世論調査
内閣府が行った調査
この世論調査の結果をどうのこうの言う以前に、調査の手法に問題がありすぎです。
この調査の結論には何の信用性もありません。
「有害情報に関する特別世論調査」の概要を参照していただければ、すぐにわかります。
第6頁の内容
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
(資料5を提示して、対象者によく読んでもらってから質問する。)
【資料5】
近年、子どもたちに悪影響を与える恐れのある以下に示すような情報(「有害情報」と言います。)が多くなっています。
① わいせつ画像などの性的な情報
② 暴力的な描写や残虐な情報
③ 自殺や犯罪を誘発する情報
④ 薬物や危険物の使用を誘発する情報 など
雑誌、DVD、ビデオ、ゲームソフトなどの有害情報に対しては、現在、ほとんどの都道府県で条例により、有害図書類等の指定や青少年への販売禁止などの制限がありますが、罰則が弱い、各都道府県により規制がばらばらであるなどの指摘があります。また、インターネットの世界でも通信事業者やネットカフェ業者による自主規制などが行われていますが、業界団体に属していない業者は規制の対象外となっています。子どもがインターネット上の有害情報に携帯電話等でアクセスして被害にあうケースも増えています。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
①露骨過ぎる誘導質問(誤導質問)( ゚Д゚)ハァ?
②個別面接による対面調査
③規制に伴うリスク(
表現の自由の侵害)についての説明は漠然的かつ抽象的
この3要素が揃えば、規制に慎重な意見なんて出てくる筈がありません。
そもそも、「子どもたちに悪影響を与える恐れのある」の存在自体が自明ではなく、議論のあるところです。むしろ、「有害情報」などは存在しない可能性の方が高いのです。不確定な事項をあたかも確定的な前提事実であるかのように装って質問をすることは明らかに回答者を誤導する確信犯的に欺瞞的な質問です。
法廷でこんな質問をしたらたちまち異議が出て、どんなに体制よりも裁判長であっても異議を認めると思います。
面接を受けた方へのインタビューを行った方によるブログ記事としては、以下の記事もあります。
インターネット上の「単純所持禁止」に関するアンケート結果
賛成 (26.75%)
反対 (73.24%)
1捜査権の乱用が危惧されるため、反対 ◆ 【76.4%】
2 規制は必要だが、「単純所持」禁止には反対 ◆ 【18.4%】
3 「単純所持」禁止に賛成 ◆ 【2%】
4 改正にはブロッキングなどほかの有効策も必要 ◆ 【1.7%】
5 法改正後は、所持している画像を破棄する ◆ 【1.6%】
処罰賛成:10.35%
処罰反対:47.71%
その他:41.94%
日本が児童ポルノ大国ではないという資料
犯罪率統計-国連調査(2000年の強姦(件/10万人))
「児童ポルノが5年間で3倍」の虚構を示す資料
世界児童ポルノサイトランキング
順位国名 サイト数
1位 ドイツ 2139
2位 米国 560
3位 オランダ 413
4位 ロシア 259
5位 キプロス 174
6位 中国 138
7位 カナダ 77
8位 ウクライナ 22
9位 ポルトガル 13
10位 フランス 9
11位 ベトナム 7
12位 日本 6
インターネット上の児童ポルノ発信数 日本は世界のわずか0.97%である
1位 アメリカ. (10,503件/ 61.72%)
2位 韓国 (1,353件/ 7.95%)
3位 ロシア (1,232件/ 7.24%)
4位 ブラジル (1,210件/ 7.11%)
5位 イタリア (423件/ 2.49%)
6位 スペイン (288件/ 1.69%)
7位 チェコ (285件/ 1.67%)
8位 日本 (165件/ 0.97%)
9位 スウェーデン (123件/ 0.72%)
10位 カナダ (116件/ 0.68%)
日本は児童ポルノの消費大国?(国籍別の国籍別の小児性愛者サイトのユーザー・訪問者)
イタリアの児童保護団体「テレフォノ・アルバコーレ」が纏めた「インターネット上における小児性愛者の活動レポート2007」の中の「国籍別の小児性愛者サイト のユーザー・訪問者」というデータによれば、 日本は2004年度の比率3.59%から、1.74%(2007年度)に減少している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本で「児童ポルノ」に関連した犯罪が多いというのは間違いである資料
強姦被害者統計-警察庁「犯罪統計白書」
強姦件数(人)
総数 未成年 小学校未満 小学生 中学生 中卒以上の未成年
1958 2277 70 334 491 1382
1959 2532 55 458 526 1493
1960 2533 54 428 479 1572
1961 2862 76 432 632 1722
1962 2759 87 402 747 1523
1963 2891 92 458 676 1665
1964 3239 96 425 716 2002
1965 3135 76 414 626 2019
1966 3207 64 417 547 2179
1967 3028 68 364 434 2162
1968 2902 64 383 385 2070
1969 2315 54 271 289 1701
1970 1996 29 169 274 1524
1971 1885 32 221 282 1350
1972 4677 2045 35 223 296 1491
1973 4179 1917 31 279 325 1282
1974 3956 1748 31 230 284 1203
1975 3704 1718 29 225 308 1156
1976 3239 1485 20 213 236 1016
1977 2945 1278 15 168 236 859
1978 2897 1290 14 157 232 887
1979 2810 1249 13 198 206 832
1980 2610 1117 19 143 210 745
1981 2638 1217 7 62 232 816
1982 2399 1161 15 175 267 704
1983 1970 915 15 121 226 553
1984 1926 912 7 119 215 571
1985 1802 855 4 126 224 501
1986 1750 814 0 109 191 514
1987 1823 817 3 83 155 576
1988 1741 808 4 106 159 539
1989 1556 697 2 70 142 483
1990 1548 702 2 55 91 554
1991 1603 711 1 60 123 527
1992 1504 619 2 44 91 482
1993 1611 685 2 55 138 490
1994 1616 618 3 41 97 477
1995 1500 606 1 45 71 489
1996 1483 575 0 46 70 459
1997 1657 774 3 68 91 612
1998 1873 839 0 43 114 682
1999 1857 873 2 54 128 689
2000 2260 1006 4 60 146 796
2001 2228 1049 0 50 145 854
2002 2357 1118 4 62 158 894
2003 2472 1143 2 70 198 873
2004 2176 986 1 53 167 765
2005 2076 875 3 41 165 666
2006 1948 808 3 46 151 608
1970年代以降、少女写真集や少女が性行為をする漫画、アニメ風絵柄のアダルトゲーム等の「児童ポルノ」と呼ばれるメディアが登場。
児童ポルノ法が施行されたのは1999年
最終更新:2010年11月27日 14:20