難しいことを言うようですがその苦しみやつらさこそが,生きている証ではないでしょうか.僕は,生きる力とは,成功を続ける力ではなく,失敗や困難を乗り越える力だと考えます.
怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる.ピタゴラス
罪を憎んで人を憎まず.
2008.01
偶然だが、川上哲治氏の著書を最近読み漁っていた。失礼ながらそれまでは「選手に恵まれて9連覇できたラッキーな監督」というイメージしかなかった。きっかけは、野村克也氏が著書でいろいろな野球人を評している中で、それほど関係が深くもなかった川上氏だけは絶賛していることだった。そういえば川上氏のことをほとんど知らなかったことに気付いた。
本人曰く決して才能に恵まれた訳ではなかったところから努力で這い上がり、監督になってからは長嶋や王といった個性的な選手たちを掌握することに大変な気を遣ったようである。禅に教えを請い、修行もしたそうだ。
リーダーシップについて、ひとつ刺さった言葉;
「上、下を知るに三年要すとも、下、三日にして上を知る」(川上哲治「遺言」)
ご冥福をお祈りする。
2013.10.30
「だが,考えてみてほしい.そもそも「こうなりたい」という願望や目指すべき理想を持たない人間が,不安を抱えたり,絶望に陥ったりするものだろうか.自分の願いが現実のものにならないとき,あるいは危機的な状況に陥りそうになったとき,人は不安や絶望を感じるのではないか.逆にいえば,「こうなりたい」という気持ちがなければ,不安も絶望も感じるわけがない.不安や絶望を乗り越えてこそ初めて,「強い自分」と出会えるのではないか.
人は自分の弱さと葛藤することで強くなる.それを繰り返すことで,新しい自分を発見できる.逆にいえば,不安やコンプレックスに苛まれ,「自分を弱い」と感じたときこそ,「強い自分」に変われるときなのだと思う.
ほんとうに上達させたいと思うのなら,「ひと言,簡潔にワンポイントだけ指摘してやる」ことだ.そして,ここが肝心なのだが,その「アドバイスは必ず本人ができることでなければならない」.しかも,「そうすることによって劇的に状況が変わること」.この三つはアドバイスにおいて大変重要なポイントである.
阪急ブレーブスの西本幸雄監督が山田久志に言った言葉
「勝てないのはいい.」それは君を使っている私の責任だ.でも,自分自身を振り返ってみなさい.君は登板する前に,自分の調子をきちんと整えたり,相手を研究したりと,投手としてやるべきことをちゃんとやってきたか?もし君がそうした準備を怠らず精一杯投げているのなら,「なぜ山田を使うんだ」という声は起きないはずだ.それどころか君の姿勢を評価して,なんとか勝たせてやろうと思うものなのだ」
これからのリーダーの資質「キャパシティ」
対極的な損得勘定
リーダーと部下の距離
リーダーが理論家なら自分が思う間合いより近く,情熱家ならより距離を置いた方がいい
成功体験が内発的モチベーションを誘発する
積み木型チームワーク いろいろなパーツを矯めることなく,それぞれの形を残しながら,多少の出っ張りは気にせずに積み上げていく
アクティブコミットメント(自発的連係) 組織の隙間を埋めるもの
リーダーの分業制 キャプテンとゲームリーダーなど」
2008.04
- フィル・ジャクソン「シカゴ・ブルズ 勝利への意識革命 」
禅の話
グループワークについて考えさせられる内容
「スー族は,自己というものを世界の他のものから孤立した,別個の存在としてとらえていない.彼らが削って矢尻にした石,捕まえたバッファロー,戦いの相手のクロウの戦士達は皆,自分達を映し出すものと考えた.
戦士は仲間の戦士から目立とうとはしない.グループがグループの使命を果たすのを,自分にできる方法で助けて,勇敢に,誇り高く行動しようとする.もし自分に栄誉が与えられたら,自分が最も誇りに思っている持ち物を,親類,友人,貧しい者,年老いた者に分けなければならない.その結果,部族の長が,しばしば部族でいちばん貧しいことになる.
私だけではなかった.我々の社会の機構全てが,社会と思いやりを捨てるという危険な犠牲の上に,勝ちある勝者のまわりに作られている.
結局,誰もが負け,年をとり,変化していくのだ.そして,ゲームに勝てないとしても,小さな勝利が大切なのである.奇妙に思えるかもしれないが,変化と敗北を落ち着いて受け入れることができれば,自由にフロアに出て,自分の全てをゲームに捧げられるようになるのだ.
負けることは,勝つことと同様,ダンスにとって不可欠な部分なのだ.仏教は我々に,死を受け入れることで生を見つけられると教えてくれる.」
2007.07
- エディ・ジョーンズ「ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」
「武士道と侍のキーワード 信頼、忠誠心、努力
私はどんな事でも、成功は、準備がすべてだと思います。勝つためには、準備をしなければなりません。スポーツはもとより、ビジネスでも競争相手がいます。どんな事でも、成功とは、相手に勝つことにほかなりません。勝ちたいなら、相手を上回る準備をするしかないのです。
たとえば、水分補給は、大切な準備のひとつです。これは、ただ水を飲めばいいということではありません。まず、なぜ水分補給が大事なのかということを、理解することが必要です。脱水症は体の不調を引き起こすと考えている人が多いですが、あまり正確ではありません。脱水症を起こすと、血液の水分が減り、粘度が高まります。血の循環が悪くなると、まず頭がぼんやりし始めます。これはなかなか気付きません。体は普通に動くからです。しかし、実はこの時、大きな問題が起きています。判断力がすでに落ちているからです。ラグビーは、瞬時の判断の連続です。わずかな判断の狂いが、勝敗を分けてしまうことも少なくありません。こうした判断力の低下は、何としても避けなければなりません。そのために、水分補給は極めて大事なのです。脱水の予防のために、何をすればいいか。それは普段から水分をきちんと取る習慣を身につけることです。たいていの人は、喉の渇きを感じたら、何かを飲みます。しかし、プロスポーツ選手は、それではいけません。喉の渇きを感じなくても、
常時何かを飲む習慣を身につけなければなりません。試合中や練習中だけでなく、普段からそうするべきです。つまり、生活習慣そのものを変えるということです。
ここにいる選手たちは、一人一人の長所がチームに必要とされているから、選ばれたのです。もちろん、どの選手にも欠点はあります。しかし、サクラのジャージを着る時は、欠点はいりません。それをできるだけ捨て去り、全員が長所だけをチームのために持ち寄ってほしい。ニュージーランドやイングランドなど、世界の強豪チームに、優れた点はたくさんあるでしょう。しかし、自分たちにも、ここだけは負けないという点があるはずです。一つでも二つでもいいから、各人がそれらを意識して際立たせ、戦ってほしい。 原辰徳
フィールドでは鬼になれ 原辰徳
欠点は、誰にでもあります。しかし、それをネガティブにとらえると、そこで負けは確定してしまいます。要は欠点とは、一つの条件にすぎないということです。欠点を欠点ととらえるか、ただの条件と考えるかが、勝利や成功への大きな分かれ目になるのです。
準備とは、努力のことです。努力という言葉はよく用いられますが、私は大きな誤解があるように思います。努力は、100%のものでないと、意味がありません。80%や、50%のものなど、そもそも努力ではないのです。
私はいろんな国の選手を指導してきましたが、努力が一番不足していると感じたのは、日本人です。私がコーチした日本人選手で、初めからきちんと100%の努力をしている選手は、ほとんどいませんでした。これは日本の教育と社会のシステムに問題があるからだと思います。(中略)つまり、日本のラグビー選手は、勉強すべき10代の頃に勉強せず、長い練習をします。そして社会人の選手になり、長いトレーニングをしなければならない時、今度はあまりしないのです。
基本的には、想定できない状況というものは、ありません。もし予想と大きく異なる状況になったとしたら、想定の仕方が間違っていたのです。正しい想定と、十分な準備、これができていれば、クリアできない状況などないのです。
ビジネスなど、たいていの勝負は長丁場です。そこで勝ためには、感情的で、興奮しやすい闘志は不要です。本当に必要なのは、冷静で、知的な闘志です。大きな感情の波を克服したその向こうに、成功はあるのではないでしょうか。
何かを行う前に、準備ほど大事なものは、ありません。十分な準備をせずに、物事に臨む人は、成功には遠いと私は思います。準備をしない人は、怠慢だからです。あるいは、自分に対して妙な過信があるのかもしれません。怠慢や過信を見直し、準備をきちんと行わない限り、成功は望めないのではないでしょうか。
義を見てせざるは、勇なきなり「論語」何をすればいいかわかっているのに、それをしないことは、勇気がないからだ
心配ほど無意味なものはありません。心配が何かを変えることはないからです。
例え成功しても、満足したり、驕ったりしてはいけないということです。先ほども言ったように、努力を怠って、実力を維持したり、向上させたりできる人などいないのです。成功や名声は人を酔わせます。そして、自分は特別な人間であるような錯覚によって、その人をどんどんダメにします。
私の考えるプロとアマチュアの違いは、何といっても心構えです。それをもう少し詳しく言うと、結果と責任に対する姿勢です。プロもアマチュアも、あることが好きだからやっている。これは同じです。プロは結果を出そうとしなければなりません。それだけではいけません。結果が出なければ、責任を取らなければなりません。つまり、プロにおいて、結果と責任は、一つのものであるということです。それがプロの心構えということです。私はスポーツに限らず、どんな世界でも、この意識の希薄な人が、案外多いと思います。ただ好きだから、楽しいからというだけでは、どこまで行ってもプロとは言えないのではないでしょうか。
今、あなたがしていることは、あなたの仕事なのです。ほかの誰のものでもありません。あなたがいろいろなことを決め、あなたがこの分野をよくしていかなければなりません。あなたはこのことを、よく理解するべきです。」
2018.01
- 野村克也「リーダーのための「人を見抜く」力」
- 野村克也「野村克也の人間通」
2018.05
- 野村克也、渡邉美樹「これだけで「組織」は強くなる 戦うリーダーの作り方」
- 野村克也「理は変革の中に在り」
2018.03
2018.05
高校の後輩の本
30代後半にNBAに挑戦している
年齢のことなどいろいろ言われているようだが頑張ってほしい
TM 瞑想の話が載っていた 調べたい
2007.07
最終更新:2022年08月20日 14:38