正体不明の犯罪組織アンサング。それに挑むヒーローの名を、
人々は、『青き疾走者』と呼んだ―――!!
【名前】 ラルフ=ハインケルン/ジェネオン『ラピス』
【性別】 男
【年齢】 27
【身長】 185cm
【体重】 67㎏
【種族】 人間
【役職】 探偵手伝い兼情報屋
【能力】 崩し流格闘術+我流アレンジ/ジェネオンシステム
【容姿】 薄い黄色の髪、青の瞳、やや筋肉のついた肉体。
【格好】 ファー付きのブラウンジャケット、青のジーパン。
能力(生身)
筋力:鋼鉄並みの硬度を持った
アンサングのモンスターを素手で砕く
敏捷:100mを10秒程で走りきれる。
跳躍:ビルの1階から3階までジャンプ一回で到達。
体力:時速20kmの車と4時間並走可能。
日本に来る前、16の頃であった青年に教えられたマーシャルアーツを起源とする格闘術。
素人でも出来る技と身体能力が異常に高くないと出来ない技の2種に分けられる。
彼はこの格闘術を我流にアレンジしたものを主に使用する。
代表的な技は敵に地を這う気の波を放つシュートウェイブ。
USBメモリのような形状の群青のメモリと、それを挿入するベルト。
ベルトにはメモリの挿入口が設けられており、これにメモリを挿し込み、
両側のパーツを閉じる事で『クローズチェンジ』による変身を可能にする。
変身の所要時間は3秒。ポーズは大体本人の気分次第。
能力(変身後)
筋力:全力でダイアモンド異常の硬度を誇る特殊防壁を破壊可能。
敏捷:100mを6秒で走りきれる。
跳躍:ビルの1階から8階までジャンプ一回で到達。
体力:時速50kmの車と5時間並走可能。
試作型の『レッド』『ブルー』での特化型とは別に、
遠、近、中にそれぞれバランスよく対処する為に作られた後期型。
アンサングのモンスターに一対一での戦闘行動を想定して作れられており、
防御性能を向上と運動性の増加を図っている。そのかわり攻撃面では特化していない分もあり、
余り高くはないが、使い方次第であらゆるモンスターを圧倒する事ができる。
また、試作型の『スピード』に対応しており、使用すると自身のみ、あらゆる行動を通常の1000倍の速度で行える。
だが、これについていけるのが今のところ2人しかおらず、制限時間も15秒程度で、それを過ぎた場合強制的に変身が解除されてしまう。
また、スーツ自体にも大きなダメージを受けると強制的に変身が解除されてしまう欠点がある。
スーツにはメモリにコードを命令すると自動で武器を転送するシステムが搭載されている。
ラピスには遠、近、中や固い相手や速い相手に対応する為に多種多様な装備が必要であった。
しかし、携行使用する場合、数が多いと行動に制限が生じてしまう。
そこで、組み合わせによる攻撃範囲の変化でこれに対応したのである。
これにより、重量などを上げずに広い範囲を対処可能になった。
ラピスアームズの形態変化の元である『近距離』の武器。
片刃の刃渡り60cm程の大型の剣。
握り手に付いているグリップを引くことでラピスのエネルギーを流し、
切れ味を上げたり、エネルギー波を放つことができる。
『シールド』のメモリをグリップ上部のスロットに挿し込む事でエネルギーシールドを張る事ができる。
『エンチャント』のメモリをスロットに挿し込む事で、手元から離してもエネルギーによる遠距離からの剣戟が可能。
メイン装備のうちに入るのだが、どちらかと言えば、
後に述べるブルータルラピスナックルの方が多用される。
ラピスアームズの形態変化の元である『中距離』の武器。
短銃身の片手使用を前提とした小型のマシンガン。
ラピスのエネルギーを弾丸にして撃ち出すことが出来る。
見た目から勘違いされやすいのだが、このエネルギーは前に述べた、
ブルータルセイバーのエネルギー波の3倍はあったりする。
『レディエーション』のメモリをマガジンに挿し込む事で、
エネルギーを3つまで独立攻撃ユニットにすることが可能。
また、『バースト』のメモリをマガジンにセットすることで、
チャージタイムに応じた爆発を起こす弾丸や、『レディエーション』で分離したエネルギーを相手にぶつけて炸裂させる事が可能。
ラピスアームズの形態変化の元である『遠距離』の武器。
基本的に近接戦闘メインのラルフにはまり使われていない不憫な武器。
形状は眺めの銃身に、マガジンがグリップ後方の銃床に配置されており、いわゆる『ブルパップ機構』をイメージしたもの。
性能は高く、厚さ1mの鋼の壁を容易く貫通するほどにエネルギーを圧縮・発射する機構を持ち、
また、他の物とは違ってマガジン部に3つメモリを挿し込む事が可能になっている。
『スナイプ』のメモリをマガジンに挿し込む事で、最大射程距離は2km、弾丸速度は秒速200kmに及ぶ。
『マテリアル』のメモリをマガジンに挿し込む事で、弾丸の性質を任意に変化させる事が可能になる。
『ホーミング』『ロックオン』の二つのメモリを挿し込むと、約5分間ロックオンした相手を追尾し続ける弾丸を発ことが出来る。
これらのメモリを用途によって使い分ける事で、多様な敵に対応できるのだが、ラルフのメインが接近戦の為出番は少ない。
ブルータルセイバーとブルータルマシンガンを組み替えることで成立する、
群青色のナックルダスター。
ラピスのエネルギーを流し込む事で威力を増す事ができるほか、
『レディエーション』のメモリを挿し込むと自身の分身を形成し、同時攻撃が可能となり、
『バースト』のメモリを挿し込む事でインパクトの瞬間に力場を形成し、攻防一体の攻撃が可能になる。
『シールド』のメモリを挿し込む事で自身を覆うエネルギーの膜を形成する事ができる。
『エンチャント』のメモリを挿し込む事で岩などの物質を操る事ができる。
恐らく本編中もっとも多用した形態である。
ブルータルセイバーとブルータルライフルを組み替えることで成立する群青と赤の大型剣。
サイズはブルータルセイバーよりも大きく、切れ味も高い。
ブルータルセイバーと同じように持ち手のグリップを引くことで刀身にエネルギーを流せるほか、
『マテリアル』のメモリを持ち手下部のスロットに挿し込む事で刀身に流れるエネルギーを変質させ炎や稲妻を纏わせる事が可能で、
『エンチャント』のメモリを持ち手下部のスロットに挿し込む事で実体のない存在を斬る事ができ、
『シールド』のメモリを持ち手下部のスロットに差し込むことで相手にエネルギー力場の壁を飛ばす事ができる。
ブルータルライフルとブルータルマシンガンを組み替えることで成立する全長1m20cm、口径60m程のバズーカ砲。
火力不足打開のために考え出された、射撃火力増強装備で、メモリを4つ同時に使用可能という他をぶっちぎる特性を持つが、
1m20cmと言う大型な上に、メモリ無しでもアンサングウォーリアを一発で壊滅させてしまうほどの威力な為、余り使われない。
有効射程距離は最大1.25kmで炸裂した際の有効範囲は直径5m、貫通モードの場合は炸裂せず最大射程距離が3kmに伸びる。
『スナイプ』のメモリを挿し込む事でデフォルトの炸裂モードを貫通モードに変更する事ができる。
『マテリアル』のメモリを挿し込む事で、弾丸の炸裂したエネルギーが相手を追尾するように変更が可能。
『ホーミング』『ロックオン』のメモリを挿し込む事で弾丸自体が相手を60秒間追尾するようになる。
しかし『マテリアル』との併用は不可能。
『レディエーション』のメモリを挿し込む事でバズーカを自立行動型攻撃ユニットとして空中を飛行しながら敵に時間差の攻撃を仕掛けることが可能。
『バースト』のメモリを挿し込む事で弾丸が炸裂と発光をを同時に発生させる、
いわゆる『フラッシュバン』のバズーカ弾バージョンが使用できる。
『ジェネオンシステム』にはコード入力とメモリの組み合わせによる、
いわゆる『必殺技』のような機能として『マキシマムアクト』が存在する。
これは一時的に『ラピス』本体から膨大なエネルギーを放出する事で、
破壊力等を増強し、相手に多大なダメージを与える事のできるシステムである。
また、『転移』したモンスターを元の次元へと送還する『リバースドライブ』を同時に行える。
コード入力はベルトの液晶画面の右に数字が表示されており、
特定の番号を入力し、Enterを押すと、入力に応じた命令が実行される。
コード入力『8・9・7・5・Enter』で発動。
入力と同時に『Maximum』『Jeneon kick』の音声が流れ、ベルトから足にエネルギーが集中していく。
エネルギーを両足に集中させて放つキック。
彼の場合は三角飛びからの飛び込み蹴り→サマーソルトと繋げて行く模様。
コード入力『9・7・5・4・Enter』で発動。
入力と同時に『Maximum』『Jeneon Wave』の音声が流れ、腕にエネルギーが集中する。
左腕を前にかざし、かざした腕の掌を右腕で殴る事で前方にエネルギーの波を放つ。
主に水中の敵を狙うときに使われていた。
ブルータルセイバーのグリップ上部のメモリスロットに、
『シールド』『エンチャント』を挿し込んだ後にグリップを引き、
コード入力『1・4・5・8・Enter』で発動する。
入力後には『Maximum』『Blue Edge』の音声が流れた後、ブルータルセイバーにエネルギーが集中する。
ブルータルセイバーを介して相手に『R』の斬撃を飛ばすと言う攻撃で、
主にとどめに使われる。
ブルータルマシンガンのマガジンに『レディエーション』『バースト』を挿し込んだ後、
コード入力『0・2・8・5・Enter』で発動する。
入力後、『Maximum』『Rapid Shooting』の音声と共にブルータルマシンガンにエネルギーが集中する。
攻撃は敵にマシンガンに集中したエネルギーを圧縮し、連続で放つというもの。
ブルータルライフルのマガジンに『マテリアル』『ホーミング』『ロックオン』のメモリを挿し込んだ後、
コード入力『9・1・3・Enter』で発動する。
入力後『Maximum』『Stag Buster』音声と共にライフルにエネルギーが集中する。
攻撃は高エネルギーの弾丸を『マテリアル』の力でクワガタの形に変え、
『ホーミング』『ロックオン』の力で相手を追尾させるというもの。
左腕のスロットに『レディエーション』、右腕のスロットに『バースト』を挿し込んだ後、
コード入力『6・6・6・Enter』で発動。
入力後『Maximum』『Lightning Woolf』『Over Drive』の音声と共に右腕にエネルギーが集中する。
攻撃は右腕からレーザーを放ち相手の動きを止めた後、右腕で相手を一撃殴打した後、
殴った後の右腕からエネルギーを放つと言うもの。
もっとも多用された技でもある。
ブルータルラピスセイバーに『ホーミング』『ロックオン』のメモリを挿し込んだ後、
コード入力『5・5・5・9・Enter』で発動する。
入力後『Maximum』『Blue Edge』『Over Drive』の音声とともにセイバーにエネルギーが集中し、
セイバーからエネルギーの刃が発生する。
攻撃は相手を『R』の字に直接斬り付けるというもの。
ブルータルラピスバズーカのマガジンに『バースト』『ロックオン』『レディエーション』、
さらに専用のメモリである『ブラスター』を挿し込んだ後、コード入力『3・3・3・Enter』で発動する。
入力後、『Maximum』『Jeneon Blaster』『Over Drive』の音声と共に、
バズーカにエネルギーが集中し、群青色にカラーが変わる。
攻撃は集中したエネルギーをビーム状に相手に放つというもの。
大量の敵を一斉に撃破するときに使われることが多かった。
【ツール関連】
- ビークル『CBR1100XXスーパーブラックバードJR』
ホンダ製オートバイCBR1100XXスーパーブラックバードをカスタムしたもの。
具体的には『バースト』『ロックオン』『マテリアル』のメモリに対応しており、
それぞれ、バイク後部にブーストエンジン4基を転送・装着する加速形態と、
目標のデータをバイクに送る事で敵の位置をナビゲーションするナビゲートシステム、
今現在走行している地形により、車体構造を変形させる事であらゆる状況に対応するオールラウンドシステムを備えている。
唯一の欠点と言えばこれに乗ってる間戦闘が出来ない事ぐらいであるが、
本編中盤において専用メモリ『バレット』が(変身中のみ)標準装備された事により、
バイクの左右サイドから7.62mm NATO弾を使用したである『74式車載7.62mm機関銃』を常時装備し、
戦闘不可能の弱点を克服している。因みに最高速度は平地時350km/h。
ジェネオンライザー装着者をジェネオン『ラピス』へと変身させるためのメモリ。
カラーリングは群青色をしている。
これをライザーに挿し込み、左右パーツを閉じる事で『クローズチェンジ』が成立し、
『Close chang』の音声と共にライザー装着者にスーツを転送・装着する事でジェネオン『ラピス』を完成させる。
ジェネオン『ラピス』用に試作されたメモリで、
スロットにセットし、発動させると『Acceleration』の音声と共に、
『ラピス』のカラーリングが白に群青色のラインが走った姿と変化する。
その後、ベルトのモニター部分が15秒のカウントをスタートし、
15秒が経過した、または自分で解除した場合のみ『Time Out』の音声と共に変身が解除される。
ダメージなどの原因による強制解除の場合『Forced outage』の音声と共に変身が強制解除されてしまう。
主にとどめに使われることが多かった。
【プロフィール及び性格】
某県荒宿の『
矢野探偵事務所』にて手伝い及び情報屋をやっている男。
バイタリティに溢れ行動的で、自分の考えを常に貫く男。
元々は格闘技の大会に出ていたこともあり、かなりの有名人。
そのコネを使ったり、自力で集めたりしている情報を矢野探偵事務所に売ったりする事で生計を立てている。
もっとも、その後ジェネオンシステムの開発元でもある『斉藤カンパニー』からジェネオンスーツ『ラピス』を渡され、
アンサングとの戦いに身を投じる。が、実際は生身でもかなり強く、
銃弾の嵐の中無傷で帰ってきたり、8分間海に鎮められても普通に生きていたりするなど、
常識外れの身体能力を持っている。しかしナイフ刺されたら流石に死ぬとは本人談。
現在は格闘家時代にとある国のスラム街で拾ったアルフレッド=ケビン(18)と共に暮らしている。
因みに家事は出来なくもないのだがアルフレッドが自分生活する為の技能として家事なども習得しており、
余り家事はやらないらしく、本人もアルフの作る飯が一番美味いと言っている。
アルフレッドが16歳を迎えた折に自身の格闘術を教え始めている。
今の所、めでたい話は無く、いい加減身を固めるべきか迷っているようだ。
性格は普段から陽気で気さくな人物で、そのせいか格闘家時代からの友人も多い。
しかし女性関係は余り得意でなく、デリカシーない事を言ってしまう事も。
大抵の人物と仲良くする事ができるが、自分が嫌いな人間とは余り美味く付き合えないようだ。
自分を鍛えることも他者を鍛える事も好き。
最終更新:2011年11月04日 23:12