Phyrexian Devourer

Phyrexian Devourer (6)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
Phyrexian Devourerのパワーが7以上になったとき、それを生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはその追放されたカードの点数で見たマナ・コストである。
1/1

評価

 重量級のアーティファクト・クリーチャー。
 主に壊死のウーズ(Necrotic Ooze)を用いたコンボで利用される。

 ライブラリーの一番上のカードを追放すると、追放したカードの点数で見たマナ・コスト分の+1/+1カウンターを自身に乗せることができる。パワーが7以上になったら生け贄に捧げられてしまうためファッティとして扱うのは難しいが、起動型能力の方だけを壊死のウーズに持たせることで、そのデメリットを無視して運用できる。
 この時点で対戦相手を一撃で殴り飛ばせる大ファッティが誕生しているが、さらに墓地にトリスケリオン(Triskelion)歩行バリスタ(Walking Ballista)死を運ぶソクター(Deathbringer Thoctar)などがあれば戦闘を挟まずに対戦相手のライフを消し飛ばせる。
 その場合、生き埋め(Buried Alive)適者生存(Survival of the Fittest)などでコンボパーツを揃えることが多い。

 ちなみに、パワーが7以上になったら生け贄という能力は状況誘発。状況誘発の能力は条件を満たすとスタックに乗り、その後解決するまでは同じ能力が誘発することはない。つまりどういうことかと言うと、対応してライブラリーを追放する能力を起動し続けることで、一時的にすさまじいパワーになれるということ。
 スタックに乗っている誘発型能力を解決すると生け贄になってしまうので戦闘には使えないが、ゴルガリの死者の王、ジャラド(Jarad, Golgari Lich Lord)を統率者にしている場合などは有効な場面もあるだろう。

相性の良いカード


相性の良い統率者

最終更新:2018年12月18日 21:54