■「変態ではありません。天才です。だからまじめに聞いてくださいませ」
※半裸のオッサンに言われても説得力がねぇ・・・・
※詳しくはページ下の画像ファイルを参照のこと。
■私のことを五世紀に一人の天才だとか、
レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ変わりだという人があるが、
それは、私が人間の姿勢や動作からあらゆるものを瞬時に読み取ってしまうという
稀有な能力を持っているからである。
[体型大全 P.8]
※自分のことを天才とか誰かの生まれ変わりだと言うのは自由ですが、
実績もないのに言うと恥ずかしいだけです。
一般的にはこのような人の事を誇大妄想と言います。
※ありとあらゆるものを瞬時に読み取ることが出来るのに、
ランスのフォームをビデオテープが擦り切れるまで観察しても彼の背骨の骨折には気がつかなかったようです。
※BICYCLECLUB 2006年7月号P48では、アレックス服部氏はコムレイドの内山さんに体の歪みを指摘され、
渡邉城作氏の診断によって骨盤の位置と背骨に大きな歪みを治されています。
アレックス服部氏はエイドステーション常連ですが、普段接している店主には歪みは読み取れなかったようです。
■ふたたびフジテレビの「ツール・ド・フランス」のビデオを引っぱりだしてきて、穴があくほどにくりかえし、
ときには静止画像に定規をあて、ときにはコマ送りで足首の角度をチェックし、
ときには何度も巻き戻してはストップ・ウォッチ片手に電卓を叩き、ケイデンスを割り出しながら見続けた。
そして、本当にいくつかのビデオがすりきれて見れなくなってしまった
[ラクダのこぶ~ P.129-130]
※ビデオで見るのと実際に目にするのでは違いがありますが、
本当に「ありとあらゆるものを瞬時に見抜く能力」がある天才なら
ビデオテープが擦り切れるまで見る必要は無いのでは!?
むしろこれは凡人の証明ではないでしょうか。
■私の文章や絵は、私の手を借りて神が書(描)いたものにほかならない
■「私は内容だけでなく、誤字脱字から文字数に到るまでを完璧にしてからでないと脱稿できないタチで、
(中略)
いつかテキトーな原稿を渡してやろうと思ったりもするが、性根というものであろうか、やっぱりできない。」
[まちがいだらけ~ p71]
※あれれ??? 原稿は神が書いたものなんじゃないんですか?
神の言葉を伝えていると言いながら手抜き宣言。
神を冒涜していますね。
※エンゾの文章のところどころ、漢字がひらがなで書かれることが多いのは文字数を完璧にするためでしょうか?
無駄な努力というか、読みにくくて、読み手のことを考えていません。
『当時、まだ専務だったジョブ・インターナショナルの高橋社長が・・・』
[らくだのこぶ~ p126]
※前後の文章を読むとと、2004年の出来事のはずですが、2000年の時点では高橋氏は既に社長に就任しています。
http://www.j-league.or.jp/csc/report/report_takahashihiroto.html
また、BICYCLECLUB 2008年2月号P151の『ジロディ箱根』内のコラムで、
読者からの指摘で ヴァットヴィレールがノンニトレートなのをノンサルフェート(無硫酸塩)と
勘違いしていたのを謝罪しています。
『担当者の説明を誤解したまま記憶、後日あらためて調べ直したり、確認したりする作業を怠った』
にもかかわらず、その年の5月に脱稿した「まちがいだらけ~」で上の記述である。
事実関係の確認を怠っていることが、こうも見受けられるようでは、とても完璧主義者とは言えない。
そういえば、なんだか、この本をより売りやすくするために商品のカタログページをいれましょう、と言われたんだったっけ。
(中略)
しょうがないんで「そっちでてきとうにつくっちゃってよ。ただし、GIOSのページだけは自分で書くから」
といって、実質、GIOS以外を完全に"丸投げ"したのである。
[まちがいだらけ~ p57]
※著書で、一部丸投げしてるのに完璧主義者きどり・・・。
売りやすくするという理由だけで、価格やグレードが変動する自転車のカタログを入れるのは、
読者に不誠実と考えなかったのでしょうか?
「言われたんだったっけ」という言い回しもおかしいです。
来年1月に開催するエンゾ早川の自転車ダイエット道場についての
氏の自筆の主意書が届いた、サイト用に原稿用紙1枚でお願いしていたが
3枚ぎっしり文字が詰まっていた、
■「私はこれまでに雑誌のライターなどやったことがなかったが、なんせ私はアスペルガー症候群だった人間である。
アルバート・アインシュタインも、パブロ・ピカソも、レオナルド・ダ・ヴィンチも、みんな私の仲間である。
すぐにでもその仕事ができる自信があった。しかもかなりのレベルで」
[らくたのこぶ~ p125]
※医師の診断を受けたわけでもないので、あくまで自称である。
※アインシュタインもピカソもダ・ヴィンチのアスペルガー認定も、あくまで後世の人間の憶測である。
仮にエンゾがアスペルガー症候群の人間をすべて仲間と呼ぶのなら、アスペルガー認定された犯罪者も
仲間といわねば片手落ちだろう。
※明治維新を失敗させたA級戦犯の坂本竜馬(革命論編参照)も
アスペルガーだったという説があり、エンゾのお仲間である。
※コンプレックスの裏返しの天才願望と思われる。あえて現在の症状を診断するのなら『厨二病』(中二病)だろう。
※「かなりのレベルで」という自信の割に、ジョブの社長のコネを使うのはなぜなんでしょうか?
本当の実力があるなら、自転車雑誌の編集部に原稿を持ち込めば三顧の礼で迎え入れられたはずです。
■「もちろん小説家になることは十歳のときに決めているのだから文章は書こうと思えばいつでも書ける。
(中略)
だってそれくらいのことができなければ、幼少のころの寂しさや、不安や、苦労とひきかえに、
神が私に授けてくれた能力を無駄にしてしまうことになる。」
[らくたのこぶ~ p125~126]
※テニスに明け暮れていた浪人時代や、大学・福岡時代、エイドステーションで
スーパーファミコンをやりこんでいた暇な時期等、その才能を世に顕すための時間は
いくらでもあったわけですが、そんな様子もないのに『無駄にしてない』と言い張るのですか?
■じつをいうと私は、14歳からこっち、ずーっとテニスでラケットという道具とつきあってきているので、
スポーツ用具のへたりや劣化に関してはかなり敏感である。
しかも、ラケットのガット張りをいやというほどやってきたおかげで、
ホイールのスポークテンションや剛性感を感じ取る能力もずばぬけているという自負がある。
まちがいだらけ~ P194
※ずばぬけている・・・・本当ですか!?
山を下るまでホイールの剛性不足(しかも命の危険を感じるほど)に気がつかないのは相当鈍感ですが・・・・。
(茅ヶ崎周辺は平地なのでマトモな山まではどの方向に走っても20kmはあります。)
かつて、二十六穴の山岳決戦用ホイールを作ったことがある。
(中略)
しかし、上り始めて十分ほどで達した結論は・・・・"遅い"ということであった。
そして、下り始めて10秒で達した結論は・・・・"やばい"であった。
[まちがいだらけ~ P124]
■私がヘルメットをかぶらない本当の理由は、 ぜったい自転車専門誌などでは
書ける内容ではないので、これまでは適当にお茶を濁してきた。
(中略)
私がヘルメットをかぶらないのは、たぶんに宗教的な理由である。
(中略 )
神を感じながら走りたい。
それが私の願いである。
そして、そのためにはヘルメットがひとつの障壁になっているのである。
私は自分の脳を神にさらして走りたいのである。
そして、問いたいのである。
「神よ、私は必要な人間ですか?私には生きて、なすべきことがまだあるのですか?」と。
[ラクダのこぶ~ P.234]
※ただし冬場は帽子をかぶる。たぶんに宗教的な理由ではない。
■「あえてもうひとつヘルメットをかぶらない理由をあげるならば、ヘルメットをかぶってロードレーサー乗ることを
私はかっこ悪いと思っているからである。
(中略)
そして、その脳をつくったのが神ならば、その脳が生み出した価値観に私は素直に従おうと思うのである。
それが神の意志にしたがうことだと信じているのである。」
[ラクダのこぶ~ P.226~227]
※ヘルメットが格好悪いから被らないというのは、ひとまずおいておくとして。
しかしそんな価値観であることを神のせいにするのは、自立した大人の言うことではありません。
それに、著書で他人の価値観を否定することがあるエンゾが言ってよいセリフでもありません。
他人の価値観も神が創ったはずであり、けなすべきではありませんね。
■「私はプライベートで自分の自転車に乗るときヘルメットを被らないが、
雑誌の仕事で自転車に乗るときは仕方なく被っている。
それは、編集者にそうしてくれといわれているからそうしているだけなのだが、
自転車専門誌としては"自転車に乗るときはヘルメットを被りましょう"という見解になっているからとのことである。
しょうがないんで尊重してあげてるのである。
[まちがいだらけ~ p60~61]
※結局のところ、そうしてくれと言われたら譲歩してしまう程度の価値観なのである。
「革命家だから選挙に行かないし、日本の法律も守らない」と口では言っていても実態はこの程度。
■「タイトめのスポーツカジュアルをカッコよく着こなすことができなければ、
私はロードの街乗り使用許可を出さない。」
■「また、絶対にやってはいけないのが、まったく脈絡のないチームウェアなどを着るという愚行である。
例えば、GIOSのロードバイクに乗っているのに、トレックを採用しているディスカバリーチャンネルの
チームジャージを着たり、シマノのコンポで組んだバイクに乗っているのに、カンパニョーロのウェアを
着たりといったことは、ロード乗りの美学に反するので厳に慎まなくてはならない。」
■「スネ毛を剃らないでロードに乗るのは、葬式に白いネクタイをして行くことに等しい」
[ロードバイクに乗るときに読む本 P.66~68]
自転車の乗りかたは人それぞれで、そのことについて他人が口をはさむ権利はない。
ゆっくり走ろうが、速く走ろうが、レースに出ようが、出まいが、山に登ろうが、登るまいが、
自分が楽しければそれでよいのである。
[らくだのこぶ~ p233]
※ならばどんな格好で乗ろうが本人が楽しんでいるのだから、他人が口をはさむのは野暮である。
※「こうあるべき」という美学を語っておいて、
他の本では「気楽でいいんだよ」と書く・・・・矛盾が激しくて読者の混乱を招きます。
※美学がどうこう言っている割には、講師を務めるロードバイク講座ではスネ毛を剃らなくてもいいことにしている。
http://www.roadbike-lodge.com/41qa/index.html
ただしこれはエンゾの心の広さを証明するものではない。(詳しくはロードバイク講座の項を読もう)
■「フレームからパーツまでもがまっ黒けのロードバイクを発見してしまうと
そのいっさい美的センスを放棄したデザインに、
ひとごとながら暗澹とした気分にしずんでしまう。」
[まちがいだらけ~ p202]
※しかし自分はGIOSブルーに包まれているだけである、真っ黒はだめで真っ青はよいのだろうか
大学の生協で自転車のフレームに貼る"早稲田ステッカー"を買ってくるようお遣いをたのんである
[まちがいだらけ~ p21]
※GIOSフレームと早稲田マーク、ジオスブルーと早稲田臙脂。
その美的センスにひとごとながら暗澹とした気分にしずんでしまいます。
そして、その脳をつくったのが神ならば、その脳が生み出した価値観に私は素直に従おうと思うのである。
それが神の意志にしたがうことだと信じているのである。
※こんなことを言っておきながら、他人の脳が生み出した価値観は「美的センスを放棄している」って・・・・。
要するに「俺の価値観こそ至高。あとはクズ」ということなんでしょうか。
■カトキ立ちはガンダムのもっともかっこいい立ち方だが(中略)
もしもキミのまわりにこんなカタチのやつがいたらまず信用しないことだ。
このカタチのサンプルが見たければ、
野球・ゴルフ・相撲・プロレスといったメジャー(なんでこんなもんが面白いのか理解できない)、
スポーツがおすすめだが、おせじにも知的には見えない者の集まりである。
[体型大全 P12]
■「その意味で、ロードバイクという高尚な趣味は、霞が関や、国会や、銀行や、証券会社や、IT・通信関係にいるような
ニセモノのインテリとは一線を画す、ホンモノのインテリのために神が用意した究極のスポーツであるといえる。」
[まちがいだらけ~ p68]
※このようにホンモノのインテリはニセモノのインテリを見下し、蔑み、こき下ろすものなのである。
一般的には「痛い人」と呼ばれる人種なので近づかない方が身のためだ。
※『らくだのこぶ~』では「本物のインテリ」という言葉がよく登場しますが、
「幸福な自転車乗り」と同様にそれがいったいどのようなものであるかが明確にされていません。
多分本人にも良くわかっていないのと、逃げ道を用意しておくためなのでしょう。
結局のところ霞が関や、国会や、銀行や、証券会社や、IT・通信関係の人間を
エンゾが妬んでおり、貶めたいだけの話である。
※そもそもカトキ立ちしている野球・ゴルフ・相撲・プロレスの選手を見たことがありません。
カトキ立ちのエンゾならばっちりエンゾブランドのウェットスーツの広告写真に写っていますが
http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=17&file=ENZO+Wetsuit.jpg
わざわざこんな写真を広告に使うところを見ると
「こんな男が売っているものを買ってはいけない」というメッセージなのでしょうね。
■「そもそもロードバイクとは高い知性レベルが要求されるスポーツである。
それこそ東大や慶応をでているようななんちゃってインテリたちにはむずかしいほどに
学歴や年収などとはいっさい関係なく、真に頭のよい人間のために用意された稀有なスポーツなのである。
したがって、インターネットでピーチクパーチクいっているようなかたがたにはちょっと無理なんじゃないかな、
と私は思っている。
もっとも、そんな君たちのために、
ちゃんとマラソンやゴルフといったすばらしいスポーツが用意されているので、
どうぞ早々にそちらへお移りになっては如何だろうか?・・・」
[まちがいだらけ~ p59]
※氏はよく雑誌等に早稲田のTシャツをきて登場し早稲田卒をアピールしていますが、
東大・慶応がなんちゃってインテリの根拠はドコにあるのでしょう?
※ロードバイクに乗るのに高い知性が必要とされる理由が不明です。
マラソンやゴルフ等他のスポーツを貶めるのはスポーツマンとして言語道断、最低の所業です。
下劣な選民思想だとしかいいようがありません。
※自らが支持する存在の価値を喧伝する手段として、それ以外の他者を貶め、辱める行為は、
「高い知性」を持つ者のすることでしょうか?
※学歴や年収は関係ないと書いていますが、
結局のところ自分が志望大学に行けなかったコンプレックスの裏返しでしかないのでは!?
※「ウォーキング&ランニング・アーティスト エンゾ・ 早川講習会」
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=38299&userflg=0
貶めておきながら、自分が関わるとアートになるというのがエンゾマジック。
■「誤解を恐れずに言えば、自転車乗りは明らかに他のスポーツをする人びとよりもインテリが多い。
ゆえにきっと頭が重い。」
[BICYCLE CLUB 2007年5月号 P37]
※アジア象の脳は人間の5倍の重量ですが、人間より賢い兆候が見られたという報告はありません。
知能の高さと脳の重さの因果関係はないといっていいでしょう。
そういう結論にいたる自転車乗りの脳は軽いから、速く走れるのかもしれませんね。
※もちろん1000人とか10000人単位で統計を取った訳ではない。エンゾの勝手な主張である。
ここでいうインテリとは、エンゾ理論の中の「ホンモノのインテリ」のことと思われる。
要するに「ボクチンの周りにいる自転車乗りはみんなホンモノのインテリなんだぜ」という自慢に過ぎない。
※エンゾが過去に取り組んだスポーツはテニス・トライアスロン・ロードバイクだけであり、
他のスポーツをやっている人間と深い交流があるわけでもない。
これだけの経験を基に「明らかに他のスポーツをする人びとよりもインテリが多い」と言い切るのは無理な話である。
■「そして、私は自分のロードバイクにライトも、ベルも、リフレクターもつけていない。
もしも君たちがそれらのダサい品々をつけることが必要だと考えるなら、つけてりゃいいじゃん。
道路交通法だか条例だかをもちだしていろいろいってるけど、
ふだんは人の殺人計画や誹謗中傷をせっせとかきこんでる人たちが、
なんで急に遵法精神すぐれた善良な市民になっちゃっているの? おかしいでしょ?
そもそも私は革命家である。現体制を打倒することをめざしているわけである。
そもそも革命家がこれから打倒しようとしている
悪しき体制がつくった法律をまともに遵守していちゃまずいでしょ。」
[まちがいだらけ~ p60]
※上記と同じ「自分は革命家だから、法律を守る必要はない」という論法を用いた人たちが他にもいます。
日本赤軍に代表される左翼活動家です。
彼らは闘争と称してセクト(ファミリー)を作り、
それに属さない人々を反革命(あちら側の人間)と呼んで否定し、
革命のために鉄パイプを振り回し、平和のために火炎瓶を投げ、人類のために町を破壊し、
世界のために仲間をリンチにかけて殺したのでした。
※言っている事は一見格好いいですが
実際に現体制を打倒するための活動をしているかというと、とてもそうは見えません。
それに、安全に走ろうと思うなら革命家だろうが交通法規を守るのが当たり前のこと。
昼間でもトンネルの中を走ることになったら、ライトとリフレクターが無いと危険です。
※エンゾの著書を見ていると国道134号線の逗子区間を走っている写真が存在します。
写真の区間を走るならばトンネルを抜けなければいけない
(一応トンネル無しのルートもあるが無駄に遠回りになる)ので、
車のドライバーはリフレクターもテールライトもないエンゾの自転車に
さぞかし怖い思いをしたことでしょう。
しかしエンゾの本にはこんな一文があります。
人に迷惑かけないように遊ぶことだけをひたすらに考えることのがずっと重要だ。
[まちがいだらけ~ p61]
・・・・あれ!?矛盾してるよね!?
■「それに、あえていっちゃえば、ロードバイクなんて危なっかしい乗りものに乗って遊んでるのに、
ヘルメットを被って、保険に入って、ベルとかリフレクターをつけて、
自分の命だけを守ろうなんておこがましいと思わないかい!?
そんなに怖いならやめちゃえばいいんだよ。
そんなことよりも、人に迷惑かけないように遊ぶことだけをひたすらに考えることのがずっと重要だ。
自動車もそう。シートベルトも、エアバッグも法律で禁止するべきだと私は考えている。
事故ったらすぐ死んじゃうと思えば、さすがのバカでももう少し考えて運転するんじゃない!?
ETCなんか開発するよりも、時速40キロしかでない車をつくって、
高速道路に入るときだけもらったカードを入れれば時速80キロでるようにしとけばいい。
交通事故を減らすことなんてかんたんなことなのに、本音では人の命なんかよりもカネのほうがたいせつってことだ。」
[まちがいだらけ~ p61]
※原動機付自転車(いわゆるスクーター)に比べ、
ロードバイクは重心が高く不安定であり、スピードも楽に30キロ以上出て、
身を守るものは少ないです。
保険もヘルメットも法律で強制されているわけではありませんが
これらの事情を考えた上で選択されるべきであって、
「ヘルメットも保険もいらない!」という思想を読者に植え付けるのは危険な行為ではないでしょうか。
※自分の命を守ることは他人に迷惑を掛けないことにつながる行為でもあります。
※車に乗っていてシートベルトもエアバッグも無しで後ろから追突されたら死んでしまいます。
「もらい事故」の可能性をまったく考慮に入れていないあたり
基本的な想像力が欠如しているとしか思えません。
※「保険やヘルメットで身を守るチキン野郎は自転車乗るの止めた方がいい」という文章のわりに、
実際ネット上で出回っているエンゾとファミリーの写真を見るとファミリーは殆どヘルメット着用です。
革命家様のファミリー内における影響力が如何に絶大か良く解る文章ですね。
※プロですら事故を起こしたり巻き込まれたりといったことがあるのに
この文章を書いているのはプロでもなければアマチュアレース経験すら無い
「40歳過ぎた只のオッサン」のエンゾ早川です。
■「「じっさいに、”エンゾ早川以前”の雑誌や書籍の中で書かれている言葉は、
ほとんどの初心者にダイレクトに通じていなかった。
”エンゾ早川以降”、自転車専門誌や解説書の世界はドラスティックに変わった。」
と指摘する出版編集者(もちろん自転車乗りの)もいる。
私自身、とくに謙遜することもなく、この評論を客観的に正しいものとしてとらえている。
自転車雑誌、自転車店、そしてなにより自転車乗り自身の認識が変わった。
もはやいくらでたらめなことを書いて雑誌を売ろうとしても、
在庫処分のためにサイズのあっていない自転車をショップが売りつけようとしても、
誰も信用はしないだろう。誰も騙されることはないだろう。
みんな、楽しく自転車に乗れるだろう。」
[らくだのこぶ P.172]
※その出版編集者の名前や発言が公になっていない以上、内輪の社交辞令でしかないですね。
※そもそもエンゾへの褒め言葉の多くが出所不明。エンゾが嫌う2ちゃんのカキコミレベルですね。
※命の危険を感じるホイール売りつけたり、ヘンテコなフォームで乗らされる自転車売りつける店主も信用されないよね。
だから大手のブランドから契約切られたりするでしょうね。
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