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*川越 一生(かわごえ かずき)
 アイントホーフェン出身、サンクトペテルブルク育ち。
OLM所属。
海外で騎手として生活していたが、「ポケモン」のアニメをたまたま視聴し、「馬もええけどギャロップ乗りたいなー。」と周りに言い残し日本へ来日。
24歳でOLMに制作進行として入社。1番希望していたTVポケモン班へ配属。
演出方面で将来を考えるも、OLMの演出試験はとても厳しく、創設から今まで1発で合格した人が未だかつて誰もいないと聞き、一度演出への想いを閉ざす。だが、時間がある時にはコンテを描いていた。
26歳の時に中途で入社してきた制作進行の鈴木氏がTVポケモン班に配属。川越氏が机で描いているコンテを見て「めちゃ良いコンテ描きますね。川越さん演出試験受けたら合格しますよ。俺にはその未来が見えます。」と言われ、最初は「何適当なことを言うてるんや・・・」と思ったが、彼が毎日、「出来るよ！」、「大丈夫！」、「ダメで元々、受かったらラッキー！それでイイんです！クゥー！！」と言われ続け、コンテを描きまくっては監督の矢嶋氏にコンテを見てもらうようになる。
そして去年、OLMの演出試験を受け見事、創設以来1発合格1人目の演出となり周りを驚かせ、OLM演出試験に伝説を作った。
川越氏曰く、「スズキチがTVポケモン班におらんかったら今の自分はないわ。ずっと設定制作or制作進行やって体壊しとったわ。」とのこと。
今やっている制作進行話数が終わると同時に演出になるので非常にこれからが楽しみで有望な若手演出家の1人で、早く演出になるのが待ち遠しい。

鈴木氏がOLM入社と同時に連れて来たアニメーターの安田氏とも非常に仲が良く、鈴木氏、安田氏の2人がOLM1階の敷地内にあるガラス張りの前でダンスの練習をしている中に交わり、今では3人で練習している。
練習のせいか、エアートラックス、ジャックハンマー、ステッピン、1990、エアチェアーなどのダンスを身につけた。
今の夢は、演出家初、ダンス大会に出場し優勝したいらしい。 

*フィルモグラフィー
-ポケットモンスターXY オーキド講座(2015)　絵コンテ・演出

川越 一生(かわごえ かずき)

-ベイブレードバースト（2016-2017)　演出　34話　42話