ウン年ぶりに帰郷する月橋。道中移動コンビニをしている間宮たちの車に乗せてもらい、現在の状態を聞きながら向かう。
廃村寸前となっている籠井村は、行政の受け入れを拒否する者も多く在るまま還るという希望者が多いらしい。
時は同じく、東雲も村で行政の受け入れと村人との交渉を聞いていた。結果はいつもと同じ、平行線。
大した進展もなく、頑なに残ることを希望する村人たちに押されて市の者は帰って行った。
「ホントはあちらの話を聞いておけばいいと思っているのだけれども」という声も少なくはない。
そんな山の中の村にチャリで来た陣内。何やら求める物を探して。
FHからの指令を受けて現れた黒谷。同じく、探し物を手に入れるため。
月橋は旧友の里中、東雲と再会し和気藹々と村の現状やら出て行ったそれやらこれやらを話す。
陣内、黒谷も別所ながらも優しい村人から宿を借り、拠点を作る。料理人さすが。
村の中で来客があるのは珍しい。その珍しさからか村が狭いからか、運よく4人は会合する。
ちょっと陣内がこいつらオーヴァードかとか感じ取ったりしてた。便利だね。
しかし、そこではただ会って話すだけではなかった。皆、裏に悩みを抱えていたから。
その悩みの解決の為に情報収集に走る。
青い髪に青い瞳の少女。
村を守る、東雲の神社の祀り神、稲荷様。
裏の山、神聖なる地。そして、神の落とし物。
その情報収集の途中、陣内が山に立ち入り青の少女と対話する。
彼女は「自分の力の為にお前らは贄となる」みたいなことを言って襲いかかってきた。
なんとかその場から逃げだすが、その先で東雲と対峙する。
不穏な空気が漂い、裏ハンドアウトを見せ合ったりしてぎくしゃくしたままその場は過ごされた。
襲いかかった、明らかなオーヴァードの気配を感じ取った月橋と黒谷もその場に駆けつけ青の少女と対面する。
彼女は特に月橋を気に掛けていた。が、今はその力を見るために、といずこから醜い獣を召喚し立ち去ってしまう。
獣を何とかいなす4人。
お前ら一体なんなんね。そのような空気に包まれたが、元々おかしいんだから敢えて共闘しようみたいなことを黒谷が言ってこの場は終わり。
次回へ続く!
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