第1791話
(2017年10月14日投稿、2017年12月10日掲載)
赤いふんどしをたなびかせ、マシンガン片手に襲い掛かるコマンド!
「ここいつ勇者なのにマシンガンを!なにものなのこれマリ」
「こいつはコマンダーコマキ!勇者の中でも兵器が好きで剣を嫌う女・・・兵器オタクだ!一応私の同期のはずだった!なんでこんな!」
「フフ・・・銃は剣より強し・・・さあ撃たれ死ね!!」
襲ってきたがなんとコマンダーコマキのマシンガンは弾倉が無限だ!
「タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ」
「ぎゃあ」
そう戦闘中倒すまで一切途切れることのないマシンガン!常にランダムで誰かがダメージをどんどん受けていく画期的だまあスリップみたいなもん
「いてて!急いで倒すぞ!回復も間に合わない!」
でもしないとすぐ死ぬのでしつつもたれつゴーレムはあまりいみもなくよけてもいいけどその分ダメージ減るので
「プロテスも有効ね!いかにダメージを受けるのを減らすのゲームよ!」
まあいろいろ頑張りナントカ倒した・・・・
「ぐっほー・・・おの・・れ・・・ぐっぱ!」
「コマキ!なぜ我々を裏切った!せっかくもらった鬼の勇者の資格は!」
「・・う・・・あれ・・・あたし・・いったい何を・・・?」
「コマキ?」
「あ・・あんた・・・マリ・・か・・・あたしはなにをして・・・はっそういえば」
「そういえば?」
「あたしこの塔に乗り込んで・・・最上階で・・そして・・そうだ!そこで・・・ザクッギャアアアアアアアアアアアアア!」
コマキが上手に真っ二つにされて死んだ!
「コマキーーーーー!!!い・・いったい!?」
カチャ・・・後ろから誰かが出てきた・・・
「ハイシャニ・・アスヲイキルシカクハナイ・・・」
「こっこいつは・・・・黄金ズ!・・ししかし・・・」
「ななにこいつ・・・鬼の黄金じゃないの?マリ!なによこれ!?」
「わ・・わからぬ・・なんだこいつ・・・ノ・ニュッガーズ何か知らぬか!?」
「わ・・わからない・・!こんなのみたことないわ・・・マノン様・・これは・・・」
「私にも・・こんなの・・・生き物じゃないわ・・!あとマノン様ってなによ・・・」
こいつは確かに黄金ズであったが・・・顔がロボットだった・・・ウィーンガチャとカメラみたいなかんじ
「ワレラノジャマヲスルモノドモ・・・キサマラモアスヲイキルシカクハナイ・・・」
「お前こそ資格はないぜ!ロボットなど粉砕してやる!」
「ウィィィンピカッ」
ロボット黄金ズの目が光ったようだ・・・ちなみにこのパラドクスでは人間パラドクス四天王のずるい力は発揮されないぞいまさらだが
ふと気づくと
ベリュルたちは全員倒れていた・・・
「な・・なんだ・・・今目がぴかっと光ったようだが・・・うう・・・」
「み・・・みんなしっかりして・・・・ここれは・・」
「カトウセイブツメ・・・・マダイキテイルカシブトイ・・・・トドメヲサシテヤルカ・・・イヤ・・・ワレラノザイリョウニ・・ムッ」
すると倒れたベリュルたちの後ろから何者かが歩いてきた・・・
「コツコツ・・・」
「ナニモノダキサマ・・・」
そのものは鬼のマークがたくさんついた濃い緑色の甲冑に身を包み鉄仮面をしてすごい鎧だった
「あ・・あなたは・・・噂に聞く鬼勇者筆頭の・・・モリビジリア様・・・最高次元にしか生息していない最強の勇者が・・・なぜここに・・・」
「ん・・貴様が校長から連絡があった噂のマリクションか・・・こんなところで倒れているとはな・・やはり貴様程度は鬼勇者などではない・・・」
「も・・モリビリジア様・・・!?」
「ひ・・ひどいぜ!仲間を勇者扱いしないなんて!・・でも声は女性だ・・あなたは・・・」
「いいのベリュル・・・モ・・モリビリジア様危険です・・ここは・・・」
「貴様らは寝てろ・・・」
「ムー!ナニモノダ!マアイイキサマモシネメガピカッ」
ロボット黄金ズの目が光った・・!
第1792話
(2017年10月14日投稿、2017年12月11日掲載)
ロボット黄金の目がピカッ
「フフ・・・コノメガピカハ・・メカラカイコウセンヲダシ、イワユル、ハカイコウセンダ・・・!ナニッ!」
しかし鬼勇者モリビリジアはぴくりともしない
「何かしたか?」
「ババババカナ!」
「や・・・やれる・・モリビリイジア様がいれば・・・立つんだみんな!」
「寝てろ・・貴様らは足手まといだ」
「くそっ・・まとってやるぜ!この黄金を何か倒さなきゃいけない感じだし」
「死んでも知らんぞ・・・」
「オノレオノレ!マトメテカカッテコンカイ!シネイ!オニフゼイガーーーー!!!!!」
「貴様・・名を何という?」
「オレニ・・・ナハナイ・・・!シイテイウノナラ・・・GT2017OP2556ゴウダ・・・!」
「長い」
「シネーイ!」
今までと違う音楽を鳴らしながら謎の黄金GT2017OP2556ゴウが襲ってきた!
「ハカイコウセン!」
「ギャア」
全体攻撃で500万前後のダメージを食らうので当然みんな即死・・だが
「ナッ鎧女・・キサマ!?」
鬼勇者モリビリジアのみダメージ1ケタださらにHPが??????となっている
「その程度か・・?」
「ソソンナコトハナイ!コレカラオレガホンキヲ・・・」
「その必要はない・・・うりゃ!」
スパッーーーーーーーー!!!!斬鉄剣みたいな効果とともに剣閃がした!!!
「ナ・・・ナニヲシタキサマ・・・ハッハハ・・イタクモカユクモ・・・ナーーーーイパリーン!!!!」
謎の黄金GT2017OP2556ゴウは鎧ごとまっぷたつになって死んだ・・・5000ABP獲得!死んでたらもらえない!まあまずもらえない
ふと気づくと黄金は真っ二つ
「ガーピー」
「コアさえ破壊すれば・・・いかなるものもモロいものだ・・・」
「モリビリジア様・・・さすが・・・あなたはなぜここに・・・」
「マリクション・・・貴様は鬼勇者などと名乗らないことだな・・・クク・・・こんなのにやられるとはな・・・荷が重かったか」
「いいすぎ!」
「ベリュル・・・いいんだ・・・」
「マリ」
「さて・・・これでこの次元はもう雑魚だけだな・・・そのぐらいできるな?マリクションよ」
「え・・ええ・・」
「後片付けはやっておけ・・では私は帰る・・」
「まっまってくださいあなたはおればベリュル・・・もういない・・・マリ何あの人声は美しかったきがする」
「あのお方こそ・・本物の鬼勇者・・・私など足元にも・・」
「まあいいやこれで検問もなくなったしこの次元の上移動処めざそうぜ」
「ああ・・だがズボン軍の残党はいるからな・・気を付けよう」
「じゃあ宝とか探そうぜ!」
宝と次元を求めて・・・!
第1793話
(2017年10月14日投稿、2017年12月12日掲載)
ヘッドズボンの脅威は去った・・・
「だがまだ雑魚でたまに襲ってくるないろんなズボンが」
この時点ではまだ半分ぐらいズボンだが、ゲームを進めると出現率はどんどん減っていくぞ
「淘汰されるのがわかる感じかいいね」
そしてベリュルたちが塔を出ると・・・何者かがさっきの部屋にいた・・・
「・・・こんなところにいたのか・・・念のため頭をつぶしておこう・・グチャ」
そいつも黄金のようだった・・後ろ姿だけなので・・どこかで見たような?ま、気のせいかもしれないが覚えておくといいかも
「そんなこととは露知らず、俺たちはこの次元をいろいろ探してみるわけだ」
「情報ないかしら・・・さっきの町に行ってみましょうか」
戻ってみると人々は再活気でわいわいだった・・!
「酒場いってみよう・・・人がいるな次元移動処しらない」
「何かなそれは・・・ふうむ・・・ああみたことあるぞ」
「ほんと!どこそれ!」
「この次元はせまいからな・・・北へ行けばすぐじゃ・・ただ・・・」
「ただ?」
「あとは自分の目で見てのお楽しみじゃ・・・フォッフォッフォ」
「ふうむ・・・」
行ってみると・・・目の前にヴォンヴォンはあった5メートルぐらい先に
「あったが・・・これは・・・?」
あたりはビュービューしていて・・・ヴォンヴォンは不思議な空間に囲まれていた・・
「これは・・・これは!次元が破れていて超空間がむき出しになっているようだ!」
「なななこれが超空間だとマリ!」
「ああ・・5メートルぐらい・・・たった5メートルだが・・・ここは落ちたら我々の体は・・」
「どうなるの」
「とても言えぬ・・・」
「前にも見たことあるな・・・銀の次元で超空間が大きくかぱってひらいているのを・・ここは小ぶりだけど」
「小ぶりだが・・・5年後にはここら一体崩壊しているだろう・・・」
「あんな目先なのにどうやっていったらいいんだ・・・むっ」
すると後ろで気配がしたので振り返ると・・・
「鬼勇者め・・・こんなところにいたか・・見つけたぞ・・・!」
「貴様は!?」
そこには黄金ズがまた一人いた!巨大だ・・・!
黄金ズ強襲!
「貴様黄金ズ!いつのまに・・・」
「この先の鬼勇者育成次元を滅ぼそうときたら・・ちょうどお前らに遭遇したというわけだ」
「なっ鬼勇者育成次元だと!この先が!そうなのかマリ」
「ああ・・・私のある意味故郷・・ではあるが・・!黄金ズの侵入を許すわけにはいかん!」
「許してもらいたいものだな・・・貴様らを殺すことでな・・」
「くっこいつでかいぞ・・・手を上に延ばせばおそらく5メートルは余裕である・・・!」
「俺は鉄のように固い巨大な鬼の体を乗っ取った・・・ノ・ブリッジンだ・・・!しねい!硬直技が得意だ!」
ノ・ブリッジンが襲ってきた!!!
第1794話
(2017年10月14日投稿、2017年12月13日掲載)
ノ・ブリッジン強襲!
「鬼勇者など目障りなものを今後生まないためにも・・もとから立とうと俺は考えたわけだ」
「なるほど」
「養成所さえ壊せば・・・今後鬼勇者が生まれることはない・・・我らの使命も楽になるわけだ」
「たしかに」
「ベリュル!・・・おのれそこに気づいたのはお前だけか?ノ!」
「ああ・・俺様がのし上がり階級名を得るためには一人で手柄を立てる必要がある!血筋以外でのし上がるには手柄がいるのだ!」
「きもちわかる」
「ベリュル!・・まあわからなくもないが・・だがちょうどいいお前さえ倒せば」
「く・口封じをするつもりか・・鬼どもめ!」
「そうだ口封じだ!倒すぞ!!」
ノ・ブリッジンが襲ってきた!
「ヴロテスの守り!!シュキーン!」
開幕にやってくるこの技は、物理攻撃のダメージを90%カットしてしまう恐ろしい技だ
「恐ろしい」
「しかもこの技は20秒間続くぞ・・・!その間おれさまは攻撃し放題ということだ!ガハハカッチーン!」
「くそっしばらくは守りを固めよう!」
20秒だけ耐えればいいのであとはその後は雑魚で開幕のが必殺技なのでナントカ倒した・・・ナスカいなくてもOK
「うお・・おのれ・・・体が・・・ヴロテスの守りを使いすぎて・・体が・・固ま・・る・・グオオオオオ!!!」
ノ・ブリッジンは手を天高くかざしたまま息絶えた・・・完全に固まっているようだ・・鎧はボロボロ落ちた・・
「ふう・・・しかし困ったな・・5メートル先のあのヴォンヴォンにわたる方法はないものか・・?」
するとそこには横たわったノ・ブリッジンがいた
「使ってみるか・・・!」
一行はブリッジンを持ち上げ、ヴォンヴォンにむかって倒した・・・!ズーン・・・・
「成功だ!」
ふと気づくと橋を渡った一行
「よしヴォンヴォンに飛び込むぞ!」
ウァーーーーーンワッワア~~~~~ントゥルルルルルルルルルスポッ
「わいわいがやがや」
「ついたぞ・・・・なんか巨大な施設があるな・・ここは?マリ」
「ここが・・鬼勇者育成所だ・・・私もここ出身だ・・・!みろあそこを」
大きい広場で小鬼たちがわいわい遊んでいるようだ
「いっぱい子供の鬼たちがいるなあ・・・あれはなんだい」
「各地から集められた鬼たちのタマゴさ・・あのなかからまた新たな鬼勇者が生まれる・・かもしれないな」
「鬼勇者ってどのくらいなれるの」
「10万鬼に1~2鬼ってところだな・・・」
「なれなかったらどうなるの」
「・・さあ・・なれなかった者たちがどうなるかはわたしは・・・」
「だってマリもあの中にいたんでしょ」
「いや・・・私はあのお方の口利きで強引に・・たしか・・11歳ぐらいの時に勇者最終コースに編入されたのだ」
「そうなんだいいな試験とかなしか」
「最終コースでは先輩勇者、オニマンやスーパーソードたちに手ほどきを受けたのだ」
「へえじゃあここに入る前は何してたのマリ」
「ここに入る前・・・?うん・・?わたしは・・・ここに入る前は・・・私は・・・なんだ・・?」
「おい!貴様ら何をしている!!」
ベリュルたちを呼び止める怒号!
第1795話
(2017年10月14日投稿、2017年12月14日掲載)
一方そのころ・・・あのお方の城・・のはずの浴場か・・?
「ちゃぷん・・・ふう・・・」
裸で浴槽につかる鬼がいた・・・・
「ちゃぷんちゃぷん・・・ああ・・」
すると鬼が入ってきた・・・
「あのお方!また鬼勇者がやられたようです!」
「ちゃぷん・・ふう・・・」
「鬼勇者がやられたのを調べると・・・必ずあるものの影があるようです・・・」
「なにかな・・・」
「鬼勇者マリクション・・・鬼の能力がないのにあのお方に異例の抜擢されたあいつが行く先々で鬼勇者が倒れています!」
「ほう・・・それで・・?」
「鬼勇者マリクションが反逆しているのでないかと・・・!私は推測します!しかもなぜか自分の持ち場をはなれ・・・」
「それから・・?」
「さらにやつは鬼勇者育成所に現れた模様です!あの育成所を滅ぼすのではないかと!何者かと手を組んで鬼勇者たちを根本から滅ぼそうかと・・」
「ふむ・・・ちゃぷん・・それでどうするのだ?」
「鬼勇者マリクションを始末せねばならぬかと・・・なんだこの浴槽なんだか臭いな・・・これは・・」
「・・・貴様・・・この風呂に絶対入るなと申したはずだが・・・」
「で・・ですが事態は・・このにおいは・・」
ざぶーーーん!あのお方が湯舟から出た・・・!そのひげもじゃで巨大な裸体・・は・・・
「あ・・あのお方・・・あ・・・あなた・・・は・・・そそんな・・・」
「み~~た~~~な~~~~~~~~」
「そ・・そんな・・そんな・・・・・・」
巨大な鬼の裸体が側近に覆いかぶさる・・・・!!!後は悲鳴
ふと気づくとあのお方は玉座に戻っていた・・・
「申し訳ございませんでしたあのお方・・・」
「もうよい・・・二度とあそこに立ち入らぬようにな・・・」
「は・・・」
側近の顔から生気が抜けているように見えたのは気のせいだろうか・・?一方そのころベリュル
「貴様ら侵入者か!・・・おや?マリクションではないか久しぶりだな!」
「あ・・!鬼勇者オニガワラ教官!お久しぶりです!」
「だれこいつすごいひげだけど」
「ばか!このお方は私たち勇者を送り出す鬼勇者の一人にて我々の教官オニガワラ様だ!」
「そうなのか俺も勇者になりたい!」
「なんじゃお前は・・それよりマリクションどうしてここに?お前の持ち場はどうした・・?」
「それが・・黄金が・・・我が師のボッヒンバックが!」
「なに・・ボッヒンバック名誉教官殿に何かあったのか?」
なにか・・・
第1796話
(2017年10月14日投稿、2017年12月15日掲載)
ボッヒンバックの最期
「こうで・・・」
「そうか・・・黄金ズが・・な・・・よし黙とう!敬礼!ボッヒンバック教官にけいれーい!」
「そこまですごい人だったの」
「ああ・・・黄金の弱点を看破し授業に取り入れ、破壊方法を教えてくださったのもあのおかただ・・」
「でも黄金って最初逆らっちゃいけないとかいってなかったっけ」
「ああ・・・あの人の授業以外では黄金をあがめよと教えられていた・・今でもそうだろう・・・」
「変なの」
「あの人の授業は本来は武術・・その一環で「万が一悪い黄金がいたら退治する術」があったのだが・・もしや・・」
「最初から分かっていたのね・・・ボッヒンバックには敵が誰なのか・・」
「ボッヒンバックは・・我が師は・・・だから私にあれを託したのか・・」
「なに」
「「黄金がすべての現況・・・それを多くの鬼たちにわかってもらえれば・・わが鬼生はまっとうだなるべく多く広めてくれ・・」そして」
「そして」
「「ステテコ・ハニョーンという黄金には要注意だ・・・我が敵と考えるな・・鬼たちの未来と考えよ・・」と」
「感動的なのだ!さて校舎に入ってみよういいですか教官」
「あ、ああいだろうマリクション君と離れないようにな!ではさらば!そうだ校長とお話していくといいだろう」
「やったぜ!校長かあ強いのかなあ」
「校長か・・・わたしは苦手だな・・さて入るか・・おや?誰か出てくるぞ」
コツコツコツ・・・校舎から出てきた者は・・・口に大きな鉄パイプをくわえていた・・・
「アムロック!お前何でここに!」
「おや・・・ベリュル君かこんなところで会うとはめずらしい」
「それよりお前がなんでこんなところに!」
「友人に話をしにきただけさ・・・ここの校長は物知りだ・・いろいろ話を聞くといいかもしれないね、聞ければだけどね・・じゃあ僕はこれで」
「まって!もういない・・・神出鬼没だぜ通りがかり有名さんみたいだ!じゃ、校長室にいこう!」
「しかたない・・・いくか・・・」
ふと気づくと校長室に入った・・・
「コンコン失礼しますお前が校長か!!」
そこにはちょび髭で目が点で三本の角の鬼が玉座に座っていた・・・
「なんだねチミは!オーウマリクションくーん!あいかわらずかわゆ~いの~~!!」
「う・・・これだから苦手なんだ・・・!」
「こんなのがアムロックの友人?ねえ校長あんたつよいの」
「まあそれなりに・・・スーパーソードくんなら指一本でたおせちゃうぐらい!あの子も元気かな~ちょっと変なところあったけど・・黄金に逆らったり・・」
「スーパーソードは・・・いえ・・」
「おおなるほどそこまでとは・・・校長というだけあって強いぜ!納得だぜ!」
「ところでチミたち何の用かね?アムロックくんの知り合いかね?」
「うん・・でもたまたま通りすがっただけなんだけど」
「そーう?・・へーまあいいや!マリクションくんじゃあこの人たちを見学でもつれってあげてチョチョイノチョ!」
「あ・・ああ・・じゃあ行こうベリュル!」
「うん」
「もーいっちゃうのー?うーんマリクションくんったらか~わい!」
「はやくいくぞ!」
さてここからは自由散策だ!宝を取りつつ・・いくつかある地図で赤いマークがついているところにいこう
「なにがあるんだろ」
まずは近くの体操教室にいってみると・・・マリクションの回想が始まった
「イベントシーンか全部見ていく感じだな・・・全員見れるみたいだ」
マリクションの回想・・そこはマットの上でダッシュ転がりとかを練習していた・・・11歳のまだ幼いころ・・
「いたた・・・うまく転べないよ・・・ケガしちゃったよ・・・」
「マリクションくん!大丈夫か・・けがかい?おいお前ばんそうこうもってこい!まったく臨時教師とは難儀な仕事だな」
「はーいあなた!」
「ありがとうオニマン・・・わたし運動音痴なのかな・・・」
「才能はなくとも努力でできるようになれ!それが勇者への道だぞ!」
「でも私あなたみたいにバ・・いえ、すごい身体能力がそもそもないし・・・」
「バカヤロウ!」
オニマンの教え・・・
第1797話
(2017年10月14日投稿、2017年12月16日掲載)
怒りのオニマン!
「オニマン・・・」
「お前に身体能力がない?そんなわけないだろうあのお方の推薦で入ってきたんだぞ!」
「でも・・なんで推薦されたのか・・・こんなよわいのに・・・」
「私は知っているぞ!マリお前の中に秘められた力があるのを!」
「そそうなの・・?」
「わからんけどたぶんある・・・さあ練習だ!平和はお前の肩にかかっているのだぞ!」
「私の肩に・・・?」
「わからんけどたぶんそうだ・・!でも・・無理はするなよ・・・勇者は周りに頼るのも仕事だからな」
「頼る・・?」
「お前が助けを求めればわたしや妻がかけつけよう!そうそう・・ここだけの話だが・・・」
「?」
「ここの連中が崇拝している黄金はどうもうさんくさい・・・わからんが・・もしやつらが悪だと暴けばわたしたちは英雄だぞ!すでに仲間も・・」
「もう・・そんなわけないでしょう変な話はやめてよね・・」
「・・そうだな、さあ練習だ!」
回想終わり
「いろいろあったんだな・・・」
「ええ・・次に行きましょう・・・・」
そして次の赤い点がある武術修業所に向かった・・・すると回想が始まった・・・
「さて本日の黄金の鎧切り、トップはグランドオブスーパーソードくんですな!5分で200体!」
「へっへーんどんなもんだい!黄金ざまー!オババ」
「あいけないんだー!黄金様をばかにしてるー!これは万が一の時の修業なのに!ねーボッヒンバックさまー!」
「そうですぞスーパーソード万が一の時のためだけ・・この力を使うのは・・・・いいですな?」
「・・・うん・・・でもうずうずする・・・ま、いいや!今日のドベはだれ?オババ」
「0体のマリクションか・・・ふう困ったものですなな貴女にも・・・」
「ごめんなさい・・わたし・・・だめで・・・」
「やーいやーい0体!・・・でもこれコツがあるんだぜ!ねボッヒンバック先生!オババ」
「ああ、鎧のつなぎ目・・ここを正確に刃で切り裂く!ほら先生と一緒にやってみよう」
「うん・・・えいっ!つなぎ目!スパッ・・・切れた・・・切れたよ・・!ごめんなさい黄金様!」
「大丈夫ですぞこれは模型です・・・」
「へーマリクション筋あるじゃん生意気な!オババ」
「こらスーパーソード!茶化すんじゃないですぞ」
「アハハイヒヒ!オババ」
回想終わり・・・
「感動的なのだ!」
「恥ずかしいからあまり食い入ってみるな!」
「でもここに置いてある黄金の鎧・・・模型なの・・?本当に・・?」
「マノン?」
ふと気づくと次はお勉強部屋の回想・・・・
「そうして黄金様は我々を守ってくださっているのです・・・・」
「せんせーい!」
「なにかな?コマンダーコマキちゃん?」
「でも最近あのお方が黄金たちが信用できないって学級新聞に寄稿を!」
「ははは、あのお方もお歳だからちょっとおボケになっておられるのだよ!君たちはここまできたエリートだ考えたらわかるだろう?」
「うーんそうかも!」
「そうそう黄金様は守ってくださるんだよ世界を」
「黄金様すごい・・!」
「マリクションちゃん目がきらきらしてるね!黄金様もよろこんでるよきっと!さあ君たちもうすぐ最終試験だがんばるんだよ!」
回想終わり
「嘘教えられてマリったら」
「仕方ないだろう!純真無垢な子供には・・黄金がきれいに見えるのだ・・!」
「俺も黄金ほしい!さ次いこう・・・次は・・」
「最終試練所・・・ここで私は・・・薬を飲んで・・・」
マリの勇者への最終道・・・!
第1798話
(2017年10月14日投稿、2017年12月17日掲載)
最終試練所入り口・・マリの回想開始・・
「グランドオブスーパーソード君合格!満点!ツノも申し分なし!」
「うえいーい!オババ」
「じゃあ君はいまからいう次元を守りに行ってもらおう!そして次・・コマンダーコマキちゃん合格!85点だけどまあ武器とかがんばった!角もまあよし!」
「やったわ!」
「さて・・最後マリクションちゃん・・・」
「はい・・」
「ツノはどうした?」
「あの・・結局生えてこないで・・・・」
「能力はまあ努力の甲斐あってそこそこ・・まだ不安レベルだが・・だがツノは?どうした?」
「はあああーー!!だめ・・生えてこない・・どうして・・・」
「どうやら・・鬼勇者としての入れ物の資質が君は・・・残念だが処分・・・ん?」
すると何者かが入ってきた・・・
「あのお方からのことづてで・・・この薬を届けに参りました」
「宅急便か・・鬼医療薬研究センターからお薬か・・・なになにあのお方の手紙もあるな・・・」
「・・な・・なにかしら・・」
「この薬をマリクションに飲ませろ・・・彼女の秘めたる力が解き放たれる・・試験の結果はそれをもって良しとせよか・・」
「薬・・?最強になれるの・・?」
「特例だな・・藁にもすがる思いで・・飲んでみるかね?過去にもこの薬を飲んで合格した者がいる・・モリビジリアという現時点で最強の勇者だ」
「モリビリジア・・?」
「ああ・・就任早々高次元を担当しているとんでもないやつだ・・・さあそれより飲むかね?」
「・・・・はい!・・・これが薬・・・んきゅ!んきゅ!ぷはー!」
「どうだね・・・」
「別に何も・・・あ・・れ・・頭が痛い・・痛い・・うううう!」
「だだいじょうぶかね!」
「ううううう・・・ズボッ!ズボズボ!うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「おおお!なんと立派な角だ!三本も!これなら合格!100点・・いや1億点だ!おめでとう!」
「うおおおお・・おおおおおおおお!!!」
「おおちつきたまえ・・・あボッヒンバック様・・・」
「この子は興奮しているようだ・・私が連れて行こう・・・よいな?」
「はい・・・!もう合格ですからあとは煮るなりやくなり・・」
「さあ来てくださいマリクション・・・様!あなたは今日から鬼勇者です!」
「鬼・・・勇者・・私が・・おおおおおお・・・・」
回想終わり・・・
「ひえええ大変だったんだなあ」
「ああ・・・薬がなかったら・・処分とはいったい・・・さあ部屋に入ろう・・なっ誰かいるな・・」
ふと気づくと部屋の中・・・
「最終試練部屋には普段人がいないはずだが・・・おまえは・・黄金ズなぜここに!?ナニモノダ!」
「む・・・おや?貴様らは・・・!このステテコ・ハニョーン様に何か用か?」
「黄金ズめこの養成所を滅ぼしに来たか!」
「ほう・・・貴様ら・・鬼勇者に人間・・まあいい・・・ここはいい隠れ場所だったんだがな・・・さあどうする?」
「戦うぜ!」
「いいだろう身の程知らずめ!準備ができたのなら・・相手になってやろう!」
準備をするとステテコ・ハニョーンが襲ってきた・・・!
第1799話
(2017年10月14日投稿、2017年12月18日掲載)
ステテコ・ハニョーン強襲!
「封印!!」
(プレイヤー次第だけど)シュイイーン!!
「むっ・・・我が奥義999999の誓いを封じられたか・・・!ランダム4回9999999ダメージを与える技なのに・・!」
封印しといてよかった
「これで手も足も出まい!ステテコ・ハニョーンとやら覚悟しやがれ!」
「師匠ボッヒンバックの敵・・・!かくごしろ!」
「む・・そこの鬼勇者・・・ボッヒンバックだと・・?師匠・・?」
「そうだ!私はボッヒンバックのおかげでここまで強くなれた鬼勇者だ!黄金め!」
「ボッヒンバックの弟子だと・・・危険分子め!ますます生かしておけぬな・・!しねい!とはいえ」
とはいえ・・その剣を抜くこともなく、様子を見ていることが多い
「うりゃうりゃ!」
「そうだな・・・お手並み拝見といこう・・くらえ!必殺ツノツノ乱舞!シュシュシュ」
「ぎゃあ」
頭の黄金の角でつついてきてランダム大ダメージだ!
「ま・・まて封印したはずだぞ・・・!」
「バカめ・・この私を甘く見るな・・・!技など無数に覚えている・・・四天王をあまくみたな・・・?」
「なっ掟破りのいっぱい必殺・・・!」
でもまあ奥義は封印しておいたほうがいいのでそれはそれで
「ほかにも・・・秘技!四天休法めいそう・・・・!」
ジュイイイイン!999999999回復!
「なっしかもリジェネがついてる!1秒で9999回復だと!ずるい!」
きりがないけどがんばって2分戦闘に耐え抜こう!守ってばっかでもまあいいすきにしなさい・・すると
「まあなかなか楽しめたがそこまでだ・・・ここからが本番・・・この剣を・・・」
「はいそこまで!パンパン!」
ステテコ・ハニョーンが何かしようとしたところで突然手拍子が起こり戦闘が強制終了・・・!
「なんだ・・・?」
するとそこには校長が立っていた・・・
「こ・・校長先生・・・!」
ふと気づくと校長先生・・・
「チッ・・・邪魔が入ったか・・・」
「君たち何をしているんだね喧嘩するほど仲が良いとは言うけど・・学校で暴れて困ったら困るじゃないか~ん」
「校長!何をしているんだ!黄金がこんなところに侵入しているのだぞ!」
「マリクションく~ん、黄金様に手を出したらだめだよ!黄金様もうしわけない教育不届きで・・・」
「フン・・・・」
「校長!あなたが知らないはずは!黄金は我々鬼勇者たちに手をかけ・・次元の鬼々たちを次々と・・・!」
「う~ん・・それはボッヒンバック君にそそのかされちゃったのでは・・・」
「違う!私はこの目で見てきた!ここで引きこもっている校長あなたとは違う・・・真実を見て・・」
「フン・・興覚めだ・・・」
「ス・・ステテコ・ハニョーンどこにいく!」
「ここは校長に免じて見逃してやろう・・・だがボッヒンバックの手のものと知った以上・・・次は殺す・・そしてそこの黄金・・貴様・・」
「ノ・ニュッガーズがどうした!たとえ黄金だろうがお前たち悪党にはぜったい渡さないぜ!」
「わ・・わたし・・・ごめんなさいステテコ・ハニョーン様・・!」
「・・・まあいいだろう・・・今はな・・・ではこれにて」
「まっま・・消えた・・・校長!逃がしてしまったじゃないか!!」
「・・・君たちワシに感謝するべきではないかな・・あのまま戦っていたら死んでいたぞ」
「ででも校長!」
「ワシからは以上じゃ・・さあ校内見学の続きでもしなさい、見るべきところは多かろうでは!」
「う・・・しかたない・・・」
「じゃあ次行こうぜ!」
校内見学続行!
第1800話
(2017年10月14日投稿、2017年12月19日掲載)
楽しい校内見学
「次はどこがいいかな」
「勇者歴史資料館のマップに赤い点がついてるな・・そこにいってみよう」
「マリの過去の勉強姿みたいな!」
つくと回想が・・始まらない
「なんで」
「私はここにはほとんど来たことはない・・・当時は興味がなかったが・・ここには強い勇者たちの記録が残っている」
「なるほど今後の勉強に見るという算段か!でも本かあ・・・ロウ読んでよ」
「大丈夫だ・・文字が苦手な人用にここの本はムービー本となっている」
「なにそれ」
「開くとムービーが始まる・・絵で見ると分かりやすいだろう」
「そうだな・・・じゃあ片っ端から見ていこう!」
調べられるところは限られているが・・・まず目についたのが
「知能勇者ムゲンキュウ・・・だってなんだろうパラッ」
ここからムービー開始
「私は知能勇者ムゲンキュウ・・・坊主に袈裟が魅力な知的な勇者・・勇者になる前、ある日殿様から呼び出しがかかったのです・・・」
そして知能勇者ムゲンキュウはお城に向かうと、一本の橋がかかっておったそうな
「なになに・・殿様の命令・・この橋わたるべからず・・端っこでもべからず・・ふうむ」
ムゲンキュウは空を飛んでいきお城に到着しました・・そして玉座の殿様に会うと・・
「ムゲンキュウよ・・おぬしは賢いそうじゃな・・そこでテストをしてやろう」
「何でしょう殿様」
すると殿様はトラが描かれた屏風を引っ張り出してきました
「このトラを退治してくれんかの」
するとムゲンキュウはヴァイラガで屏風を丸ごと燃やしてしまいました!ボオオそして炭となりました・・
ふと気づくと炭となった屏風・・・
「ムゲンキュウ!なんということを・・・この屏風は10億ギルもしたのじゃぞ!どうしてくれる!」
「約束通り屏風の虎を退治いたしました・・」
「なにを!」
「屏風の虎とは・・お金に固執するあなたの心なのです!」
「そうだったとは・・!」
殿様は感激しそのままムゲンキュウは家に帰ってきました・・すると・・
「おや?和尚様!なにをなめていらっしゃるのですか?そのツボは・・」
「む・・ムゲンキュウ!ペロペロ・・ここれは毒じゃ!なめたら死ぬぞ!ペロペロ」
「そうですか・・・」
毒のなめ・・・
最終更新:2017年12月19日 10:50