第3541話
(22年6月25日投稿)
そして翌日・・・「はあはあ・・・」「まてやコラーーー!!!!」狐田は全力で逃げていた・・・!だがすぐに追手がせまり、袋小路に追い詰められた・・ボカボカ「や、やめてくれ!若頭補佐のアニキ・・」ボカボカ!
「逃がさねーよ!カンダのアニキと共にてめーをボコし、いつものようにオクスリで飼うんだ!逃げられると思うんじゃねー!てめーの借金はもうすぐ億だぜ?」ポカポカ「うう・・もういやだ・・・」ポカポカ「やめろおめーら・・・寄ってたかって何してやがる・・・」
「ん?なんだ?・・・邪魔が入ったようだな・・?」そこには・・6人の男と一人の女・・死武夜のハイエナたちが立っていた!「て、てめーら・・噂の・・死武夜の六匹狼ども・・・俺等の天敵の・・!」「おっ大天国組か、ちょーどいいじゃねーか!ぼこしちまおーぜキョースケ!」
「無論だ・・・!ユータロウいけるか?」「俺一人で十分なぐらいだ・・・」「チッちょうしこくな!ライオンとよばれていーきになってんな!全員で山分けだぜおらああ!回想は終わった・・・
「そして俺は・・死武夜のハイエナたちに巣食われ・・パンチ力を買われ幹部に抜擢された・・」「思い出すな・・・いつの事かは忘れたがな・・」「ライオン・・・そして7人の幹部になった六匹狼はセブンヘブンファイターズと呼び方を変えた・・」
「おい、どーでもいい回想はいい!なんでアタシたちがまきこまれなきゃならんのだ!」「そーだそーだ!」「フフ・・・お前たちの力は見せてもらった・・・まあ、助かったといっておこう」「お礼!」「お前たち、この辺の移動で苦労してるようだな・・これをやろう」二号の鍵を手に入れた!
「なにこれ」「新たなシャッターが開ける・・・」「お、おいライオンそんなやつに鍵を・・・」「フォックス・・お前が言えた義理か?これからクマさんの手当てだ・・・」
ふと気づくとフォックスとクマさん「すまん・・クマさんおれは・・・」「い、いいんだフォックス・・・君の牛乳好きにはそんな秘密が・・でもあの薬だけは・・・」「わかってる・・・もうやらない・・・お前のけがに誓って・・・だ、だから・・ライオン頼む・・」
「ああ、幹部会では秘密にしてやる・・・このことはな・・ばれると動きにくくなるしな」「ほ、ほんとか・・すまぬ・・・お前たち・・本当によい仲間なんだな・・・」「・・これでこの件は済んだとして・・だが本当の裏切者は一体どこに・・・」
「おい!アタシたちはどーすりゃいーんだ?もういっていいか?」「あ?ああ、もういいぞ・・またどこかで力を貸してもらうやもしれぬ・・・」「ケッ!お断りだねっ!」ミカたちは図書館を去った・・・
「さーて!探索しつくしたら次のシャッターあけに行こうぜ!青いやつが目印かな!2てかいてある!」「しかし広いなこの街・・・どこにいやがんだ?モロダシボン・・・」モロダシのボンのいずこへ・・・
第3542話
(22年6月25日投稿)
さて・・こんどは和風な大広間・・そう、ここは大天国組の幹部会!大量の幹部が集って晩酌をしていた「カンダはん、あきまへんなあ、流れ者を放置するなんてなあ」大阪風のパンチパーマヤクザがうすら笑いを浮かべて挑発めいた言動をした
「あんな、流れ者はなア・・骨の髄まで金のなる木やさかい・・・・・お、おっと失言会長」するとこないだ
ベリュルたちが見たスーツのヤクザが一杯飲んだ「若頭、申し上げにくいが・・その言動は会長に失礼かと・・・グビ・・」
玉座に座っている髭老人のおそらくオオボスであろうヤクザの一献やった!「うむ・・・カタギに手を出すでないぞ・・!敵はあくまで八狂人・・・はき違えるな・・」
「ま、さ、さいですな・・失敬失敬・・おっとあははこのゲームおもろいで、あきまへんなあ」「若頭、遊んでる場合やないですさかい!どうも・・例の物が流れていると・・おそらく八狂人たちの手引きで・・!会長!」
「うむ・・・どうもここ最近動きが怪しい・・おかしな連中がまた入り込んだとか・・」「ん?デスデスなんたらとは別枠でっせか?」「うむ・・・誰か知らないか?カンダ?諜報はお前は得意であろう・・?」
「はっ、耳にしていますがまだ現物は・・早急に調査を進めます・・害があるようなら排除いたします」「うむ・・カタギなら手を出すな・・いいな!では閉会!」幹部たちはだらだらと出口へ向かった・・「ん・・この出口のドアかたいでっせ、あきまへんなあ」
さて一方バーテンダー・・八狂人幹部会「おい、フォックス牛乳はどうした?今日は飲まねーのか?珍しいな?毎日欠かさず飲んでたろおめー!」「ああ、コンドル・・あれはもうやめた・・これからはコーヒーの時代だ・・グビイビ」
「ふーん、変わったやつだな・・なあクマさん?・・てめーもそろそろ仕事しろ!例の物も出回ってやがるようだ!何かおかしい!」「う、うん・・そ、そうだね・・・(フォックスをチラ見)フォ、フォックス・・」「そ、そうだな・・遊んでないでそろそろやるか(目をそらしながら)」
「よし、急げ!大天国組をそろそろしとめねーと・・ココはえらいことになるぜ!解散!」八狂人たちは解散した・・・するとホワイトラビットがクマさんのもとに話しかけてきた・・「ちょっとクマさん・・いいかしら?」「ん?なんだーい?」
「何かあったの・・?フォックスの様子が・・・」「ししらないよー何もないよないよーーーーー」「ふうん?」「おい何をこそこそしてやがる!とっとといけ!」「う、うん!」
さてふと気づくとやっと
ベリュルたち・・宿から再出発だ!「さて・・また探索かあ・・・おや?」すると・・見たことのある男が近づいてきた!「やあ、君たち・・色々助けてもらったみたいだね・・」「あ死武夜のドラゴン!?また出た!何か用か」
「君たちにこれを預けようと思ってね・・・」1号の鍵を手に入れた!「え?何いきなり!!」「うちの組織からの贈り物だ・・これを使えば・・・一つだけあるシャッターを開けて・・この街から出ることができるだろう・・モロダシ・・という男もいるかもしれない・・」
「あ?なんだそりゃ・・さっさと出てけってか?」「まあ・・じゃあ僕はいくよ・・ここは大天国組の支配地・・キケンだ・・」「おいまて・・ま、いいか、アタシらもこんなところさっさとおさバラだ・・!」そして街の恥にある巨大なシャッターをあけると・・・ズーン!
「お、おいおい・・これのどこが出口だよオイ!」そこには大天国会パンチパーマ組と書いてある巨大な建物があった・・・「おいお前たち!ここに何のようだ・・・!堅気か!?」「な、なんだこりゃ・・・あの死武夜のドラゴンってやろう・・アタシたちを騙しやがったな!」
「まあまあミカさん、俺たちは堅気だしさ・・・」すると中から誰かが出てきた・・・「おや?あんさんたち・・・カタギ・・・でんな?・・・」そこにはパンチパーマの大阪ヤクザが立っていた・・・!
第3543話
(22年6月25日投稿)
パンチパーマの派手なヤクザ登場・・・「なんだお前!」「ワシはな、大天国組若頭、パンチパーマ組組長のパンチ鈴木よ・・知らないことはあるまい?」「知らん」「クク・・カタギか・・だがカタギが今更生き残ってるとは・・金になるなこれは・・・」「ねえお前モロダシボン知らない?」
「なに・・モロダシ・・?なんだそれはえっちな・・・もしや貴様ら最近ここに来た連中やな?」「うん」「クク・・・これは新鮮な・・ワシらゾンビとは違う天然の人間・・・おい!おめーら!パンパン」パンチ鈴木が拍手をすると・・パンチパーマのヤクザの集団に囲まれた!「カシラ!」
「おうおめーら!こいつら天然ものだ!高う売れるでえ!慎重に・・ぶっ殺せやあ!!!」シュイイン!ドン!パンチパーマ組組長 パンチ鈴木 & パンチパーマ組員軍団「くそっ!めんどーな!あのドラゴンとやらダマシやがったな!」
「クク・・ワシらがなぜ全員パンチパーマにしているかわかるか?」「なんだ?」「この髪型は‥中に銃を隠すのにもってこいだ!おめーら!撃て撃て!!」男たちは神の池から鉄砲を取り出しバンバン撃ち始めた!強力な連続攻撃だ!スリップみたいな!
「カタギに手を出すな言われてるがな、こんな金のなる木そうもいきまへんでえ!」「アタシたちが金になる?」「なんてたって生の肉体やからなあ?貴重な食糧・・・ま、使い道はいろいろやな!しねい!」
パンチパーマから銃を撃ってくる強敵だが、パンチパーマにターゲットが直接行くのでそこを攻撃しよう!「ファイアで燃やしたらパンチパーマがなくなる!」燃やした後はパンチパーマ組ではなく、スキンヘット組に変化するぞ!そしてナントカ倒した・・・
ふと気づくとパンチパーマ組壊滅・・「うご・・・ししまった・・・か‥体が・・・あんさんたち・・カタギやないな・・・」なんと!パンチパーマ組(場合によってはスキンヘット組)の全員の体が溶けていった・・・「まずい・・あ・・あれを・・・あ・・・あ・・・・・・・」全員消えた・・・
「なんだこりゃ・・?ゾンビども昇天したか!よかったな!!」すると後ろから声がした・・・「これは一体どうしたことだ・・・・」「ありゃー俺様の出番が・・・一体どうした?せっかくのチャンスが・・」後ろを向くと・・・「あ!こないだのでかいやつ!!!」
「死武夜のライオンだ・・これはお前たちがやったのか?」「うん、なんか襲われたのだ」「これはラッキーなのか・・どうなのか・・・?」「おい、そっちのイカれたドレッド野郎はなんだよ?てめーの仲間か?」そこにはドレッドで半裸で中年の男がいた・・
「ああ、こいつは・・死武夜のカラス・・・・イカれてるのは確かだが・・仲間だ」「おいいライオン!その言い草はねーでや!・・・なあ、ほんとに終わったのかこいつら?」「ああ、終わったよ!何しに来たんだオメーら!」
「俺とカラスは・・・パンチパーマ組への復讐と調査にやってきたのだ・・・例のブツのな・・」すると・・解けたゾンビの液体から一つもっこりとハーフにとろけた顔だけ出てきた・・「ラ・・ライオン・・・カラス・・てめーら・・・」
「む・・しぶといな・・さすがパンチ王、まだ生きているか?・・お前たちだな?あの粉を配ったのは・・これから建物を調べさせれもらう・・」「ちゃう・・・お前たちそんな勘違いを・・ヤクはワシやない・・・!ワシらやない!」「・・・調べればわかることだ・・・」
「わいらや・・・な・・ワシら何か・・だまさ・・シュウウ・・・・」「溶けた・・ちょうどいい、これで建物は立ち入り可能だ・・お前たちも調査に参加しろ・・・宝はくれてやる!」「ほんと!いこういこう!」パンチパーマ組(場合によってはスキンヘット組)の館の調査・・・
第3544話
(22年6月25日投稿)
どさくさに紛れて宝さがしをしよう!「む・・東会館と西会館に分かれてるな・・・ここからは二手だ」「アタシたちは宝がある方で!」「じゃあ西だな・・たぶん・・俺は一人で東に向かう・・・」「おいおいライオン・・一人ってオレッチは?」
「・・・その変な男たちといくがいい、こっちは俺だけで十分だ」「こいつらの監視かぁ?めんどくせーなー!御守はごめんだぜオレッチ!」「案内役は必要だろう・・・そいつらもそこそこ強い、大丈夫だ・・・ではまた後程」
ベリュルたちは西会館を冒険しよう!いろいろ調べると色々出てくるぞ「冷蔵庫に・・何このコーヒー!賞味期限が数億年たってそう」「そりゃビンテージもんだな!俺っちはごめんだが、マニアには高く売れそうだ!もらうぜ!」「ビンテージってよりそりゃ石油だろ!石油王にはうれそーだがな」
探し回ってもビンテージ品だらけで大した宝はない・・そして組長室にたどり着いた「宝ねーじゃねーか!・・・ん?金庫だ!金はいってそーだな?」「おお!金庫!暗証番号は・・わからねーな!どうすっかな」「おいロボ!」「ハイミカサン!バズーカハッシャ!ドーン!バラバラコワレタゼイ!」
金庫が壊れ、中からいろいろ出てきた!「すげーなお前さんら・・・こ、これは・・・」そこには・・大量の札束があった「こりゃ・・3億円はあるぜ!山分けするかおめーら?」「なんだよこりゃ・・アタシたちにゃつかえねーな、円とかな・・こんなごみくれてやるよ」
「おおおお、わりーな!へへへ・・あとでくれっていってもやらねからな!」いそいそとカラスは金を集め始めた「・・・それよりあのライオンとやら一人で行かせて大丈夫か?」「ああ、大丈夫だよねーちゃん!何があってもやつは・・ライオンは絶対負けやしねーよ・・へへ」
「じゃあ・・ここはアタシたちがしのげば何とかなるんだな?」「ん?ああ!・・・しのぐ?何を・・げげ!」そこには・・ミカたちが金庫の周りで大量の組員に囲まれていた!
ふと気づくと囲まれたミカたち・・・「ゲゲ!パンチ組に残党がいたか!でもまあ組員だけなら俺っちだけでもなんとか・・」「グギギ・・・金庫を開けたな・・アラートで・・とんできた・・」「ん?・・・おい、こいつらパンチパーマ組じゃねー・・まさか・・・電車組!?おいやべーよ~」
「なんだよドレッド!」「こいつら・・・変身する!!」ギーゴゴゴゴギュゴゴ・・・組員たちは変身し・・・なんと全員列車になった!顔だけついてる感じだ「お・・おいなんだよこいつら!?」「電車組は・・組長の命令で戦闘電車に改造されてるんだ!こりゃ苦戦するぜ・・できるかい?」
「あー、まあいけんだろ!
ベリュル!」「ねえねえお宝なんかないの!」「後だ!くるぞ!」「ガッタンゴットンガッタンゴットン!こいつら皆殺しだ!金庫の中のアレを見つけられれる前に!」シュイインドン!大天国組 電車組組員強襲!!
第3545話
(22年6月25日投稿)
電車組シュポシュポ!!「くそっこっちが狙われたか!東のライオンに来てほしいねえ!」「東には親分立主力が向かっている!そっちにも誰かいるんだったら・・ご愁傷様だなシュッパツシンコウ!!!」電車組組員は全員で突撃してきた!!「頭突きじゃああ!シュポシュポ!!!」
ズガン!吹き飛ばされ大ダメージ!「くそっ大天国組め・・絶対につぶしてやるぜえ!!!」「なんだドレッド殺意たけーじゃねーか?」「俺っちはなあ・・・こいつらに殺されかけたんだ!」「まーた悲しい物語か!」
「お弁当屋さんで買ったカレーをな、躓いた拍子にぶちまけて・・・その先に大天国組の幹部がいたんだよ」「カレー?」「そのカレーが熱々でな・・カレーのルーが幹部の口から飛び込み、熱さのあまりブーって吐きだした先に警察庁長官がいてな・・その幹部は逮捕されたんだ」
「なんだそりゃ!」「暴行罪・・そして檻の中ヨ!その復讐で大天国組は俺を突け狙ったんだ・・その時にキョースケに助けられてな」「キョースケ?」「死武夜のハイエナだ・・・と気を付けろ!こいつらの突進は何人もの狂乱会を壊滅させている!」「サンダ」「ギャ」サンダーに弱くナントカ倒した・・・
「ドカンドカン!」電車組は壊滅した・・・「やれやれ・・・さて、金庫にほかに何かあったか
ベリュル?」「これなんだろう」「手紙・・・?なんだこりゃ?」「ミカさん読んで」
「あー・・「会長へ!カンダは何かを隠しています・・・探りをこれから入れる予定です・・おそらく例の物はやつが・・」だと?あとなんだこの粉・・」「なにそれだれカンダって」「カンダ・・・大天国組のカンダ組の組長・・・」「知ってるのかドレッド」
「記憶が・・・確か大天国組直系の組長で・・なんか・・・ずるがしこかったような・・」「おいなんだそりゃ」するとドアから誰か入ってきた・・・「やあ君たち、どうやら・・・やってくれたみたいだね?」「ん?・・・あ、てめえ!」そこには死武夜のドラゴンがいた!
ふと気づくと死武夜のドラゴン「おい!てめー何が出口のカギだ!ここのどこが出口だ!?」「おいおいお前ら知り合いか?ドラゴンはな、カンダと戦ってた、最期に加入した八狂人でな、俺たちの仲間だぜ?」「またか!で、今度はなんだ?」「いや、その手紙を渡してほしいんだ・・」
「ん?この手紙?なんだそりゃ大した事かいてねーぞ」「・・・その粉も一緒に渡してくれないか?頼むよカラス」「どーしたドラゴン?別にいーがなんだこりゃ・・・」するといきなり後ろから誰かがドラゴンを殴りつけた!ぶっとんだドラゴン!「ドーンパラパラ・・・」壁に人型の跡がついた!
「ぐ・・いたた・・だ・・だれだ・・・お、お前・・・ライオン!!一体・・・」「ドラゴン・・・これはどういうわけだ・・・!」死武夜のライオンは写真を一枚取り出した・・・「な・・なんだそれ!」写真にはカンダと親しそうに付き添うドラゴンの姿があった・・・
第3546話
(22年6月25日投稿)
ドラゴンの謎・・・「東会館の隠し金庫で見つけた・・守衛はこの拳で全員排除した・・・!お前は・・カンダのなんだ?ドラゴン?」「・・・みたのか・・・ライオン・・」「答えろ!お前はカンダのなんだ・・・?」
「・・・想像の通りだ・・クク・・僕の本名はカンダリュウジ・・・カンダの実の息子さ・・・」「な、なんだと!!」「・・・ばれては仕方ない・・戦っているふりをして貴様らに近づいたが・・いったん退散だ・・」「まーたアタシたちを置いてはなしすんな!」
「すまん・・だが・・これでやっと裏切者が・・!しまった!ドラゴンが逃げる!!!」ドラゴンは窓際で一言ぼそっといった・・「裏切者は僕だけじゃない・・・クク・・・ホワイトラビットも・・・大天国組の組長の娘さ・・アーッハッハ」ドラゴンは去っていった・・・
「な、なんだとホワイトラビットが・・・くそ・・女だと思って甘く見ていた・・」「ねえねえ何の話!それよりモロダシ・・・」「えっちな話はあとだ・・それよりついでだ、貴様ら我々八狂人・・いや、もはや何人かわからんが・・我らのアジトに来てくれないか?」「なんで」
「手ごまが必要だ・・どうやら大天国組と本気の抗争が必要そうだ・・長きにわたる戦いに・・・」「興味ないねアタシたちは!」「手伝ってくれたら・・ここのシブヤから出る方法を教えてやる・・俺しか知らない道だ」「なっ」「・・・・宝は?」「ん?」
「ヤクザなんだろ!宝ぐらいたくさんあるだろ?全部いただいていーか?アタシたちが」「なんだ、そのぐらい構わんが・・」「おいおいライオン!宝って俺っちも!・・・わーったわーったそう睨むな・・ドラゴンはちょっと嫌な予感がするな・・」
ふと気づくとライオンの導きで通れなかったドアをとおると・・バーテンダーについた・・!「がらっ俺
ベリュル」「・・・おい!ライオンてめーーー今頃のこのこ帰ってきやがって・・何してやがった!こっちは大変だったんだぞ!!」「・・・・キョースケ、裏切者が明らかになった・・・」
「なんだと・・・ユータロー・・・突き止めたかついに!」「お前もうすうす感じていたのではないか?やはりあのパーティーの時から何かおかしかった・・・」「・・・まあな・・・で、そっちの変な男たちはなんだ?」「変な男ってなんだ!俺は
ベリュル!」
「また変なガキ拾ってきやがったのかライオン!てめーはいつも勝手に動きやがって!」「コンドルすまん・・だが今はそれどころでは・・・ドラゴン、奴が裏切者だ・・・」「ドラゴン・・?あいつが?あの無害なマジボーがか?」「やつは・・カンダの息子らしい!俺たちは罠にはめられていたんだ・・・」
「根拠はあるんだろーな!」「・・・あのパーティーから・・・俺たちはおかしくなった・・・コンドルよ」「なんだよハイエナ」「ねえねえ何パーティーって」「・・・あれは・・いつの事だったか忘れたが・・・八狂人結成パーティーだ・・」遥か昔の物語・・・
第3547話
(22年6月25日投稿)
バーテンダー・・今のようにハイキョじゃない時代の立派なバーテンダー「諸君・・・新しい仲間ドラゴンが入り、幹部が8人となった・・・これからは俺たちは八狂人と名乗ると仕様」「わーわー」たくさんのチンピラはお酒片手に盛り上がっていた「狂人だあ?物騒だなオイ!」
「大天国組俺たちの事を狂人と呼んでるからな・・・なら受けたというというわけだ・・ドラゴン、一言挨拶を・・」「うん・・僕は、新しい幹部入りしたドラゴンだ・・よろしく」「わーわー」「彼は大天国組の情報を度々渡してくれていた・・それで俺たちは待ち伏せで奴らをたくさんボコせたわけだ」
「ほー、情報屋かドラゴン」「いやそれほどでも・・・そう、今日のお酒は僕のおごりだ・・オリジナルブレンド、ヤバインミックスブランデーだ!」「さあみんな飲むぞ!かんぱーい!」「かんぱーーい!ゴクゴク・・うめえなんだこりゃ!天にも昇る気分だぜ!!」
「ほー?ゴクゴク・・お、うめーなこれ!なんだこりゃ!・・ちょっと粉が入ってるような・・・おいなんだこれドラゴン?」「・・・元気が出るおいしいものさ・・・さあどんどんどうぞ・・!」「おーわりーな!うめーうめー・・・・キャッハハハ!」回想終わり
「それから記憶がはっきりしねーんだよな・・・」「ああ・・・大天国組をたくさんぶちのめした記憶はあるが・・・気づいたら町は廃墟になっていた・・・」「あの大地震で俺たちはふと我に返ったんだよな」「なにそれ!」
「東京を襲った大地震・・・あれで俺たちは崩壊した渋谷を目にした・・・地震で海中に沈み、出口もすべてなくなっていた・・町から出れなくなったのだ・・それ以来ここは死武夜になった・・」「なにそれ!」
ふと気づくとターキャー大地震・・・「今思うと・・あの酒に何か入っていたのでは?」「そうだな・・だが、大天国組を壊滅させる俺たちの目標が変わることはない・・・俺も・・両親を・・わかるだろうユータロー」「ユータローってライオン頭の事なの」
「・・・おい、ところでホワイトラビットと・・クマさんがいないようだが?」「ん?ライオン、二人なら何か出ていったぞ?ひそひそ話をしてたよーだが?」「しまった・・・!やられたか・・クマさんが危ない!」「どうしたユータロー」
「ホワイトラビットも・・裏切者だ!大天国組の娘だったのだやつは・・・」「なんだと・・・!」「チッまたかボケが!!!ガーンと俺は椅子をける!」「落ち着けコンドル!・・・猶予はないな・・クマさんが殺される前に・・・大天国組の本部に乗り込むぞ」
「お、待ってました!アタシたちも宝あさりの時間だぜ
ベリュル」「まじで!よし行こうぜ!どこにいくの」「お前たちも手伝ってくれるのか・・助かる!」「やくにたたねーだろこんな坊主!」「誰が坊主やねん!俺は
ベリュル!」
「・・・実力は俺が保証する・・・」「ライオン!うぜーなもう・・・まあいい、ハイエナいくぞ!支度ならもう・・何万年もできてる!」「ああ・・このバーテンダーの裏口に抜け穴がある・・いくぞ・・・」大天国組のお宝を目指して・・・
第3548話
(22年6月25日投稿)
バーテンダーの裏からばらばらとみんな出かけていった・・「俺たちも行くぞ・・・貴様らを案内してやる」ライオンがNPCで仲間になった!あとで仲間にならないので大丈夫見た目めっちゃ怖い「他の幹部も兵隊もみな向かった・・・サア俺たちも急ぐぞ」
バーテンダーの裏口にいくと線路があった・・もう電車は動いていないようだ「地下鉄跡だ・・ここから奴らの屋敷に向かう・・ゾンビが残っている、気を付けろよ」「あんたらもゾンビじゃん」「・・・そうなのか・・?」
車掌ゾンビ、乗客ゾンビ、よっぱらいゾンビなど古の名残のゾンビのようだそして階段が奥にあった「この先だ・・・ここは大天国組屋敷前駅だ」「専用駅あるの」「この組長が政治にもかなり入っていてな・・無理矢理作らせたそうだ・・・」
さて上ると・・巨大な屋敷が目の前にあった!金でできているすごい屋敷だ!「わあすごい!こりゃ宝が見込めそうだ!!!」なかからワーワーと声がする!「もう始まってるな・・我らも行くぞ!」入ると・・・様々なヤクザが襲ってきた!!!「八狂人の討ち入りだーーー!」
グローバルヤクザ、スポーツカーヤクザ、包丁ヤクザ、阿修羅ヤクザ、ヤクザ王など結構な強敵だ!「さすが本部・・・精鋭で固めてある・・雑魚でもなかなか硬いな」ライオンは強く、大体一撃で一匹ずつ葬り去るぞ!
ベリュルたちより強いかも(育て方次第)
「さて・・ついたぞ組長室・・・・はいるぞ!」
ベリュルたちは大した抵抗も受けず、最後の部屋にたどり着いた!「キョースケたちがいねーな・・・まあいい!たのもう!!!ガラッなにっ・・!?」
ふと気づくと・・中では・・・ホワイトラビットとクマさんが倒れていた・・・「おいしっかりしろ!!!」「うう・・・」「ぶ、無事かクマさん・・よかった・・・」「ぼ、ぼくらはいい・・・・大天国組の・・組長が・・ホワイトラビットも・・」
「わ、わたしも・・・クマさんに聞いて・・フォックスは無実だと・・お父さんに報告したところ・・・「そうだ、ついについたんだ、大天国組の組長のもとに・・・こ・・これは・・?」「おい!どーなってんだこりゃ!」
そこには・・・大天国組の組長とみられる老人がナイフでムネを一突きされて死んでいた・・・「こ・・これはどういうことだ・・・キョースケたちはどこだ・・・!」すると・・後ろから誰かの声が舌・・「ククク・・・飛んで火にいる真夏の日・・・・」
「だっだれだ!振り向くと・・・銃を持った男・・おまえ、カンダ!」そこにはカンダがいた・・もう片方の手でコンドルを引っ張っていた!コンドルは動かない「コンドル・・・ま、まさか死んでいるのか・・!?」
「クク・・・何が八狂人だ・・・せっかくこのシブヤを持ちこたえさせていたのに・・すべて水の泡よ・・」「なんだと・・お前一体どういうつもりだ!組長を殺したのもお前か!」「そりゃな・・俺の息子の竜二だ・・・この組も貴様らももうそろそろいろいろ気付き始めた・・用済みってわけさ・・」
するとカンダの横から誰かが現れた・・ドラゴンだ!「ドラゴン・・・カンダ・・いったいどういうつもりだ!!!」「このシブヤはな・・・ヤバイン製造所なんだよ・・俺たち反界のDTSのな・・わからんだろがなライオンてめーには・・」
「DTS・・反界・・?何を言っている・・・!キョースケやほかの連中はどうした・・」「DTSの仲間が取り囲んだ・・もう死んでるだろうよこいつのようにな・・・まあ貴様にはわからん世界だ!我らはまた新しい製造所を探しに行く・・・」
「・・・アタシたちはよーくご存じだぜDTS・・・バフォメットの仲間かおまえら・・」「な、なんだと・・・なぜそれお!ま、まさか貴様ら・・反界ポリスかああああ!」「・・・違うね、だが・・・とんだとこで出会ったもんだな・・とっととやっちまうぜ?いーなおめーら!」
「ミカさんどしたの」「おまえは!気づけ!さてライオン、今度はテメーに手伝ってもらうぜ・・・こいつらの壊滅をな!」「あ、ああ!何が何だかわからないが・・キョースケたちを助けねば・・・!」
「ククク・・・ドラゴン、こいつらを始末しろ・・・何か危険な香りがする・・!物理的にではなく!」「はい父さん・・・ウオオオオオオオ!!!!」おや?ドラゴンの様子が・・?
第3549話
(22年7月24日投稿)
ドラゴンの様子がもこもこしていく・・!?「カンダ・・これはどういうことだ・・・ドラゴンはいったい・・・」「ヴァハリハグヘハ!こいつも俺と同じ出身だ・・ここでは悪魔化する・・・!見るがいい・・とっても凶悪な最悪な化け物をな!」「お前の息子ではないのか・・・!」
「息子だからこそ・・・最強になってもらわねばな・・見るがいい!とっても醜く最悪のモンスターが出来上がるぞ!!!!」「うおおおおおおおおおお・・・・!」しかしドラゴンの変身がピタっと止まった・・・「ん?」
「ど・・どうした息子よ!中断するな・・こいつらに見せてやれ・・お前の姿をな・・・!」「クク・・・そこまでだカンダよ」「なんだ!?ドラゴンの後ろから誰かが・・・・」すると・・後ろからハイエナが出てきた!「貴様・・死武夜のハイエナ・・・!まだ死んでいなかったのか・・・!」 O
「クク・・・貴様の前に集まるのをずっと待ってたのさ・・・こいつを連れてな・・」ドラゴンにナイフを突きつけながら・・・ハイエナは誰かを引っ張り出した・・!ロープでぐるぐる巻きになっている・・「そ・・・・そいつは・・わ、私の最高傑作の・・・!」
そこには・・全身黄色いタイツでヘルメットをかぶったおじさんが気絶していた・・!「クク・・・俺たちの切り札だ・・こいつは最強の殺戮改造人間、ルーンマティクロスだ・・・ライオン無事だったか」「あ、ああ・・ハイエナ・・・そいつは俺が捕まえた・・・なぜここに・・?」
「くそっそいつを返せ・・・!そいつがいないとワシらは・・!」「カンダ・・貴様らのたくらみはここまでだ・・さあ八狂人の本領はここからだ・・・!オリャアアア!」突然あたりが大爆発した!!!ドッカーン!!!!「うわあああああああああああ」
ふと気づくと大爆発であたりが光り輝く!「うわなんだこれ!爆発すごい!」「チッ八狂人自爆しやがったか!?アタシたちを巻き込んでるんじゃねーよ!!」「おのれ・・・!ルーンマティクロスとワシの息子のドラゴンを返せ・・・いったいこれは・・・!」
辺りをすごい光が・・・光り、やがて光が晴れると・・そこには8人の陰が集結していた!」「八狂人・・いったい何を・・ただのこけおどしか!・・・・いや・・・こ、これは・・・!」光の中から・・8人のロボットが現れた・・・・!
「な・・・ナンダキサマラ・・・・ロ、ロボットだと・・・ワシの息子・・ドラゴンはどうした・・・ハイエナ」「あの時・・貴様らに薬を飲まされた時・・俺は8狂人全員を改造したのだ・・・!」「なんだと!そ、そこの牛乳瓶みたいなのもロボットだというのか・・・」
「キシシシ!俺はミルクマン!元の姿は・・俺のところにたどり着いたら教えてやろう!シュン!」「ま、まて・・ドラゴンを返せ・・!」「ああ、返してやるよ・・だがもう俺たちは・・ククク、さあ始めよう死武夜を巻き込んだゲームをな・・!シュン!」ハイエナと思われる謎のロボットも消えた・・!
「ま・・・まて・・!ここんなばかな・・・!どういう流れだ・・!」するとハイエナの声が響いた・・・「ワレラハこの死武夜に隠れている・・全員見つけることができるかな・・?できなければ・・死武夜は滅びる・・・!」声は消えた・・・
「くそっなんなだいったい!おいカンダてめー・・・反界やろー!どういことだ!まずはてめーぶっころすか!」「ま、まて!まつんだ・・まずは・・この死武夜を助けてくれ・・・!俺のえさ場を・・」「なんだと!」
「俺は・・・反界では・・・ドクタートライと呼ばれていた・・・ハカセなのだ・・!」カンダの正体は・・・ドクタートライ・・!?
第3550話
(22年7月24日投稿)
ドクタートライの野望・・・!「最強の殺戮改造人間ルーンマティクロスよ・・・なんてことだ・・」ぐるぐる巻きにされていたさっきのタイツのオッサンをカンダは引き寄せた・・「我が最高傑作が・・・おのれ・・・!」
「おい!なんなんだてめーら!さっきのやつらといいおめーといい・・・全員反界ヤローどもか!?」「・・・貴様反界を知っているとは・・ポリスでないならなんなのだ!」「俺たちは・・えーと・・・バフォメットを倒したんだぜ!」
「な、なんだと・・・!奴はわがDTSの一番の雑魚だったが・・ふん・・どうせハッタリだろう・・・」「やっぱりてめーら反界ヤローか!」「この地は・・・ヤバインのよい精製所だったのだ・・・」「なんだと!」「クク・・・・昔とある別の世界で大戦争があったという・・・」「へー」
「そこで数々の都市が失われた・・その一つ、死武夜・・・俺はここに目を付けていたのだ!」「なんだと!」「大戦争の前・・ここは愚か者の多かった地・・・数々のヤバインが生成され反界に送られた!」「てめーら!やっぱやべーやつらじゃねーか!
ベリュルやるぞこいつら!」「おう!なんで」
「まてまてまて!話を聞け・・・落ち着け落ち着け・・面白い話を聞かせてやる」「おう」「で、俺は天国組という組織にもぐりこんでいた・・しかしさっきの八狂人というやつらがことごとく邪魔をしてな・・・」「ほう」
「手を焼いていたところ・・ここは謎の封鎖に謎のお天気の暑さ・・謎の爆発で・・遠く離れたここに飛ばされてきたのだ!」「なんだと!」「奴らは全員死んでいた・・・はずだった・・!だがここには・・面白いものがあった」「なんだ!漫画か!」
「クリスタルだ・・・死のクリスタルがあるのだ・・・ここの地下にぐわはははは」「死のクリスタル!なんでここに!」「さあ」
ふと気づくと死のクリスタル・・・「俺はそれを利用し・・やつらをゾンビ化した・・死んでも何度でも蘇るゾンビ・・そこから生み出されるエネルギー!薬に持ってこいなのだ!」「駄目だぜ薬は!」
「クク・・・ま、それで奴らを利用し・・同じくしぶとくゾンビとして生き延びた天国組と戦わせて薬を作っていたのだ」「ゾンビって生き延びているっていうのか!」「うーん・・まあどちらでもいい・・!だが先ほどのハイエナという男・・・奴だけはゾンビ出なかったようだ」「なにそれ」
「何を企んでいるのかわからなかったのでワシはドラゴンという息子をスパイとして送り、さらにこの兵器を開発していたのだ!」そこにはタイツでヘルメットのおっさんがぐったりしていた「死んでるけど」
「どうやら力を吸い取られたらしい・・・このスーツでも守り切れなかったか・・」「ふーん・・色々話してくれてありがとな!だがアタシたちにゃかんけーねー!」「貴様ら・・騙したな・・!ワシから話を聞きだそうと・・!?力を借りたいのだが・・!謎のデスデス団とやらも相手せねばならぬのだ!」
「しらねー!勝手にしゃべったんだろ!それよりもう一回だけ聞く!モロダシボンという男をしらねーのか?テメー本当に?」「知らん!破廉恥な!俺等はずっとここで薬を作り反界に送り続けていただけだ何億年もな・・」「・・・そか、じゃあ覚悟はいいな?」ミカは構えた・・・!
「ぬ!貴様らとやりあう理由はなんかよくわからんが・・・降りかかる火の粉は払わねばならぬ!ワシはDTSの9鬼衆の一人!お酒大好きバッコバコス!しねい!!!うおおおお!」おや・・?カンダの様子が・・!?
最終更新:2022年12月31日 22:38