孔蹄のビヒモス(Craterhoof Behemoth) - 統率者戦（EDH）カード評価

孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth (５)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
速攻
孔蹄のビヒモスが戦場に出たとき、ターン終了時まであなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを得るとともに+X/+Xの修整を受ける。Ｘはあなたがコントロールするクリーチャーの数である。
5/5

引用元:Wisdom Guild

評価

　非常にパワフルな大型クリーチャー。
　クリーチャーをたくさん展開するデッキにとっては、まさに必殺技と言うべきカードである。

　戦場に出た時に、自分のクリーチャー全てに+X/+Xの修整とトランプルの付与を行うことができる。Xは自分がコントロールするクリーチャーの数であり、小粒のクリーチャーをたくさん展開するデッキでは凄まじい爆発力を見せてくれる。
　孔蹄のビヒモスのを含めてクリーチャーが１０体いれば、全体で１００点分のパンプアップ。それぞれのクリーチャーの元のパワーを考えると、対戦相手３人の合計ライフ、つまり１２０点分を一度の戦闘で吹き飛ばすことも十分あり得る強化値である。
　プレイヤーのライフが多い分、統率者戦では戦闘のみで対戦相手を倒すのが難しいと言われているが、そんなことは関係ないとばかりに対戦相手を殴り飛ばせるのは爽快の一言。

　主にトークンを生成できる統率者でよく採用されている。カーの空奪い、プローシュ(Prossh, Skyraider of Kher)や野生の意志、マラス(Marath, Will of the Wild)などは特にトークンの展開が容易なため、勝ち手段の１つとしてよく採用されている。

　元々のマナ・コストが８マナとかなり重たいので、自然の秩序(Natural Order)によってコストを踏み倒して戦場に出てくることが多い。
　ただ、緑には数多くの優秀なマナ・クリーチャーや、ガイアの揺籃の地(Gaea's Cradle)などの爆発的なマナ加速の手段がいくつかあるので、案外８マナくらいならば簡単に払えてしまうことも。

類似カード

草分けるアイベックス(Pathbreaker Ibex)
雷足のベイロス(Thunderfoot Baloth)