小夜

光の裏側


  Data


名前 真宵坂小夜(まよいざか・さよ)
性別
年齢 10歳
種族 人間
職業 私立千夜学園初等部4年生
趣味 悪戯
特技 嘘泣き
好き 春巻き、稲荷寿司、お菓子、家族とお友達
嫌い 野菜(特にピーマン)、ひとりぼっちの環境
?? 朝が来るまで、遊びましょ。


  Profile

◆容姿

夜空色の髪と、光の差さぬ黒い瞳が特徴的な少女。幼女?
セーラー服を着ていることが多いが、時折和服を着たりもする。
おかっぱ頭の後部に、赤いリボンを結んでいる。リボンの左端には金の鈴、右端には銀の鈴が付いていて、
これは実は通信機。金の鈴が集音・銀の鈴が発音効果を持つ。大抵は真宵坂本家に通信が繋がれている。

◆人物

滅亡寸前とも言われる「きらわれもの」の一族、「真宵坂」のひとりである少女。
年齢通り幼く人懐こい性格……というのは唯の演技で、実際は口汚い、えげつない性格をしている。
端的に言うとただのぶりっ子。生意気な子供である。

目の前で家族を殺され、路頭に迷っていたところを神羽鏡子に保護されるという過去を持つ。
だから何だと必要以上に周囲にアピールする癖がある。生意気の原因。かわいそうな子だと思われたくないのかもしれない。
本当はごくごく普通の女の子。ぽっきり折れてしまいそうな心を支えてくれる家族とお友達が大好き。
彼らに素直に接することができないのは、早く大人になりたいとあせるから。格好悪いこどもの典型である。

すごくどうでもいいことだけど、寝相の悪さに定評がある。
普段はパジャマの代わりに拘束着を着て就寝しているほどの寝相の悪さ。


  Skill

◆陰遣い

影使いの一族・真宵坂の固有能力。
影に気を流し込み、自分の身体の一部と見做して操作する。
自身の影が他の物体(意思を持たないものに限る)の影と重なれば、その影も操作できるようになる。

――――一族が保有する技能一覧

  • 影の性質変化
形状・硬度・質量・伸縮性・弾力性・耐火性・切れ味……などなど
自由自在に操れるが、操った分だけ気力を消費する。あたりまえです。
小夜は基本的に「扇子」の形で影を手元に置くスタイルを取っている。
  • 「抱影」
自身の影の中に潜る技能。気力を消費すれば、歩くくらいの速さで潜ったまま移動できる。
他の物質(意志を持たないもの)を影に沈ませることも可能。ただし、消費される気力は自分が潜るときより多い。
  • 「投影」
自身の影の一部を切り取り、フィールドに設置する技能。
気力の続く限りいくらでも設置できる、が、管理できるかどうかは話が別。
  • 「影縫い」
「抱影」及び「投影」を使用した、影から影へ移動する応用技能。
影の中から外へ出るときに、影が消えてしまう。

ものすごく便利で強力な能力であるが、影は強烈な光に差されると消えてしまう。これが最大の弱点。
抱影の途中に光を浴びた場合、強制的に外に引っ張り出されてしまうため、かなり危険になってしまう。

――――舞闘扇「真夜」

上記の技能のうち、とくに「影の形状変化」が得意な小夜が固有する、個人技能。
扇子の形状で小夜の手元に置かれた影は自在にその姿を変え、兇器に変貌する。
基本的にどのようにでも変形させられ、幅広い戦術戦法に対応することができる。


  Battle

とにかく便利な異能に依存している。
操る影は気力が続く限り伸び、脅威的なリーチを誇る。一歩も動かずに相手を封殺なんてこともできるかもしれない。
そして、攻撃・防御・移動とどんなことにも使える影は、どんな戦況にも対応してみせる。
幼いながら戦闘経験をそれなりに持っているのも強み。ちょっとやそっとじゃ折れてやらない。

良く言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。そんな感じの性能。
ただし小夜という少女本体は、一般的な、脆弱な少女と何ら変わらない。


  "Home"

◆真宵坂

こちらを参照。

◆「真夜」

小夜の影が意思を持った姿。容姿は小夜とまったく同じつくりになっている。
普段は普通の影として存在する彼女(彼?)は、小夜が意識を手放したときに現われて行動を始める。
小夜が寝ている間にこっそり離れて、街を徘徊することが多いようだ。
小夜が起きるまでに小夜の体に戻らないと、小夜に新しい影ができてしまうことになり、
真夜の存在が消滅してしまう。そのため、意外とせっかちだったりする。

性格は、一言で言ってしまえば愉快犯。小夜を取り巻く世界が混沌とすればするほど、上機嫌になる。
小夜に戦闘方法、さらには「上手い嘘の吐き方」や「嘘泣きのコツ」などいらんことまでもを教えたのは真夜。

真夜が傷を負うと本体である小夜も傷を負う。
ので、真夜が徘徊中に怪我をして小夜の元へ戻ると、小夜は朝起きた時に身に覚えのない傷の痛みに襲われることになる。
寝間着に拘束着を着用するのには、真夜の一人歩きを防ぐためという理由もあるのだ。

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最終更新:2011年11月23日 22:23