■「オレさぁ! チャリンコやるようになってからさぁ! 夢精するようになっちゃってさぁ! 夜中の3時とかに、カミさんにバレないようにパンツ履きかえたりすんのよ!」 店の飲み会であるとき、エース・ストライカー氏がいきなり強烈な"シュート"を放ってきた。 (中略) 「オレもっスよ! オレなんか、こないだ、職場の仮眠室でやっちゃってェ、 パンツ買いに行ったもん!」 あっと思うスキもなく、私たちは見事に"ゴール"を割られてしまった。 42歳(匿名)と39歳(同じく匿名)のツー・トップが互いに手を取りあってよろこぶのを見守りながら、 愛想笑いを振りまくのが我々には精一杯だった。 (中略) いずれにしても、私が知る限り、自転車に乗りすぎることで、男性機能は向上することはあっても、 ダウンするという例はいまだ知らない。 &bold(){[フィットネスミシュラン P188~190] } ※たかだか知り合い2人の事例だけで、『男性機能は向上する』と断言されても・・・。 ※メーカー編にも書きましたが、 自転車に乗っている時間が長いほど精子の異常が発生しやすくなるという論文があります。 また、勃起障害も他のスポーツに比べて起こりやすいとされています。 ■ロードバイクによっていとも簡単に難病を克服できる。 http://www29.atwiki.jp/enzo?cmd=upload&act=open&pageid=34&file=28d7088b.jpg ※ここでは万病の薬であるかのように謳っておきながら、次のように貶めている。 >ダイエットや健康増進という低俗な目的のため~ >&bold(){[まちがいだらけ~ P.228]} ※また、エンゾはウォーキングはダメだと言いながらウォーキングの講座も開いている。 http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=38299&userflg=0 ※エンゾは2010年にスーパーヒルクライムin TOYOTIREターンパイクにエントリーしたが、 レースには出走せずDNS(Did Not Start = 棄権)している。 http://www.super-hc.jp/pdf/road-d.pdf ファミリーの証言によれば、理由は痛風の悪化であるらしい。 http://kawabo.blog62.fc2.com/blog-entry-246.html どんな病気でも治ると言って置きながら、病気で棄権って・・・・。 レースの打ち上げににはしっかり参加しているあたり&bold(){仮病の疑いすらある}。 ■「大腰筋 この筋肉を鍛えるのに最高のエクササイズは登り棒(ゆえに子どもの腹は出ていない。) であるが、いい大人が嗜むには相応しくないので、自転車(ママチャリではなく ドロップハンドルのスポーツ車)をすすめておく。 『ロデオボーイⅡ』あたりも侮れない効果が期待できそうである。」 &bold(){[現代用語の基礎知識2006 P1536]} ※子供の腹が出ていないのは登り棒で鍛えているから、というのは無根拠な暴論です。 普通は大人に比べて、カロリーコントロールされていて代謝も高いからが一般的な考え方でしょう。 ※大腰筋の手軽なトレーニング方法は、踏み台昇降運動、スクワット、ウォーキングなどがある。 これらはスポーツサイクルと比べて、安価で器具を必要としない分、手軽にできる。 エンゾの生業・趣味がかなり恣意的に反映されている。 ※ロデオボーイⅡは効果が『ある』ではなく、『期待できる』でもなく『期待できそうである』ですか。 意訳すると『未経験である』で、発言の信ぴょう性は皆無ですね。 ■ さて、私がかかと着地依存型の歩行スタイルから脱却するように声を上げはじめてから、すでに17年が経つが、 それ以降もますます日本人の歩行は、かかと着地に傾倒し、アメリカなどから持ちこまれる、あるいはそれを 模倣して国内メーカーが開発する"ショック吸収性に優れた"靴をありがたがる層が多数を占めるようになった。 (中略) 私から17年遅れて、現在、アメリカではつまさき着地がブームになっているという。 (中略) これまでにも幾度も経験してきたことだが、私が提唱したことの多くは、だいたい15年経って"アメリカの最新情報"となる。 &bold(){[ロードバイクバイブル改訂版 P21]} ※15年前のエンゾはフィットネスインストラクターのアルバイトをしており、 普通の人は検証しようがありません。 (当時彼の勤めていたフィットネススクールに通っていた人間なら別ですが) またフィットネスミシュラン(2005年刊行)はこの時代のエンゾの文章の再編集版ということですが、 一部に突飛な話がある(自分の周りの人間だけをサンプルに自転車で男性機能が向上する!!と言い切る話等) 他は、当時としても目新しい情報がありません。 ■ 自らの未来を自らで潰しているとも知らずに愚か者は、そういった"怪力乱神"にすがることを"日課"としている。 もちろん、加圧と名のついた商品やアミノ酸、人工甘味料、グルコサミン、コンドロイチン、むくみに効く言うお茶など 私たちの未来を破壊する商品でマーケットはあふれている。 &bold(){[ロードバイクバイブル改訂版 P21]} ※しかしながら同じ本では >グリコCCDドリンク >通常のスポーツドリンクが長時間のハードな運動で「飲めなくなる」のに対し、何リットルでも飲める。 >自転車乗りにとってノーベル賞を超える発明だ。 >&bold(){[ロードバイクバイブル改訂版 P89]} とありますが、商品説明には >・BCAA(分岐鎖アミノ酸)、アルギニンも同時に補給できます。 >http://www.glico.co.jp/info/pwr_pro/ccd_dr.htm とあるのですが、いいのでしょうか? ■明治時代の西洋式軍事教練に端を発し、 学校教育へと引き継がれていった身体操縦法は〝日本人にとって正しかった〟 立ち方や歩き方を完全に崩壊させてしまいました。 日本人にとってふさわしくない身体の使い方をしているのですから、 内科的・外科的を問わず、様々な問題が発生して当然といえます。 私は、つま先を開かず、かかとで着地せず、胸を張らず、背すじを伸ばさない 〝ジャパンオリジナルの身体操縦法〟こそ、迷える日本人を救う唯一の方法だと考えています。 そこで本講座では、下駄という履物を〝日本人本来の骨格を取り戻すためのツール〟として捉え、 その履き方から歩き方までを、解剖学的な解説を軸に講義および実演します。 &bold(){http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=113050&userflg=0} ※論より証拠、ということで江戸時代の写真を見てみましょう http://ruri.crara.cc/archives/504/ http://japan.digitaldj-network.com/archives/51655291.html http://www.page.sannet.ne.jp/rokano28/edo/tesaisiki/tesaisiki.htm 皆エンゾのいうとおりの姿勢をしているか、というとそんな事はありません。 それどころかどう見ても背筋が真っ直ぐな写真も多くあります。 (撮影者は一人ではなく複数の人間なので、 どの写真でも撮影者が背筋をまっすぐするように指示を出していたと考えるよりも 背筋を伸ばした状態が普通であると考えたほうが自然) エンゾは妄想だけで文章を書いているのでしょうか!? ※ちなみに江戸末期には写真の露光時間が数秒に短縮できる技術が輸入されています。 http://www.geocities.jp/capa1413/photohist.html ただし、撮ったその場で現像しなければならない大変不便なもののようですが・・・。 ※どうもエンゾがいうところの「ジャパンオリジナルの身体操縦法」というのは いわゆる[[ナンバ走り>http://ja.wikipedia.org/wiki/ナンバ走り]](ナンバ歩き)のことであるようだ。 http://www.youtube.com/watch?v=DC66NZj8pJ4&feature=related(動画) >従来のナンバ歩きが廃れた原因は、一説には明治の初期に徴兵制導入の際、 >西欧式軍事教練 が学校教育に右手と左足、左手と右足を同時に出し、 >体をひねる歩行が取り入れられた故であるとされる。 >また衣服や住居の作りが西欧化したことも挙げられる。 (wikipedia 「ナンバ走り」の項より抜粋) しかし&bold(){現在では完全に失われた技術}(動画や伝承者が存在しない)であるため 本当にこれが日本人古来の身体操縦法だったかどうかは検証不可能であり、 提唱者の甲野善紀氏の推測の域を出ないというのが一般的な見方である。 ■水泳をダイエットトレーニングに活用するためには、100mを2分以内のペースで、1000mから2000mを休まず 泳げる必要がある。どう? ムリでしょ? だからプールでは絶対に痩せない。 (中略) むしろ太るというべきだろうか。水の中に長時間入っていると、人間は体温が下がらないように、脂肪を付けて 内蔵を守ろうとするからである。これはアザラシがまるまると太っているのと同じ理由だ。 &bold(){[フィットネスミシュラン P168]} ※ &bold(){こんなことを言うフィットネスインストラクターは、よほどの勉強不足かペテン師くらい}である。 前段:ダイエットの成否を、水泳だけ質より量で判断するのはおかしい。 心拍数が大事と言っておきながら水泳だけ運動量が大事という根拠も書かれていない。 水泳にLSDが適用されない理由もない。 後段:普通は長時間水中にいるにしても、体温の低下より疲労による体力の限界がまず先に来るはずである。 そういう場合、勿論水からあがって休憩する。 アザラシは厳しい環境に適応するための生存本能・進化であって、ダイエットで厳しい自然環境に身を置いて、 適応する必要は全くない。 &bold(){温水プールとかもあるしね}。 .