キルリス


  Data

【名前】キルリス
【性別】♂
【年齢】不明(外見は少なくとも成猫ではある)
【種族】黒猫(アイリスの使い魔)
【性格】寡黙ながら気分屋

  Profile

生前は黒猫であったが、運悪く車に轢かれ死亡する。
その後、アイリスが使い魔を欲した際に素材とされ、アイリスの使い魔として第二の生活を始める。
使い魔として使用された素材は、“片耳のボロップ”から購入した『千年以上を生きた古龍』丸々一頭である。
最大の特徴は蒼と紅のオッドアイ。
外見は黒猫、中身は古龍、人格は古龍という訳が分からない状態になっている。

  Skill

  • 古代龍語魔法
 今は忘れ去られ、使える者が皆無と言っていい程の旧き魔法と呼ばれているもの。
 本来、龍種はブレスを多用し、この魔法の出番は非常に少ない。
 が、ブレスを出す器官が猫には存在しないために仕方なく使用する。
 龍語で人には聞き取ることすら困難な圧縮言語から発せられる詠唱は攻めに守りと種類が豊富。
 だが、術者が魔法体系に属する魔法の大半を忘却の彼方へと葬り去った為、実際に使用できる魔法は回復・結界・各属性攻性魔法程度である。
 簡単な古代龍語魔法でもアイリスの腕を煤に変える程魔法のレベルは高く、魔法の並列処理も可能な程で侮れない。
 記憶を辿れば、少々増えるかも知れない。

  • 人語/魔獣語翻訳
 鳥獣・魔獣・龍種の言語を理解し話す能力。
 話し、聞き取れるが相手側の知能に大きく左右される。
 キルリスなら古龍の言葉も理解出来る。人やそれに準ずる魔族と会話をする時、語尾は必ずニャとなる。
 アイリスが使う術式に興味を見せる辺り、近い言語を知っているものだと思われる。

  • 猫の足音(常時発動)
 キルリスが使用する“力を隠蔽する”術式をより効果的にする為に使用する術式。
 これだけで並の魔術師には“只の猫”だと思わせるには十分である。
 “猫の足音”そのものに力の隠蔽効果はあるが、キルリスが自身で使用する結界も組み合わせれば、姿を見えなくするなど容易である。

  Details

見た目は何処にでも居る黒猫。だが中身は魔改造された黒猫。
事故死した際に骨格は砕け、臓器まで損傷、或いは破損していた。
そのため、脳から心臓に至る古龍の全ての臓器を圧縮し、猫サイズに合わせて入れ込んだ。
瞳は古龍の瞳からそのまま流用し、毛で覆われた尻尾の先には猛毒が含まれた針が巧妙に隠されている。
皮の下にはびっしりと隙間なく古龍の鱗が幾重にも重ねるように使用されており、
鱗から下、内蔵はアイリスのような特殊な能力が無ければ傷を付けることさえ難しい。
心臓は勿論、血液も古龍の物を使用している為、龍種の中でも更に卓越した生命力は凄まじいの一言に尽きる。
猫特有の柔らかく靭やかな動きを実現するために関節部は翼膜を幾度も重ね、表面は翼の付け根を使用した。
その為、猫独特の動きは可能である。
ただ弱点はある。
龍種としての弱点として閃光のような強烈な光や大きな音が挙げられる。
また龍殺しの伝説を持つ武器には怯む。容易く身を斬られるのが分かるから。
音はガラスが粉々に砕ける音で怯み、一目散に逃げて距離を置くほどで、黒板の引っ掻き音には滅法弱い。
猫としての弱点は、遊び道具。ネコじゃらしや毛玉など。
中身は古龍だが、どこかで猫の本能が残っているのか、転がるボールやネコじゃらしに弱い。
また狭い所にホイホイされている。
便宜上使い魔としての力は“情報収集”の役割を担い、アイリスとの超遠距離念話も可能とする。

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最終更新:2012年01月24日 00:46