなので。
  • ミドル3でアラクネに乗っていたのは自分であること。
  • FHが間違っていると思い始めていること。
 これらが伝われば良いかな。
 リプレイ本とかで、FHから見れば、UGNはレネゲイドの存在を隠し、自分達の利権に使っていると見れるらしい(?)ので、その辺りをPC1に聞くことで、FHの方が間違っていると深雪が感じられるかなと。
 あとは、そのままUGN支部に連行されないように、舞台を学校の昼休みとして置いたぐらいですかね。

 次にミドル2のシーン演出
 ミドル1、4が埋まったことで、PC1サイドの話の流れが大まかに出来たので、PC2サイドの話の流れに入りました。
 まぁ、最初の小ネタのシーン分配でミドル2は。
  • アラクネが自由に呼び出せること。
  • 冬美がFHであり、学校で暴れても良いのよとPC2を脅すこと。
 と、決まっているので、細かい部分の設定として、連絡員にオーヴァードのリストを渡したことにしました。
 これにより、アラクネによってUGNの施設を無くそうとしている、というFHの計画が(後付で)出来ました。

 続いてミドル5のシーン演出。
 これもPC2サイドの話の流れです。
 このシーンも最初の小ネタのシーン分配で。
  • FHの連絡員を捕らえる。
  • 深雪が洗脳状態になったと分かる。
 と、決まっているので、FH連絡員とどのように出会うかを決め、逃げるときに記憶除去装置を落とし、拾おうとしたところを捕まえれるとしました。
 あと、ミドル6の工業団地跡でのTRSを使ったアラクネとの戦闘に繋げるため、最後に冬美を登場させ、呼び出すことにしました。
 まぁ、ここで冬美が追われると繋げ難いので、口封じとして(まぁ、連絡員を退場させるためですが)長距離射撃で連絡員を撃ち、PC達が冬美を見つけると、呼び出しのメールが届くとしました。

 あとは、情報収集として、深雪と冬美の情報を作ったぐらいです。
 それぞれをミドル1とミドル2に割り振っても良かったのですが、それぞれのシーンはロールプレイが多くなりそうなので、PCが言い出したらぐらいで、情報収集の欄に記述して置きました。
 (HO的に、PC3の方が情報収集を要求するかも知れませんし)

 さて、後はマスターシーンと、全体の流れを見てのシーン演出の調整になるかな。

 シナリオ進捗報告、ラストです。
 ってなことで、シナリオ完成しました。

 まぁ、今回は、マスターシーンの演出を書きました。
 終盤のマスターシーンは、深雪が洗脳状態であることを演出するのが目的だったので、分かり易く、冬美と深雪の会話にしました。
 あと、全体の流れを見てみると、双子の考えの違いが表に出ているので、最初のマスターシーンも、それを感じさせるような物に変更しました。

 で、元の題名である「ここから連れ出して」から、シナリオ内容が離れてきたので、副題の英語はそのままで、「貴女と私」と変更してみました。
 (題名で、シナリオの内容の予測が付くのって結構重要なんですよねぇ)
 しかし、『初音ミクの「ロミオとシンデレラ」を元ネタとする』は、何処へやらって感じですなぁ。


 さて、シナリオ作成の全体的なまとめをば。
 先ずは、シナリオ作成で滞る人は、全体の流れとシーン演出を分けて考えることをオススメ。
 各シーン演出ごとから書き始めると、『次は何をさせよう』を考えるのに時間が掛かったり、書いたものの、シーンの辻褄が合わなくなって、前のシーン演出を書き直したりとループに入ったりします。
 (実際、私もこの書き方に変えるまでは、ループに入っていました)

 全体の流れを作る時点で滞る人は、過去のログの進捗報告その3付近を参照してくださいな。
 私のシナリオ作成方法で重要なのは、そこにあるように、時系列やら繋がりを考えずに小ネタを羅列した後で、小ネタを固まりにまとめ、時系列に並べ替えるです。
 小ネタの種類がバラバラでも、時系列に並べ替えたときに繋げるネタは思いつき、意外な展開になりますよ。
 (つまり、私の場合、最初から意外な展開を考えていないんですねぇw)

 あと、シーン毎の書き方ですが、拘らないことですかね。
 実際、私のシナリオもシーン毎の分量や内容(台詞だったり、項目だったり)がバラバラです。
 結局のところ、セッションのときに、そのシーンがイメージできるものであれば良いのですから、書き方に拘らない方が良いと思います。
 (個人が使うシナリオですから)

 まぁ、ハンドアウトとか、マスターシーンの書き方は、私の方もまだ定まっていないので、どうしたら良いとか書けないですけどね。
 (ハンドアウトはOPが分かる物で、マスターシーンはシナリオの背後で起こっている状況説明をする物であれば言いのかなぁ?)
 まっ、先ずは、どんなネタでも思いついたときに、携帯のメモにでも書き留めることからスタートですかね。

最終更新:2010年03月21日 09:07