「エンゾ氏のお言葉 (乗車テクニック編)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

エンゾ氏のお言葉 (乗車テクニック編) - (2011/08/28 (日) 07:59:07) のソース

 ■「骨盤を立てることが出来なかった頃、
  タマキンの置き場に困り、ブツをサドルの右or左に落として乗ってた。」
&bold(){[セッティングバイブルp90] }
※実際自転車に乗って見れば解ることですが、普通はそんなことして乗れません。
 ロードバイクに乗る時の服装はピチピチなレーパンが普通で、玉が落ちる隙間が無いからです。
 この話が本当だとするとレーパンで抑えきれないくらい玉が大きいということになるのですが、
 ここまで来ると病気の可能性が非常に高いので病院に行くべきです。
※本当に出来たとしても、玉が足とサドルで擦れて大変なことになります。
 ショップ論編での自分の店に持ち込まれたホイールの話も相当嘘臭いことを考えると、
 他にも嘘と捏造があると思って間違い無いでしょう。

※ちなみにエンゾの骨盤を立てる「らくだのこぶ」フォームは
 ファンライド2011年10月号でプロチームである宇都宮ブリッツェンの栗村監督が
 完全否定(骨格模型を使って分かりやすく解説しているので必見)しています。


 ■ふたたびフジテレビの「ツール・ド・フランス」のビデオを引っぱりだしてきて、穴があくほどにくりかえし、
 ときには静止画像に定規をあて、ときにはコマ送りで足首の角度をチェックし、
 ときには何度も巻き戻してはストップ・ウォッチ片手に電卓を叩き、ケイデンスを割り出しながら見続けた。
 そして、本当にいくつかのビデオがすりきれて見れなくなってしまった
&bold(){[ラクダのこぶ~ P.129-130]}
※ビデオで見るのと実際に目にするのでは違いがありますが、
 本当に「ありとあらゆるものを瞬時に見抜く能力」がある天才なら
 ビデオテープが擦り切れるまで見る必要は無いのでは!?
 むしろこれは凡人の証明ではないでしょうか。
※というか、欧米人と日本人では骨格に違いがあるので&bold(){参考にならないのは明白}です。
 (特に骨盤の傾斜角が違います。)
 2010年以降のツールであれば新城選手や別府選手が出ているので
 欧米人と日本人のフォームや骨格の違いを研究するのも面白いでしょうが
 (新城選手は完全に骨盤が寝ているフォームで、エンゾ理論とはかけ離れています)、
 この文章が書かれたのは2007年です。
※革命論編では「日本人に合った歩き方」を提唱しているエンゾが
 なぜかここでは欧米人の自転車の乗り方を模倣しようとしています。
 このようなチグハグな理論が出てくるのは、エンゾが何も考えていないからなのでしょう。


 ■急ブレーキの制動
  ロードバイクでの急ブレーキは常に転倒と隣り合わせだ。
  バイクをまっすぐに立てて、サドルにしっかりと座り、脇をきっちり閉めてバランスを取る。
&bold(){[ロードバイクバイブルp65 欄外] }
※高速走行時にこのとおりにすると慣性で前のめりになってしまい、
 ダイナミックに前転する可能性が高くなります。
 (自転車より人間の方が重いので重心が上に来ることと、
 前ブレーキの方が制動力が強く、慣性から前輪に強烈な加重がかかるのでこうなります。
 ママチャリでも同じようにリアが浮き上がってしまった経験がありませんか!?)
 フルブレーキ時は体をサドルより後ろにずらして重心を後ろに持って行き、
 思い切りブレーキレバーを引くというのが基本的なテクニックです。
※&bold(){実はブレーキすらマトモに引くことが出来ない}、
 というエンゾが如何に経験の無い自転車乗りであるかをよく表しているエピソードですね。

※参考URL(サイクルスポーツのサイト)
 http://www.cyclesports.jp/magazine/2010/1001/index.html
 

 ■ 雑誌や本のエンゾのフォームは万民向けのフォームであって、実際のエンゾのフォームとは違うし、
  エンゾオリジナルのフォームをそのまま多くの人に勧めるのはナンセンスである。
  でも最近、雑誌やネットで"才能ある人"が特殊なフォームを紹介しているのをよく見る。
  理にかなってるし、テクニックのある人は速く走れるだろう。
  実際、エンゾも真似して走ることもあるけど、そういうアバンギャルドなテクニックを本や雑誌では紹介しない。
  速く走れるようになるためのアバンギャルドなテクニックは筋肉や関節に障害を発生させることがあるし、 
  そもそも基本のフォームを完璧にマスターしていないのに、アバンギャルドなフォームに手を出すと深刻な障害の
  スパイラルに陥ってしまう。
  基本のフォームを完璧にマスターするのにセンスのいい人で5年、ふつうの人なら最低10年はかかる。
  だから、無責任にアバンギャルドなフォームを提唱することの危険性は理解できると思うが、
  "才能ある人"にはわからないのである。
&bold(){[ロードバイクバイブル改訂版 P162]}
※「らくだのこぶ~」でらくだフォームこそ至高のフォームだと書いておきながらコレです。
 理にかなってるけど特殊でアバンギャルドというのも意味不明。
※アバンギャルドなフォームに手を出して腰をぶっ壊した人の発言は身にしみますが、らくだフォームが基本のフォーム
 というのは如何なものか。
 "才能なき人"がする無責任なフォームの診断の危険性が十分に理解できる事例ですね。
※雑誌で登場する"才能ある人が"が皆、特殊で前衛的なフォームをしているというのはおかしな話です。
※実際のエンゾのフォーム。
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=1284205391728.jpg
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=1284205913766.jpg
 物凄い後ろ乗りで腕が伸びきったポジションの為、確かに特殊で前衛的に見えます。
 上の写真はロードバイクバイブルP.55で悪い例として紹介されている超後ろ乗りポジションにそっくり。
 下の写真の状態でスプリントをしようとするとモロに膝が胸に当たってしまいます。
 (このおかしなポジションのためにわざと小さいフレームを用意し、
 後退幅の大きいシートポストとやたら長いステムをセッティングした様です。)
※雑誌や本のエンゾのフォーム。
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=51Y3KvEB%2B2L._SS400_.jpg
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=d55a9728.jpg
 ・・・「実際のエンゾのフォーム」と全く一緒。
 というか、自転車のセッティングがおかしいせいでこのフォーム以外は無理なのだと思われる。

※以下の画像は全てエンゾファミリーの自転車の画像。
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=17&file=d2.jpg 
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=arita2_600.jpg
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=okazaki1_600.jpg
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=yamaguchi1_600.gif
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=081218morimoto.jpg
 エンゾが組んだ自転車は全てサドル後退幅が大きい自転車になっています。

 エンゾのロードバイク口臭に参加した人たちの自転車も
 かなりの割合でサドル後退幅を増やされています。
 http://www.roadbike-lodge.com/12enzokoushu/enzokoushu.html

 エンゾの店でダッコルディのフレームをフルオーダーした人の自転車
 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=26&file=DSC_3090.jpg
 フルオーダーなのにコラム部分が異常に長いうえ、
 ごく短いステムが付けられており美観を損なっています。
 フルオーダーではサイズがぴったりになるので&bold(){本来ありえない事態}です。

 どう見てもアバンギャルドなフォームを強制してしまうセッティングですね。
 (もしもこのセッティングが万人向けであるなら、
 全てのロードバイクは始めからシートポストがもっと後ろになるように作られているはずです)
>そもそも基本のフォームを完璧にマスターしていないのに、
>アバンギャルドなフォームに手を出すと深刻な障害のスパイラルに陥ってしまう。
>基本のフォームを完璧にマスターするのにセンスのいい人で5年、ふつうの人なら最低10年はかかる。
と書かれているのに、ここで紹介されている人々には自転車暦5年以下の人が混じっています。
(詳しくはダイエット講座を参照してください)




.