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エンゾ氏のお言葉 (乗車テクニック編) - (2010/09/17 (金) 21:36:16) の編集履歴(バックアップ)


■「骨盤を立てることが出来なかった頃、
 タマキンの置き場に困り、ブツをサドルの右or左に落として乗ってた。」
[セッティングバイブルp90]
※実際自転車に乗って見れば解ることですが、普通はそんなことして乗れません。
 ロードバイクに乗る時の服装はピチピチなレーパンが普通で、玉が落ちる隙間が無いからです。
 この話が本当だとするとレーパンで抑えきれないくらい玉が大きいということになるのですが、
 ここまで来ると病気の可能性が非常に高いので病院に行くべきです。
※本当に出来たとしても、玉が足とサドルで擦れて大変なことになります。
 ショップ論編での自分の店に持ち込まれたホイールの話も相当嘘臭いことを考えると、
 他にも嘘と捏造があると思って間違い無いでしょう。


■急ブレーキの制動
 ロードバイクでの急ブレーキは常に転倒と隣り合わせだ。
 バイクをまっすぐに立てて、サドルにしっかりと座り、脇をきっちり閉めてバランスを取る。
[ロードバイクバイブルp65 欄外]
※高速走行時にこのとおりにすると慣性で前のめりになってしまい、
 ダイナミックに前転する可能性が高くなります。
 (自転車より人間の方が重いので重心が上に来ることと、
 前ブレーキの方が制動力が強く、慣性から前輪に強烈な加重がかかるのでこうなります。
 ママチャリでも同じようにリアが浮き上がってしまった経験がありませんか!?)
 フルブレーキ時は体をサドルより後ろにずらして重心を後ろに持って行き、
 思い切りブレーキレバーを引くというのが基本的なテクニックです。
実はブレーキもマトモに引けない
 というエンゾが如何に経験の無い自転車乗りであるかをよく表しているエピソードですね。

※参考URL(サイクルスポーツのサイト)
 http://www.cyclesports.jp/magazine/2010/1001/index.html


■ 雑誌や本のエンゾのフォームは万民向けのフォームであって、実際のエンゾのフォームとは違うし、
 エンゾオリジナルのフォームをそのまま多くの人に勧めるのはナンセンスである。
 でも最近、雑誌やネットで"才能ある人"が特殊なフォームを紹介しているのをよく見る。
 理にかなってるし、テクニックのある人は速く走れるだろう。
 実際、エンゾも真似して走ることもあるけど、そういうアバンギャルドなテクニックを本や雑誌では紹介しない。
 速く走れるようになるためのアバンギャルドなテクニックは筋肉や関節に障害を発生させることがあるし、 
 そもそも基本のフォームを完璧にマスターしていないのに、アバンギャルドなフォームに手を出すと深刻な障害の
 スパイラルに陥ってしまう。
 基本のフォームを完璧にマスターするのにセンスのいい人で5年、ふつうの人なら最低10年はかかる。
 だから、無責任にアバンギャルドなフォームを提唱することの危険性は理解できると思うが、
 "才能ある人"にはわからないのである。
[ロードバイクバイブル改訂版 P162]
※「らくだのこぶ~」でらくだフォームこそ至高のフォームだと書いておきながらコレです。
 理にかなってるけど特殊でアバンギャルドというのも意味不明。
※アバンギャルドなフォームに手を出して腰をぶっ壊した人の発言は身にしみますが、らくだフォームが基本のフォーム
 というのは如何なものか。
 "才能なき人"がする無責任なフォームの診断の危険性が十分に理解できる事例ですね。
※雑誌で登場する"才能ある人が"が皆、特殊で前衛的なフォームをしているというのはおかしな話です。
※実際のエンゾのフォーム。
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=1284205391728.jpg
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=1284205913766.jpg
 物凄い後ろ乗りで腕が伸びきったポジションの為、確かに特殊で前衛的に見えます。
 上の写真はロードバイクバイブルP.55で悪い例として紹介されている超後ろ乗りポジションにそっくり。
 下の写真の状態でスプリントをしようとするとモロに膝が胸に当たってしまいます。
 (このおかしなポジションのためにわざと小さいフレームを用意し、
 後退幅の大きいシートポストとやたら長いステムをセッティングした様です。)
 才能があるかどうかは全く別の話ですが。 

そもそも基本のフォームを完璧にマスターしていないのに、
アバンギャルドなフォームに手を出すと深刻な障害のスパイラルに陥ってしまう。
基本のフォームを完璧にマスターするのにセンスのいい人で5年、ふつうの人なら最低10年はかかる。
と書かれているのに、ここで紹介されている人々には自転車暦5年以下の人が混じっています。
(詳しくはダイエット講座を参照してください)




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