【フェイのリング】

クエスト発生者
Lady Aileeta Reila
クエストザ・グレンダーの末路クリア後発生。
「もちろん!あの伝説的なGrenderを見つけ、戦っては勝利を収めた本人でしょ!素晴らしいわ!しかし、通過の儀式のことを忘れてはならないわ。我々の歴史の何について知りたい?」
「フェイは、樹木と同じように時間を数えるの、年輪でね。よその者だちは“時代”という単位で過去の出来事を表現する。我々のシステムのほうが好きだわ、有機的だしね。このシステムを教えてあげてもいいわ」
「まずはもちろん最初から!魂芽をいま一度目覚めさせる方法に、伝統的な名所を訪れるってやり方があるのだけど、あなたはこういう名所めぐりの機会がなかったとみえるわね。手始めにそこから取りかかりましょうか。聞いた印象ほど難しくはないのよ。歴史を学ぶということは、身の回りにあるもののことを知り、その意味を知るということだからね」
「そう言うと思ったわ!ジョリーナのレストランの主人、Brizeyl Myrikaが夢の円環のことを思い出させてくれるわ。彼女と話してみて」


内容
ケレティンのジョリーナのレストランに行き、Restauranteur Brizeyl Myrikaと話す。
「あらあら、さてはどうして私に?とお考えじゃありませんか。あらいやだ、そんな風に鼻を動かさないでくださいまし。私だってどうして?って思ってますもの。でもですね、ジョリーナのレストランの現オーナーとして、一族の歴史を守るのは、私のつとめでもあるのです」
「いいえ。ですが初代フェイの女王、Joleena様の時代に開業したという由来があります。当時のフェイに、よそ者との交流はさほどありませんでした。ですがJoleena様はよそ者に対するフェイの感じ方考え方を変えたのです。すべてにおいてというわけじゃなく、ほとんどの部分で、ということですが」
「その通りです。何せ当時の私たちはTunareの足跡から形作られたばかり、種族としてまだ若かったものですから、最初の時の円環を「夢の円環」と呼んでいるのです。私たちは他のTunareの子供たちとはだいぶ違っていましたが、あの方の祝福は皆で分かち合うことができる……Joleena様は皆の意識がそう変わるのを促してくださったのです」
「あなたはご自分がお考え以上によく覚えていらっしゃいますね。それはあなたの魂芽も記憶していて、あなたの思考を導いてくれているからなのですよ。それは洞察力というものだ、と呼ばわる者もいますけど、実は魂のなせるわざなのです」
「フェイは幸運に恵まれています。私たちが生きた殆どの時代は、すこぶる平和でしたからね。平和な時代において、女王の座についていたのが誰かなど、覚えている者があるのでしょうか。私たちが覚えているのが、混沌の円環に王座にあった女王だけだということは、ある意味残念なことですね」
「ある意味Queen Maaritaも最初のフェイの女王でした。戴冠の場面によそ者が会した最初の女王であったという意味で。このよそ者とはフェア・ダルのことです。彼らフェア・ダルとともに過ごした期間の長かったMaarita様は、私たちの種と相手方の種の間に広がっていた溝に橋をお架けになったのです。ですが彼女があなたの記憶に残っているのは、これからお話しする事件ゆえなのです」
「ええ。フェイ戦役は炎上の円環に始まりました。この円環では、ケレティンの街を燃やすため、そしてフェア・ダルがフェルウィズのコーダ・ダルに協力するのを防ぐため、テイル・ダルの軍勢が軍隊を送り込んできました。なんとも悲しい時代でした。Tunareの子がこんな混沌に突き落とされてしまうなんて、私たちには想像することもできませんでした」
「この暗黒の時代のことを思い出すと、私の魂は重くなります。ご存知かもしれませんが、多くのフェイがよそ者に対して辛辣な態度を取るようになったのは、炎上の円環のせいなのです。……さて、私はそろそろ仕事に戻らなくてはなりません。でも拝見したところ、あなたはもっと話を聞きたがっておいでな感じですね」
「いまのところは、名を挙げるのは差し控えましょう。円環にもいろいろとありますからね。一度にすべて聞こうとすれば、耳がポロリともげてしまうか、肝心な内容を聞き落としてしまうかもしれません。だめにするなら耳ではなくて目にしましょう。旧ケレティンにある図書館に行って、円環についての書物でも読んでみてはいかがでしょう。図書館の書棚を調べれば、簡単にその手の書物を見つけられると思いますよ」

ケレティンの図書館に行き、本棚を調べ『フェイの歴史』を見つけ、戻って報告。


報酬
2シルバー14カッパー
“ジョリーナのシナモン・クッキー”3つ & “マーリタのローズヒップ茶”3つ



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最終更新:2009年06月07日 14:59