第1811話~第1820話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より


第1811話

(2017年10月30日投稿、2017年12月30日掲載)

黄金の竹の中身とは・・?
「ノ・ニュッガーズ・・・貴様・・・やはりか・・・ノの分際でその風格・・・」
「あ・・あの・・・」
「いいだろう・・・貴様らにくれてやる・・・ノ・ニュッガーズに免じてな」
「まじで!」
「だが・・貴様らが少しでもわれらの害になるとわかったら・・・容赦なく殺す・・覚えておくがいいでは」
ハニョーンは消えた・・・そしてそこには一枚の紙きれが落ちていた・・・
「なになに・・・『ムゲンキュウの研究、黄金ズの鎧を薬にして鬼に飲ませる実験は失敗した』だと」
「なんですって・・・『倒した黄金ズたちを使い黄金ズの力を得られると思ったが・・・鎧ならともかく体内に摂取するのは危険であったようだ』ですって」
「ふむ・・・『最初の実験で1万人に黄金薬を投与したが・・全員力に耐えきれずゾンビになってしまった』だと!」
「なんてこと・・『ムゲンキュウはそれを隠すため生き延びた部下たちを夜桜隊とし部下をオーゴン城を立てさせ城主とし』」
「さらに・・・『そこに生き残りの黄金ズを集め、見た目を模倣した鬼たちをそこに住まわせ争っているように見せかけた』だと」
「そして・・『この次元は黄金ズとのいくさは終わっておりムゲンキュウの実験の失敗の隠ぺいが行われている』ですって」
「最後に・・・『生き残りの実験体われらひょっとこ団ももう数少ない・・なんとしてもあのお方にこの事をお伝え・・・』ここで終わってる」
これが黄金の竹に隠されていた紙に書かれていたことであった
「実験でゾンビに・・あまりいい思い出ないけど・・・」
「ロウ」
「このままヴォンヴォンに進めば次の次元に行けるが・・・どうする?ロウ決めてくれ」
「・・・戻りましょう・・ムゲンキュウに話を聞く必要があるわね・・・」
「この砕けたクリスタルは一体・・・砕けて何の力もないようだが・・・」
「さあ急ぐぞ!嫌な予感がするのだ・・・!」
ワーパーがあればすぐだしなければかけっこそしてムゲンキュウの城下町に戻ってきた・・・
「うおーん・・・おーん・・・・あーん・・・・」
何やらおどろおどろしい声と・・・ボロボロのハイキョがそこにあった・・
「ここれは・・・あの町並みは一体どこに・・・!?」
「ひとまず奉行所よ!」

ふと気づくと奉行所にたどり着いた・・・!
「やっぱりここもハイキョ・・・!むっ・・・夜桜隊が出てきたぞ!!!」
「貴様ら・・・クリスタルを壊しやがったな・・・おかげでこの町が・・・!」
「なんのことなのだ!」
「計画がすべて一瞬で台無し・・・!しからずんばわが夜桜隊により貴様らは死ね!」
夜桜隊が襲ってきた!夜桜刀、夜桜キックなどをしてくるがちゃんとしておけば弱くナントカ倒した・・・
「ふう・・・こうなったらムゲン城に乗り込むしかないか・・紙の真相をあばいてやる!」
そして空を見上げると・・・
「空はどす紫で雷は鳴り響き竜巻荒れ狂い今までのと同じ鬼次元のようだ・・」
「これがこの次元の正体・・町人はみんなゾンビだ・・・!」
和風なBGMはなくなり鬼の大地・・・

第1812話

(2017年10月30日投稿、2017年12月31日掲載)

ムゲン城にたどりついた
「ここは・・・城というか・・おどろおどろしい宮殿だぜ・・!研究所みたいな」
「今までのは・・マボロシ・・?」
「よしエレベータでやつのとこに一直線だ!あれ使えない」
「正面から乗り込むしかないようね・・・!」
そして正面の門から入ると・・・ギーー・・・・
「ここは・・・なんという科学で近代的な・・・!!!お城じゃなかったのか・・・」
するとアナウンスが流れてきた・・・
「ムゲン宮へようこそ・・・下級鬼勇者マリクションくん・・」
「この声は・・・ムゲンキュウ様・・・あなたは一体・・・!?」
「ニヒャクゴジュウゴキュウからの連絡が途絶えた・・・幻の力が消えた・・そういうことなのだな・・・」
「どういうことだ!」
「幻のクリスタルを壊された今この次元が真の姿を取り戻した・・・」
「なにがだ!」
「あのお方にばれるのも時間の問題・・・だが貴様らを殺せばまだ間に合う・・」
「間に合わないぜ!」
「ここまでこい・・・鬼勇者マリクションよ貴様もひょっとこ団のように証拠隠滅のために消してやる!!」
「ムゲンキュウ様・・・あなたは鬼勇者の穢れだ!この手で成敗してやる!」
「いいのねマリ・・・また鬼勇者を失うわこのパラドクス・・・」
「エンデバー・・・心配はいらない・・・あなたのおかげでな・・・さあ行こう!」
ムゲン宮・・・科学のズイを極めた宮殿・・・
「ムゲンキュウがあのお方の科学を甘受していたとは思えぬが・・・あれは企業秘密のはず・・・一勇者ごときには・・」
しかし襲い掛かるは夜桜隊・・・よく見ると科学タイツを履いていたようだ
「覚悟ーーー!」

ふと気づくとムゲン宮をどんどん進んでいった・・・
「いろんな仕掛けがあるが、基本研究施設みたいでダンジョンぽくないな」
「道理で普通に正面から我々を入れてくれなかったわけだな・・こんなもの見せられないわけだ」
「たしかに」
たしかにだが、許しがたいのでどんどん進んでいくと最上階にたどり着いた・・・
「ガチャッ・・ここは・・・最初に連れてこられた天守閣!奥に誰かいるぞ!」
「奉行王モリスタントとムゲンキュウだ・・・!!!」
「ここまで来てしまったでおじゃるか・・・」
「ムゲンキュウ!あなたのたくらみはここまでよ!」
「マリクション・・・・下級鬼勇者の分際で・・・・まあいいここで始末すればすべて同じだ、なあ奉行王モリスタント」
「はいそうでござります」
「麻呂麻呂野郎め!お前なんて弱そうだぜ!」
「フ・・このおしろいはわが正体をできるだけ隠すもの・・・」
するとムゲンキュウはおしろいをとり・・ちょんまげをとりはずした・・そこには・・・
「なっ・・巨大な角の生えた筋肉質のこわもて坊主・・これがムゲンキュウの正体!?」
「知恵のムゲンキュウは一体どこに・・・!この姿は・・・」
「知恵と力・・・そして科学を得た・・この次元は麻呂が戴く!!しねい!!!ぐおおおお!!!!」
鬼勇者坊主ムゲンキュウが襲ってきた!

第1813話

(2017年10月30日投稿、2018年1月1日掲載)

鬼勇者坊主ムゲンキュウ襲来!!!
「こいつ・・・今まで本性を隠していたのか・・・・!」
「科学坊主・・・いい響きだ・・・・麻呂は独自路線で科学の力を手に入れた・・・それを利用させてもらおう!」
サイバー数珠を取り出した!
「そっそれは!」
「この数珠一つ一つが爆弾となっている!貴様らが麻呂を攻撃すると一つ一つ爆発して貴様ら大ダメージよ!」
「卑怯な!」
「爆風の反動で麻呂もダメージを食らうが・・・攻撃しにくかろう!!フハハ!」
「なんてやつ・・・勇者の風上にも置けない・・・!」
数珠カウンターは脅威だが、遠距離攻撃なら何の心配もいらないのでそれで頑張ってナントカ倒した・・・
「はあはあ・・・5人がかりでなんとか・・倒せたぜ・・・!」
「むぎゅ・・・ばかな・・・上級鬼勇者のこの麻呂が・・・下級勇者ごときに・・・」
「正義だぜ」
「こんなことならおとなしくヴォンヴォンに通せばよかった・・くそっ・・・奉行王モリスタント助けてくれ・・麻呂をこの次元の王とする約束だ・・」
「はい・・かしこまりました!」
「なっまだ仲間がいたか!」
奉行王モリスタントは不思議な銃を取り出した・・・
「う・・撃つ気か・・あぶない!」
バキューン!!・・・ムゲンキュウの体は飛び散った・・・
「げっ」
「バカメ・・・クチフウジ、ヤルナラゼンイン、ノコサズナ・・・トイウイイツタエガアロウ・・・」
「な・・なんだこいつ・・まさか・・・ロボットか!?」
「ホウ・・・ヨクミヌイタ・・・ウィィィィン」
奉行王モリスタントをよく見ると目がウィィンとしており・・・体中がメカであった!
「こっこれはいったい」
「キサマラガシルヒツヨウハナイ・・・サアシネ!!」
GT2017OP2587が襲ってきた!!

ふと気づくとGT2017OP2587とのバトル!
「クラエ!ギガンティックパンチ!」
「うわあ」
科学のズイを極めた攻撃で、あらかじめ探知機、絶対命中ミサイルなどやばい
「サンダーも別に弱点じゃない・・なんなんだこのロボット!」
だがまあ頑張りナントカ倒した・・・結構苦戦したかも
「バ・・バカナ・・・・・マサカ・・・ナカマヲヤッタトイウ・・・ノ・・ハ・・・ドカーン!!!」
大爆発した・・・
「この次元に起きた悲しみを胸に城を出る俺たち」
すると・・・こないだの籠屋が急に登場した
「てなもんや!あんちゃんたち乗っていくかい?」
「うん・・なっお前はいったい籠屋のマイク!・・・ゾンビになったはずじゃ・・・!」
「・・・これが最後の宅配だ!乗った乗った!!」
宅配籠屋・・・

第1814話

(2017年10月30日投稿、2018年1月2日掲載)

籠屋は走りながら語った・・・
「・・・バカ弟子がお世話になったようじゃの・・・」
「なにが」
「ムゲンキュウは知恵はよくまわるが・・・知恵を悪さにばかり使いおった」
「ふむ」
「わしは性根を鍛えなおしてもらおうと最期の力を振り絞り勇者スクールに送ったのじゃ」
「ほう」
「無事勇者になり凱旋し・・・心が清くなったかなと思ったが・・・」
「思ったが・・・」
「今度は科学におぼれ・・・・実験大好きお坊さんになってしまいこの次元を・・・」
「次元を」
「黄金ズですらなく自らの手で破壊しおったまったくバカ弟子じゃったわい・・マボロシのクリスタルまで使って隠ぺいを行うとは・・」
「ねえあんただれ」
「わしは・・・奴の師匠じゃ・・・さてついたぞ・・・わしももういかねば・・・」
「でっデンセツの!ムービーに出てた!ねえあんた・・・」
しかしすでに籠屋マイクの姿はなかった・・
「いったい今のは・・・オーゴン城だ・・・ヴォンヴォンにいくか」
中はもう誰もおらずしーんとしており、ヴォンヴォンまでたどり着いた・・・
「この坊主次元ともおさらばだな・・・残ったのは悲しみだけだぜああ無常さてではいくぞ!」
シュァ~~~~~~~~~ンワッワ~~~~~~ントゥルルルルルルルルル・・・・
「おいおいなんだいつもより長いぞ・・・・」
トゥルルルルルル~~~~~ルールルルル~~~~~
「いったい・・・なんだかゴゴゴがするが・・・」
ワ~~~~ンワワアトゥルルルルルル~~~~~~~~スポッ
「ずいぶん長いワープだったな・・・こっここは・・・・」

ふと気づくと新たな次元にたどり着いたと思ったら・・・
「何だこの部屋・・・やたらゴージャスな・・・マリここどこ」
「・・・どこだここは・・・私は知らないぞ・・窓の外には・・奇妙な風景が・・・」
「どれどれ・・あれ・・・こんな感じのどっかで見たことあるぞ・・・」
「・・・ここ・・・黄金宮殿・・・!私の故郷・・・!」
「ノ・ニュッガーズ・・まじで!いったいこれは・・この部屋は・・・」
「ガタッ・・・あ・・あなた方は誰ですか・・・!?」
「わわっ誰か来た!」
振り向くとそこには・・・水色のストレートヘアに白い肌に白いドレスに身を包んだ黄金の美しい鎧の女性がいた・・・
「あ・・あなた様は・・・ガブリエル・ミスズ様・・・!?」
「ガブリエル・ミスズだと・・・!?その名は黄金たちの長ではないか・・まさかこいつが・・!私の・・・!」
「マリ!?」
マリは剣を抜いた・・・!

第1815話

(2017年10月30日投稿、2018年1月3日掲載)

抜剣マリクション!ガブリエル・ミスズに襲い掛かった!
「黄金の責任者めええええよくもボッヒンバックを!死ねえええええええええええええ」
「まちなさいマリ!!!」
エンデバーの制止も空の彼方へと消え切りかかった・・・・!!!!!ズシャ!!!!
「どうだ!!やったか!!!なにっ」
ファンファン・・・・切った場所がオーラに守られてなんにもきいてなかったぽい
「きいてないだと・・・くそっさすが黄金王・・」
「あなたのお名前は・・・?」
「わたしは鬼勇者マリクション!鬼たちを代表してお前を成敗してくれる!!」
「鬼が・・・なぜ私を・・・?そもそもあなたは・・・・」
「しらば!われらの鬼仲間をたくさん殺し・・・師匠を殺し・・・鬼勇者たちもたくさん殺した!お前たち黄金が!」
「鬼勇者はまあ俺たちもたくさんやっちゃったけど・・」
「ベリュルいいから!」
「鬼たちをたくさん・・?我ら黄金が・・・?いったい・・・・」
「この期に及んで白をきるつもりか!あのお方に手をかけようたってそうはこの私が舌先三寸天国地獄!さあ覚悟しろ!」
「・・・どうもよくわかりません・・ですが・・降りかかる火の粉は払わねばならぬでしょう・・・!」
「いくぞベリュル!こいつを倒せば話がすべて終わる!」
「お、おう!いいのかな」
「まってマリ・・・!」
「止めても無駄だァァエンデバー!こればかりは!!!!」
ガブリエル・ミスズに襲い掛かった!!!神秘的なBGMがラーラーラーと流れる・・・
「くっなんてセイゴンなんだ・・こんな美しい人と戦うのはおかしいのではないか」
「ベリュルだまれ!戦いに集中しろ!」
「はい」
ガブリエル・ミスズは不思議な構えを見せた・・・・
「天女の衣・・・・!シュイイーン!!!!」
ガブリエル・ミスズを不思議なバリアが覆ったかも!

ふと気づくとガブリエル・ミスズに黄金のバリアーが・・・!
「なんだこれは・・・えいっ覚悟!がきん!なにっ」
「無駄です・・・このバリアはあらゆる攻撃を防ぎます・・・」
「くそっベリュルなんとかしてくれ・・・!」
「じゃあファイア・・ガキンだめだこりゃ」
「手を抜くな!!」
「・・・それで終わりですか・・・?ではこちらから行きます・・・・天偶黍靜驛砦・・・・」
「お待ちをガブリエル・ミスズ様・・・・麻痺波!!」
「うわっ体中がしびれて動けないビリビリたすけてマリ!」
「だ・・だめだ・・・私も・・・・!」
強制戦闘終了した・・・
「ガブリエル・ミスズ様の素敵なお部屋に侵入するとはいい度胸だな貴様ら・・・・」
そこにはステテコ・ハニョーンが立っていた・・・
「ハニョーン・・・帰ってきてくださっていたのですね・・・!」
「ガブリエル・ミスズ様ただいま戻りました・・・ちょうどよいところに出くわしたようで・・・」
「やべえ!この二人に勝てる気しないよマリどうしよう!」
「や・・やばい・・でも敵が目の前に・・・!」
「さて・・貴様らの処遇だが・・・」
ステテコ・ハニョーンがにじりよってきた・・・

第1816話

(2017年10月30日投稿、2018年1月4日掲載)

にじりよるステテコ・ハニョーン・・・
「ガブリエル・ミスズ様のお部屋をけがした罪は重い・・・ただで帰れると思うな・・・」
「お待ちを・・・あの・・・その・・・!」
ノ・ニュッガーズが前に出てきた!
「む・・・ノ・ニュッガーズか・・・・」
「ノ・・・あなたはわれらが黄金ズの一員なのですね・・・?なぜそちらにいるのでしょう・・・?」
「あの・・あのごめんなさい・・・!ガブリエル・ミスズ様・・・許してください・・・!」
「ステテコ・ハニョーン・・・これは一体どういうことでしょう・・・?」
「・・・・ガブリエル・ミスズ様・・・この場はこのハニョーンに預からせていただけませんか?」
「・・・いったいどうするつもりですか?私はかまいませんが・・・状況がよく呑み込めません・・・」
「いずれ話す時が来るでしょう・・・・よし貴様らおとなしくこちらにこい・・・」
ガブリエル・ミスズの部屋から連行されて黄金宮のはずれに連れていかれた一行
「やばいねこりゃピンチだ」
「うう・・・師匠の敵が・・・エンデバーすまない・・・わたしのせいで・・・わたしのせいでエンデバーまで・・・」
「気にしないで・・・それよりこの窮地をどう脱するか・・・」
「さて・・・ここだ入れ!」
部屋にガチャンと入れられた・・・目の前にはヴォンヴォンがあった・・・
「なっこれは」
「今回だけは見逃してやろう・・・貴様らには利用価値がありそうだからな」
「なっそれは」
「一つ下の次元に放り出してやる・・・ただし・・・ノ・ニュッガーズを必ず守るのだ・・いいな?」
「なっ当然だけどいったい何が!」
「それが貴様らを生かして返してやる条件だ・・・飲むか?飲まないか?」
「飲んでやるぜ!飲もうにも飲むしかなく、もともと守る気だったからそんなんラッキー!」
「ベリュル・・・そうだな・・・ここは飲むしかないか・・・すまないロウ」
「気にしないでいいの」
「よしいいだろう・・・あとミスズさまからノ・ニュッガーズにこれを渡すよう仰せつかっている・・・えい」
ハニョーンはペンダントをノ・ニュッガーズに無理やりさせた
「痛いっ・・こ・・これは・・・・」
「さあな・・・おそらく貴様らを監視するためのものだろう余計なことはしないほうが賢明だ」
「賢明か」
「さあ面倒にならないうちにいけ・・・まとめて波動キック!!ドシューーン!」
「うわあ!」

ふと気づくと一行はヴォンヴォンに蹴り飛ばされた!
「うわあ」
ウィィィンワッワ~~~~~~ントゥルルルルルルスポッ!
「いてて・・・ついたついたここはどこだ?町があるぞ・・・!」
とりあえず町に入ってみると・・・・
「わいわいがやがや・・そーなんだよ・・へー!」
「なっこれは・・・・町中に鬼黄金ズだらけだ・・!ここはどこだ!」
「ここはエージェントアンシェントの町・・・私たち黄金ズの体の多くの持ち主処・・!ここは鬼パラ最高次元よ!」
「ノ・ニュッガーズしってるの」
「ええ・・・ここは私たち黄金ズに体を提供してくれるエリート鬼たちが主に住んでいるの・・だから共存しているって・・」
「鬼と黄金の共存ねえ・・・人間パラにも似たようなとこあったような・・・」
「ここは主にデブリン様が統治しているわ・・・詳しい話は酒場で聞きましょう・・・」
「ノ・ニュッガーズは出身地なのに知らないの」
「私の体は・・・ここでもらったものではないの・・・さあいきましょう」
いこう・・・

第1817話

(2017年10月30日投稿、2018年1月5日掲載)

敵地侵入!
「しかしいいんかね鬼パラで黄金ズがこんないるとこで俺たち堂々として・・・」
「敵さんもまさかここまでわれらが来るとは思っていないようだ・・・話しかけてもこの通りだ・・・こんにちはどうですか」
「やあいい天気だね!」
「とな・・・のんきなもんだ」
「ほんとだな」
そして酒場に着くと・・・いろいろ情報だった・・・
「最近デブリン様にハニョーン様がつっかかって喧嘩よくしてるらしいよ怖いな仲良くすればいいのに」
「デブリン様の猛攻で、鬼のあのお方の居城をここから下の次元に追いやったときは痛快だったなあ」
「なにっ・・・あのお方の城が次元移動させられただと・・・!」
「マリ隠密にいこうぜ」
「すすまない・・・」
「鬼のあのお方の新しい城はなかなかデブリン様も苦戦なさっているようだ・・最近は出撃すらしてないようで」
「ハニョーンの部下を特攻させて犬死させたりしてるし困ったもんだ」
「ミスズ様はお優しい・・・鬼たちの未来を本当に案じているんだあんなに反抗されても」
「くっなにがだ・・・!」
「マリだめだぜ隠密とはばれないように行動することだぜ!」
「すすまないベリュル・・・」
「そういや最近、あのお方に反旗を翻して指名手配されている鬼勇者がいるようだな・・・」
「なにっどういうことだ黄金ズ!あのお方に反旗を翻した鬼勇者とは誰だ!!」
「おおいおいなんだよお前つっかかるなよ!いやあ噂だけどさ・・なんでもモリビリジアという鬼勇者と・・」
「も・・モリビリジア様が・・・!?あの最強の・・・う・・裏切ったのかあのお方を・・・!」
「あと一人、鬼勇者マリクションが裏切ったという噂だよ」
「・・なっなに・・・?」
一行はガーンとした
「何を言っている?私が裏切った・・?」
「マリこらこらばれるぞ!どういうことですか黄金さんマリクションが裏切ったって?」
「だーかーら噂だけだって!あのお方城付近に偵察に行った黄金斥候によると、鬼勇者裏切り指名手配リストが発令されてたらしいぜ」
「どんな」
「裏切者の鬼勇者二人を見つけ次第束縛し連れてこいと・・抵抗するなら殺してもかまわんと」
「あ・・ありえない・・・いったい何が・・・」

ふと気づくと指名手配犯マリクション
「モリビリジア様は・・確かに変なところがあった・・怪しいお方だったが・・でも私はそんな・・・!」
「うーん最近あのお方から連絡来ないね」
「そうだ・・!連絡さえあれば・・謎の誤解は解けるはず!あのおかた・・呼びかけを・・・!」
呼びかけは来ない・・・
「くそっ・・・こうなったら黄金ズへのかたき討ちは後だ・・・あのお方に会いに行こう・・!」
「それがいいかもね」
「急いで膳!いくぞベリュル!!!」
「おうだぜ」
酒場を出ると・・・・
「大変だーーー大変だーーー!モリビリジアが単独でヴォンヴォンから出てきて襲ってきたぞ!!」
「なにっ・・・モリビリジア様・・?裏切ったはずじゃ・・・」
「よし街兵たちよ迎え撃ちに行け!!」
ドタドタドタ
「後を追うぞベリュル!」
後を追って・・・!

第1818話

(2017年10月30日投稿、2018年1月6日掲載)

追いかけて黄金ズ・・・
「くそっ奴ら足が速いな・・・追いつけない!」
「まあゆっくり後を追おうぜ」
追いかけていくと・・・狭い次元の端っこについた・・・ベリュルたちが物陰からうかがうと・・そこにはヴォンヴォンがあり・・・
「そして・・・黄金ズたちがたくさん倒れていて・・・あれはモリビリジア!?相変わらずすごい鎧だ・・・!濃い緑色の甲冑に身を包み鉄仮面!」
だが肩をならしてハアハアしているモリビリジア・・・ふらふらして倒れそう
「なんだろ結構疲れてるっぽいな・・・ていうか死にそうかも・・・様子を見るかここから出ていくか・・・」
スチャッなにものかがモリビリジアの前に立ちふさがった・・黄金ズのようだ
「貴様がデブリン様のいっていたモリビリジアか・・・使えない女よ・・・ラッター!」
「く・・・貴様は何者だ・・・この鬼勇者筆頭のモリビリジア・・・せめて貴様らだけでもせん滅を・・・!」
「ケケケ・・どうやらお前は鬼の仲間たちから追われているようだな・・・ラッター!」
「なっいったいどういうことだぜ!」
「ベリュル静かに!」
「それでも私は・・貴様ら黄金ズたちを必ず倒す・・・何かの誤解を与えた・・あのお方の恩に報いるために・・・!ガクッ」
「ケケケ・・能天気なものよ・・・もう膝ががくがくではないか・・・仲間にやられここで俺様にやられるというわけだラッター!」
「くっ・・」
「形無しだなあ最強鬼勇者も!おれさまはデブリン様の右腕、バケ・ラッター!弱った貴様などごみよ!グフグフ!ラッター!」
「うう・・・」
「さあ死ね・・・!」
「ベリュル!グフグフ野郎と女勇者どっちがいい!」
「マリクション!聞くまでもなかろうよ!でもなんか聞いたことが・・バケ・ラッター?」
ベリュルたちは飛び出した
「なっなんだ貴様ら!!!!ラッター!」
「お・・お前たち・・・なぜここに・・・」
「弱った女に手をあげる・・そんな男ぁ俺たちが成敗・・ぁあしてぇくれるう!」
バケ・ラッターに襲いかかった!BGMはすごいのではなくバトル2のようだ
「貴様なんてこの程度で十分だぜ!」

ふと気づくとバケ・ラッターとバトル!
「せんせいこうげきだ!」
「ひ・・卑怯だぞ貴様ら!ラッター!」
「女に手を上げる貴様のほうが卑怯だぜ!!」
バケ・ラッターはザ・変身(仲間の誰かに能力をコピーし見た目がそれになる)、くじ引き(大吉を引くとぱわーあぷ)など恐ろしい
「封印!」
「へ・・変身を封印されたら・・な・・なにもできぬラッター!」
「こんなとこでぬくぬくしているからだ!覚悟!」
「ぎゃあ」
ナントカ倒した・・・・そして倒れているモリビリジアのもとにかけよった・・・
「しっかりしてくれモリビリジア様・・・!」
「・・ま・・マリクションか・・・貴様も指名手配されているぞ・・・何をやらかしたのだ・・・」
「わからない・・・私は何もしていない!あのお方を裏切ってはいない・・・」
「そうか・・貴様もか・・ハァハァ・・く・・くるしい・・仮面を・・・」
「今取ってやるぜ!」
ベリュルがモリビリジアの仮面をゆっくり脱がすと・・中から美しい顔が出てきたが・・・が
「こ・・これは・・マリクション!?・・しかし・・・違和感が・・・」
「わ・・私・・私はここにいるぞ・・ここの顔は・・・」
なかからマリクションと全く同じ顔の勇者が出てきた・・・!

第1819話

(2017年10月30日投稿、2018年1月7日掲載)

ふと気づくとマリクションそっくりモリビリジア・・・・
「いったいどういう・・・モリビリジア様・・あなたは・・・?」
「そうか・・そこまでそっくりか・・そうだな・・私もそう思っていた・・・」
「どういうことだぜ!お前はマリクション二世か何かか!」
「そんなわけないでしょ」
「・・・マリクションよ・・・お前はもしや・・・うっごほぐほ」
「モリビリジア様!!!」
「この方・・・鬼・・じゃない・・・」
「なにっ!?」言葉を発したキャラをみると・・そこにはノ・ニュッガーズがいた・・・!
「おい・・どういうことだ!おい!モリビリジア様が鬼じゃないだと!?」
「おちつけマリ!怖がってるじゃないか」
「すすまない・・おい・・お前・・何を!」
「・・・この方、角が生えてないわ・・・」
「鬼が全員角が生えているとは限らないだろう!それに・・おでこをみろ!角が生えていたあとがあるぞ!傷跡だ折れたのだろう角が!」
「ほんとだ!感じてた違和感これだマリクションと同じ場所に角がない!この角が」
「キャーー!触るなエッチ!!!鬼の角を触るとは・・・エッチーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!バチン!!!!」
「いて!!すすすまない!よくわからんが硬かったな・・・・・・・いやそれよりツノの後あるし鬼でしょこの鬼勇者」
「違うの・・・私これでも鬼パラの黄金・・・これだけ強大な力を持った者なら鬼かどうか気でわかるわ・・」
「ななんだと・・」
「・・そこまで見抜いていたか・・強大な黄金ズの目はごまかせぬな・・・」
「ノ・ニュッガーズが強大?」
「わたしにはわか・・ゴホッ・・る・・その黄金ズの心と秘められ・・・ゴホッ!」
「しゃべらないでくれモリビリジア様・・・!それより・・ニュッガーズ!この方が鬼でないというのならなんなのだ!」
「このお方・・・・人間よ・・・ベリュルあなたたちと同じく・・・」
「へあ!?」
「そそんな・・・鬼勇者に人間がいるだなんて・・聞いたことがないぞ・・・・!!」
「ゴホッ・・・お前たち・・・人間輸送船ペイペイポーン号の事件を知っているか・・?」
「モリビリジア様・・・・聞いたことがあるような・・・?」
「はるか昔・・・地球という星から人間を連れ去った人間輸送船ペイペイポーン号・・・鬼次元のとある場所に墜落した事件だ・・・」
「あったような・・・」
「その中に・・・私はとらわれ乗っていた・・・」

ふと気づくと人間輸送船ペイペイポーン号事件・・・
「多くの人間がどさくさにまぎれ・・脱出した・・・だが・・・私は捕まった・・・ゴホッ」
「なんだと!」
「多くは黄金ズに捕まった・・・どうなったかはわからぬ・・だが隠れていた私を・・あのお方が・・ゴホッ助けて・・ゴホッ!」
「もういい!しゃべるなモリビリジア様!」
「すすまない・・・そして・・・マリクション・・お前は・・おそらく私の・・・ウッ・・そしてお前もおそらく・・・人間・・・ガクッ」
「モリビリジア様ーーーーーーーーーーーーーー!!!・・・・って・・え・・・?」
モリビリジアはスースー寝息を立てている・・
「どうやら疲れ切って寝ているようだぜ死んだかと思った焦ったぜ」
「何・・・?今モリビリジア様は何と言った・・・?」
「すまないだって」
「そうじゃない・・・最後に・・なんと・・?」
「人間・・・そういってたわ・・・」
「え・・エンデバーマジで?」
「私が・・・人間・・?」
すべての前提が崩れる・・・!

第1820話

(2017年11月7日投稿、2018年1月8日掲載)

時ははるか昔いにしえより昔・・・・人間パラドクスから人間を運ぶ輸送船人間輸送船ペイペイポーン号・・・中にはたくさんの人間が倉庫に押し込まれていた
「うう・・俺たちはもうだめか・・・何十人も村長に騙され・・・」
「あの村の風習で捕まったが最後・・よそものはもう逃げられない・・・」
「それよりあの子だ・・・村人ながら生贄としてささげられた・・・モリビリジア・フルアジナちゃん・・幼いのにかわいそうに・・・」
男が指さした先には・・・体育座りをしてぶるぶる震えている一人の女の子がいた・・・
「うう・・・わたし・・わたし・・・」
「大きくなればさぞかし美人になろう・・・かわいそうなことだ・・鬼たちはわれらにんげんを食べるというが・・・」
すると門番が怒りまくった
「貴様ら無駄口をたたくなオニ!どうせ貴様らは食材となるんだオニ!無駄な体力は使うなだオニ!なあ相棒」
「そうやねん!でも本当に食材として使うのかなやねん・・・食べ物には到底見えないやねん・・・」
「まあ食べたら意外とおいしんだろうオニ!俺たちはこいつらが逃げないよう見張りオニ!」
「せやんな仕送り係マハランダ様からの大事な商品やしな・・しかし女の子まで残酷やねん・・うちにも娘がいてなあ・・」
「まあまあんなこと気にしてたら仕事はつとまらないオニ!・・・オニの目に涙は許せないオニ!ん?」
ゴゴゴゴゴー
「なんの音やねん?鬼パラにそろそろつく頃だが・・・・」
突然!うーうーうーうーうー警報が鳴り響いた!
「なっなんやねん!?ほんまあけったいなこっちゃ!」
「何事オニ!ドガーン!ドガーン!爆発音が!?いったい何ごとオニ!」
『うーうーうーこちら管制室ゼ!何者から攻撃を受けているゼ!相手はレーダー補足不能なミサイルうってきているゼ!』
「なんやと!?鬼の科学力でとらえられないミサイル!?どこかの鬼がじゃましてるやねん!?」
『正体不明!原因不明!レーダー反応なし!超空間のどこからか見えないミサイル大量飛来ゼ!』
ガタンガタン
「キャーワーヒーデアー」
「お・・おら人間ども騒ぐなオニ!ただの交通事故だ鬼!」
「ででもいま放送でミサイルがどうとか・・!みろ!このお嬢ちゃんも怖がっているじゃないか!かわいいのに!」
「うう・・た・・たすけて・・!だれか・・・おかあちゃん・・・・」
「だだいじょうぶやねん!お嬢ちゃんもうじき鬼パラにつくやねん!泣いちゃダメやねん!管制室どうなん!?ぼちぼちでんな!」
『鬼パラまではどうにか持ちそうゼ!鬼バリア出力最大!これで何とかしのげるゼ!』
うーうーうーうー

ふと気づくとうーうーうーうー
『こちら管制室ゼ!鬼バリア出力最大のためエネルギー不足で低次元に不時着ゼ!総員衝撃に備えるゼ!ゼ!ゼ!』
「きゃーわーひー!」
「うう・・たすけて・・・」
「な・・泣きたいのはこっちやねん!お嬢ちゃんしっかりつかまってるやねん!」
「人間ども!何かに捕まるオニ!お前らを傷物にしたら俺たち職務怠慢罪になるオニ!」
『こちら管制室!エンジン無事死亡ゼ!だが鬼パラに侵入成功ゼ・・・チャクリク!!!』
ズーーーン!!!!
「きゃーわーひーやーん」
すごい轟音とともに輸送船人間輸送船ペイペイポーン号に衝撃が走る!
「うおおおおお!?」
輸送船人間輸送船ペイペイポーン号は止まった・・・

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最終更新:2018年01月16日 16:41
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