第3531話
(22年6月25日投稿)
SHIBUYEAH(以後、死武夜と呼ぶ、というか呼びたい)のとあるお店の中・・・バーテンダーのようだった「おう・・守備は上々だな・・・たくさんゲームソフト持ってきたかおめーら」そこにはソファーに座ってる連中と、たくさんの・・さっきのゾンビたちが立ってゲームソフトを積んでいた
「はっ!しばらくはこれを資金源に活動しようかと!」「おう、いつものように売りさばいたら金を治めろ・・それが俺らの活動資金だからな」「はっ!死武夜のハイエナ!おおせのままに!」
「よしでは帰れ!おれたちゃここで飲んでる・・・」「ウフフ、せかさなくていいのに・・ごくろーさまね、あなたたち」「はっ!」チーマーゾンビたちは店を出た・・・彼らは会話をしていた「あれが八狂人と呼ばれる死武夜の伝説の強者たち・・あれからずっとこの街を仕切っているのか」
「ああ、立場は対等だが、死武夜のハイエナが実質リーダーみたいなものだ・・あの頭の良さで誰からも騙されないと・・・」「隣で酒を飲んでよっぱらってた死武夜のコンドルも実力は最強の一角と聞くぜ・・・ごくり」「俺も一発殴られて、渋谷から秋葉原まで飛んだのだ・・あの一発は強烈だ」
「それを言うなら死武夜のクマさんのバットだって・・・」「しかし死武夜のホワイトラビット・・俺たちをねぎらってくれたが・・美人だが女が何で八狂人に?」「馬鹿やろ!見た目に騙されるな・・確かに優しいが、戦いならあらゆる手を使うトップ3に入るとの噂だ・・・」
「俺見たぜ・・死武夜のホワイトラビットに絡んだ大天国組の武闘派幹部が一撃で頭をカチ割られたのを・・」「大天国組・・ここがまだ渋谷だったころ仕切っていた日本巨大のヤクザか・・・その組員を・・ごくり」「とにかく俺たちが逆らう理由はない・・・」
さてバーテンダーに戻って・・・そう、彼らこそ死武夜を仕切る不良共のリーダー、八狂人!なのだ!「それよりハイエナ、気づいたか?・・・気づいてるよな」「ん?どうしたコンドル」「死武夜が再び陸上(オカ)に上がったようだ・・バリアに包まれていてわかりづらかったが・・外が明るい・・」
「・・・あの地震後か・・俺たちを封印していた奴が何かしたのか?」「さあな、関係あるかどうか、おかしな連中が入り込んできている・・」「それ、デスデスブラック暗黒騎士団とかいうやつのことーー?ハイエナー」
ふと気づくと野球帽を反対にかぶった、この中で一番体重がある男が話しかけてきた「死武夜のクマさん・・そうじゃねえ、浮上後・・先ほどからまた謎の集団が侵入してきたようだ・・」「へーなんだろー見てきていいかなああ」
「ああ、気を付けろ・・八狂人に負けは許されん・・だが、相手次第では消しつぶせ・・得体が知れぬ・・俺の狂乱会にも動員もかける」「狂乱会・・まだおめーあの玩具で遊んでるのかハイエナ・・」「わかったーーでものど乾いたーージュースかってくるーーー」クマさんは店を出ていった・・・
「さて・・ところで死武夜のライオンはどうした?コンドル知らねーか?」「さあ・・?どうせまたうろついてるんだろ・・あいつはてめーの親友なんだろ?しつけとけやハイエナ!!」「そうだな・・まったくライオンめ・・」
「ケケ、あいつは元々やる気ねーんだ、ほっときゃいーいー!ヘイヘイユー!」そこにはドレッドの中年男がいた・・・「死武夜のカラス・・・お前のやる気は別方向みたいだがな・・・」「へへ、まあまあハイエナ、あいつはどうせ・・本当に必要なら勝手に自分でやるときゃやるさ・・・へへ」
「そうだな・・・」さて一方その頃
ベリュル「ねえねえとりあえずこの辺り探索したほうがいいよ!なんか進まない」「あー、だが地下道への入り口が結構鍵がかかっててな・・誰か鍵隠してやがんじゃねーかな・・」適当に歩いて行けるところの裏通りに行くと・・突然ベリュルたちは何者かに囲まれた!
第3532話
(22年6月25日投稿)
「なっなにもの!さっきのやつらとそっくりのゾンビ!?」「・・・貴様ら何者だ・・・この死武夜に何の用だ?あぁ?死なすぞコラ!」「ねえねえ、君たちゾンビ?モロダシボンという男を知らない?」「何をモロダシ・・?てめえこの・・えっち・・・!さ、死にたくねーうちにここから出ていくんだな」
「そりゃーてめーこっちのセリフだ!アタシたちに命令する気か?」「なんだこの女・・・死にてーのかコラ!」「さて、ベリュル・・・こうやって売られた喧嘩はどーする?買うか?」「もちろん買うぜ!50ギルでどう?」「アホ!!」
「お、おう毎度・・・・・ってなめてんのかこのヤロウ!しねい!!!俺たちは狂乱会だ!泣け!黙れ!泣く子も!」狂乱会たちが襲ってきた!!「ヘッヘッヘ、死武夜に迷い込んできたのが運のツキよ!ポリ公はもういねーぜ?」「ポリエチレン?」「なめとんのかコラッ!鉄棒でボコボコ」「いていて」
「くらえ!ストレートアッパー!」「ボカッいってー」「雑魚だろこいつらベリュル!さっさと片づけるぞ」雑魚なんでナントカ倒した・・・「グフ・・貴様ら何者だ・・・」「ベリュル!」
「何者だ・・どこ所属だ!・・天国組の刺客か・・・!」「なにそれ俺ベリュル」「何者だ・・お、覚えてやがれーーーー!!!これからはおめーらは俺らのマトだ!」狂乱会は逃げていった!
ふと気づくとベリュルたち「あーあ、逃げられちまったぜ・・・ま、やつらモロダシボンという男はしらなそーだな」「そうなの?まあいいか、いろいろ探そうぜ」町中をまだ狭い範囲だが色々探すと・・自動販売機があった!「あ!ジュース飲みたい!」
「やめとけ!何億年たってかわかんねーやつだろあれ・・・」「そうなの?まあいいか・・あれ、誰か自販機で買おうとしてるよ」そこには・・体重がありそうな野球帽を反対にかぶった男が自販機を揺らしていた・・「なけなしの100円・・・いれたのにでてこなーい・・ジュースジュースうおおおお!」
男は突然自販機を抱きしめた!「なっなにやってるんだあいつ!自販機が好きなのかな」「うおおおお!メキメキメキグシャグシュア!」「じ、自販機を抱きしめつぶしてるぜ・・・なんという重たい愛!」「そーはみえねーが・・・」
男が自販機を持ち上げると・・中からドロッとした液体が出てきた・・・「すべて潰してこうやって飲んでやるーーミックスジューーース!ゴクゴク旨かった・・・」「何あいつ」するとでかい男はこっちに来た・・・
「ねえねえ君たち・・最近ここに侵入してきた連中、知らないかい?」「俺たちの事だぜ・・・ミカさん」「あーそうだな・・」「へー君たちが・・・興味あるなあ・・何者だい」「ベリュル」「ベリュル?それはなんだい?」ベリュルとはいったい・・・
第3533話
(22年6月25日投稿)
謎の男ベリュル・・・「俺ベリュル」「まあいいや・・それよりさ、君たちここから出て行ってくんなーい?」「なんで」「ここはさ、僕たちの町なんだ・・・大天国組との戦争も控えてるのにさ・・・」「なにそれ」「あぶねえベリュルよけろ!!」
死武夜のクマさんは持ち上げた自動販売機をこちらにぶん投げてきた!!「ヒュゴオーーー!!!!ドーーン!!!バラバラ・・・」ベリュルの首を0.5mmかすめて飛んでいき、隣のビルを破壊し爆発が起きた!!「な・・なんて馬鹿力だ!!これがクマさん!」
「出て行ってくれないなら・・・死んでもらおー!オトナは絶対敵だ!!ものども!一緒にやるぞーー!!」「なん!」後ろにドタドタとたくさんのチンピラゾンビが寄ってきた!「狂乱会・・・ハイアナの作った組織の兵隊だ・・・さあやるぞ!!!しねーーい!俺は八狂人の一人、死武夜のクマさんだ!!」
シュイイイイン!ドン!八狂人 死武夜のクマさん & 狂乱会メンバーズ!!「うおおお!兵隊ども!かかれーーー!」死武夜のクマさんは兵隊を担ぎ、ベリュルたちに投げてきた!!!「うわ!」どかーーん!大爆発を起こし大ダメージ!!狂乱会の兵隊たちは怯んだ!
「なにしやがる!仲間を投げるって!びびってんじゃねーか!!」「うおおお!じゃあ僕が君たちをーーーードタドタドタ!」つかみの姿勢で走ってきてつかんで連続パンチ!ボカボカボカボカ
「いてて!馬鹿力か!やばい!押し切られそう!攻撃も腹で大分吸収されてる!」「落ち着けベリュル・・・力だけだこいつは!!」力だけなのでもうわかるだろう、ナントカ倒した・・・・ゾンビだけどフェニックスの尾とかは効かないぞ!けあるとかも
ふと気づくと死武夜のクマさん撃破!!「うう・・・ぼが・・ま・・負けた・・・・」「ははあ・・どうぜ!」「負けてはいけない八狂人が・・・そんな・・・僕は・・八狂人なんかじゃない・・・五虎王だ・・」「ねえねえ何それ・・・泣き出しちゃった・・ごめんね」
「ベリュルうっせ!てめーら、なんなんだ?アタシたちに問答むよーで襲ってきやがって・・・色々尋問してるぜここの事とかな」「僕は負けた・・好きにするがいい・・・何でも聞くがいい」「おーし素直でいいぞ・・・さてテメーはまずナニモンだ?」
「僕は・・・死武夜四天王たちと戦って負けて・・彼らの仲間になった・・・最初の一人だ・・」「あん?」「四天王はその日から5人になり、五虎王と名乗ったんだ・・・そう、あれは・・・いつか忘れた昔のころ・・」「なにそれ!」
「まあまあ聞いてやろーぜ・・・何かヒントあるかもしれねーしな」「あれは暑い夏の日・・・病気のかあさんの代わりにバイトをして、年の離れた弟たちの一人の誕生日にケーキを買ってきた日の事・・」「なんとなくいきなり重そう・・・」死武夜のクマさんの過去・・・
第3534話
(22年6月25日投稿)
ミーーンミンミン・・・暑い夏の日、死武夜のクマさんはケーキをもって団地に戻ってきた「さあ、あの子たちはいい子にしてるだかなーケーキ喜んで・・・・ん?なんだか団地が騒がしいな・・・」
ガチャーンバリーン!オラー!ブルルーン!怒号がしてワゴン車が走ってきたクマさんは轢かれそうになったところを危うくよけた「危な!!!一体・・・ん?うちのガラスが割れてる!なんだ・・・!」クマさんが家に帰ると・・弟たちは泣いていた!まだ5~6才だろうか、こんまい
「えーんえーん!おにいちゃーーーん!」「ど、どうしたみんな!大丈夫かー何があったーー!!や・ヤスユキはどうした?いないぞ!」「えーん!怖い大人たちにさらわれちゃったよーー!えーん!ヤスユキおにーちゃーん!10歳の誕生日なのにーー!」「さ・・さらわれた・・・・?こ・・これは・・」
何かが落ちており、そこには大天国組のバッジが落ちていた・・・「だ・・大天国組・・・?昔・・夜逃げしたとうちゃんがいたという・・・」「えーん!とうちゃんが・・とうちゃんが「この家なら金があると思う」っていったって・・怖いおじちゃんたちが・・」「は!?いったい何が!」
「そして家探しして何もないとわかると・・ヤスユキおにーちゃんをさらって・・・うえーーーん!!!」「ヤ、ヤスユキはどこに!」「わからないうえーーん!!殺されちゃうの?うえーーん!」バッとクマさんは外に飛び出した!「ヤスユキ!!!!」
クマさんは街を駆けずり回り、人々にワゴンの行方を聞いたが誰もわからなかった・・・「ヤスユキ!ヤスユキーー!!!」すると目の前を大天国組のヤクザが通りすがった・・・同じバッジがづいていた「あ・・・こいつ!ヤスユキをさらった奴らの仲間・・・!」
ふと気づくと路地裏でクマさんは目が血走り、バッドを10本以上使い大天国組のヤクザをクマさんはボコボコにしていた・・・骨は200本は折っただろうか・・・「う・・うう・・・て・・てめ・・ヤクザ相手に・・・ドゴッ!うえっ・・や、やめてくれ・・何でも言う!」
「ヤスユキはどこだ!ドカッヴォキッ」「ヤ・・ヤスユキ・・・?ぐええ!パンチだけで骨を・・てめえ・・」「お前たちがさらったヤスユキだ!ドゴッ」「ギャア!何を言って・・・お・・俺はなにも・・・・本当に知らねえんだ・・・」「言えーーーーーードガッ!ボキボキボキ!」
「ギョエエエエ!グハッ!・・バタラ」ヤクザは気絶した・・・「うおおおおーーーヤスユキ---!!!」クマさんは頭を抱えた!すると後ろから誰かが話しかけてきた・・・「おう、大天国組のヤクザがやられてやがるぜ?どうなってるハイエナ」
「ああ、コンドル・・・これは一体・・おい君、どうした?何があった?大天国組が何をした?」「う・・うう・・君たちは?」振り向くと・・ヤンキーっぽい感じの4人が立っていた・・
「大天国組相手のもめ事、何か力になれるかもしれねー!な?ハイエナ?ちょうど力がなまってる頃だしな」「ああ、いいから言ってみろ・・話はそれからだ・・・」「・・・ヤスユキが・・僕の弟が・・こいつらにさらわれたんだーーー!」
ヤスユキの行方・・「何この回想!リアル!重い!ねえなにこれ?光の地でなんでこんなターキャーみたいな!ねえミカさん!」「るせ!ボカ!続きだ!次回な!」続き・・・
第3535話
(22年6月25日投稿)
さらわれたヤスユキ「で、それからどーなったんだ?」「そいつらは・・死武夜四天王と呼ばれる不良グループのトップだったんだ・・彼らは大天国組ともめ事を起こしていたみたいだったのだー」「ほー?で?」
「彼らは・・リーダーのハイエナ率いる狂乱会を動員し、あっという間にヤスユキを見つけてくれたんだ・・」「おー、すげーな・・町のヤンキーじゃねーな?でもまーよかったじゃねーか!その様子だとボコしたんだろ?」「うん・・ボコシてみつけたヤスユキは・・・もうすでに冷たかったんだ・・・」
「げっ・・・」「何ミカさん」「連中・・・騒ぎ立てるヤスユキ・・・その声は大きく、隣の県まで鳴き声が響くヤスユキの特殊能力に手を焼いて・・・黙らせたんだ・・」「で、さらった張本人はどーした?」
「・・・彼らのおかげで・・ヤスユキの復讐は果たせた・・・聞きたい?さらった張本人たちがどうなったか・・・」「・・・いや、いーかな・・・」「何々聞きたい!」「イーからベリュル!さっしろ!で、続き!」「ねえねえミカさん全然わからないよー」
「そして僕はその時の戦いぶりでスカウトされ・・四天王は五虎王となった・・そして大天国組との抗争は今も続いている・・僕はヤスユキをうばった組をつぶすため・・・」「なあ、ここってターキャーに会った街だよな?クマさんとやら」
「ん?ああ、そうだよ、君たちはどこから来たんだい?ここはターキャーの渋谷さ・・・」「・・・ミカさん!」「あー、この街、何かあってすっとんできやがったな・・・」「?なんだい?」「ここはな、ターキャーじゃねーんだよ・・・わかるか?」
ふと気づくとここはターキャーじゃない・・!「何を言ってるんだい・・?」「それにてめー・・その話、おそらく何億年も前の事だろ?」「ん?ああなんおく・・・・?わからないけど・・すごい昔だな・・・今が何年か覚えてないくらい・・・」
「はーん・・こりゃクリスタルが何か絡んでやがるかな?・・てめーら自身が自分の事すらわからなくなったみてーにな」「ミカさん、何クリスタルって!それにモロダシボンという男本当にここにいるのかね」「ああいるかもな・・だがこりゃ相当先になりそうだ、覚悟しておくんだな?」「どういうこと」
「おい死武夜のクマさんとやら・・てめーこの辺の鍵何かもってねーか?」「カギ?それなら一本だけ持ってるけど・・・3号の鍵を」「3号?」「大天国組との抗争中だ・・あちこち封鎖して、僕たち八狂人が許可しないと通れないようあちこち鍵をかけてあるんだ!大天国組もいくつか・・」
「それよこせ」「こ、これは・・・だめだーよ!」「てめーは負けたんだろが!それにその・・大天国組・・?わからんが出会ったらアタシたちもぶったおしてやるからよ」「わかった・・・僕は負けたんだ・・・罰を受けに戻ろう・・約束は守ってくれーよな・・」
3号のカギを手に入れた!死武夜のクマさんは去っていった・・・「よーしこれでどっかいけんだろ!」「ミカ・・いいの?変な約束して・・・」「あー、アタシたちの前に立ちふさがったやつぁ誰であろーがぶったおす!今までと変わりゃしねーよ!だろ?
ダンナーザ」
「そうね!それもそう!まあ、どうせここには味方はいなそうだしね・・」「ねえねえダンナーザ、さっきのジュース残ってるかな!俺も飲めるかな!」「やめときなさいアホたれ!!たぶん石油になってるわ!さて行くわよ・・」死武夜の町の恐怖は今始まった・・・
第3536話
(22年6月25日投稿)
3号の鍵を手に入れたので開けられるシャッターがいくつか増えた!「アイテム倉庫が多いな!・・・なんだこれ?ヤンキーキラー?」ヤクザや不良、ツッパリなどヤンキー系に大ダメージのマテリアルだ!主力につけておこう「ヤンキー系が1/65535で落とすらしいけど、見たことないわね・・・」
狙ってたくさんのヤンキーと戦うことはたぶん少ないので・・・「一つだけ地下通路のシャッターがあった!先に進めるみたい!」ここからは狂乱会メンバーたちも襲ってくるぞ!強さも見た目も様々だ例によって種類たくさん!「どこかに抜けられる通路みたい・・あれ、誰か歩いてきたぞ・・・」
ガルルル・・・ウークフー・・・「なっなんだあの男は!ほぼライオンの鬣の髪型に、上半身裸でライオンのタトゥーに、ツッパリ白ズボン!」「コーホー・・・・貴様ら・・・見ていたぞ・・・死武夜のクマさんを倒したな・・・?」「おう!なんだいお前」
「てめーもさっきのクマ野郎の仲間か!?やるかオイ!」「・・・これ以上我々にかかわるな・・この町は危険だ・・・早く逃げるがいい」「危険じゃない場所なんてないでしょ」「アタシたちはここにいるモロダシボンという男を探してるんだ!見つかりゃとっとと退散するぜ?」
「モロダシ・・・何をだ・・?聞いたことはないが・・・」「そか、じゃあどけ!アタシたちは先を急ぐ!」「そうか・・・キョースケを狙ってるわけじゃないな?ならいい・・・だが大天国組には気を付けるがいい」「何その天国」
「ヤクザ組織だ・・・俺はソイツラを追っている・・・ガオオオン!ではさらばだ・・・」謎の鬣男は去っていった・・・「なんだいありゃ?いつか戦うんじゃねーか?ボスっぽい感じだし」「かもなー、ま、先を進むっきゃねーだろ」ベリュルたちは死武夜の先に進んでいった・・
ふと気づくとその頃バーテンダー・・・クマさんが正座をしていた・・「す、すまない・・・」「チッだから言ったろうがこのボケ!まさか流れにやられるたあな・・おらボカ!」ドゴン!クマさんは吹っ飛んで壁に人型の穴が開いた!パラパラ・・・
「その辺にしておけコンドル・・・仲間に手を出すなといっただろうが」「だがよハイエナ・・マ家は許されねえ八狂人が負けたんだ!大天国組になめられるだろーが!ハイエナァ!」「そうだな・・・クマさんしばらくは幹部から降格だ・・・手柄を上げるまで復帰は許さん」
「うう・・わかった・・・て、てめー!お前も幹部会まじめに参加しろ!フォックス!」「ゴクゴクプハー・・・原子力牛乳は相変わらずうまい・・」そこにはオールバックの白いスーツの金髪のロン毛男がいた・・・「興味はない・・大天国組以外はな・・プハー・・・億年物の原子力牛乳たまらん・・・」
「チッ・・ライオンはいねーしよ!最近たるんでるんじゃねーかてめーら!」「もういいじゃないのコンドル!!クマさんを攻めてもしょうがないでしょ!それより流れ者っていったい何者なの?」「チッ死武夜のホワイトラビットか・・甘やかしすぎだ!なあハイエナ!」
「そうだな・・・流れ者も気になるところだが・・それより大天国組だ!俺も今探りを入れている・・どうやら全貌が見えてきそうなのだ」「ん?どういうことだ?」「大天国組の大幹部の一人、さわやか組のさわやか三太郎を捕縛した・・これから尋問だが、こいつがおそらくあれを・・・」「・・・!」
「例の倉庫に閉じ込めてある・・明日大臣問大会だ・・これで何かがわかるはずだ・・流れ者は・・死武夜のドラゴン、調査頼めるか?」そこには黒い影があった・・
「おいおい、ドラゴンにも口割り参加させてやれよプハー!俺たちに新人もなにもねーだろ?ハイエナ」「こいつはそう言うの好きじゃないだろう・・・頼めるか?」黒い影はこくりとうなずいた・・死武夜八狂人の恐怖・・・
第3537話
(22年6月25日投稿)
ベリュルたちは地下通路を出た!「うわあ外だ!でも相変わらずハイキョだぜ!繁華街に出たみたいだ」すると突然たくさんのヤクザゾンビに囲まれた!「てめーら・・・狂乱会のガキだなオラ!さっきは良くもやってくれたなコラ!」「わわ、なんだなんだ!」
「大天国組の代紋を付けてないという事はそういうことだ!八狂人でもない雑魚ども、てめえら!ボコすぞ!」大天国組組員たちが襲ってきた!「おらあ食らえ!激烈昇天刺!」一人が左手をベリュルに手を当てた!「いて!だがハリテぐらい・・・」
「ここからが本番だ・・ジャキーン!このナイフでアタタタアタ!」なんと親指の横を起点に、ナイフを指の間を往復させながら高速で刺してきた!「グハハ!俺はこの道を究めた・・・指の間から迫るナイフは最強!」一撃は強いが、まあ雑魚たちなのでナントカ倒した・・・
「ぐお・・・てめえら・・八狂人ではないのにその強さ・・・くそ奴らそこまで力を・・・」「なんなのだ!」すると横から声がした・・「まちなさい!!!」そこにはきっちり髪型を決めたスーツのエリートヤクザがいた・・・「誰」
「カンダのオ、オヤジ・・・!すいやせん・・・俺等という物が・・狂乱会なんぞに・・ここは指を瓶詰で・・」「こいつらは狂乱会でも八狂人でもないようですよ・・・」「なっでは謎のデスデスブラックなんとかという・・」「・・・あなたたちは何者ですか?諜報部のリストにはないようですが・・・」
「ベリュル」「・・・敵でしょうか?我等大天国組の・・・」「いやてめーらななんぞしらねーよ!アタシたちは人探ししてるだけだ!」「ほう・・?いったい誰を?」「モロダシボンっていうんだけど知らない?」
「モロダシ・・えっちな・・・いったい・・・?大天国組にはそのようなもの居ませんが?」「じゃあテメーらには用はねーみてーだな」「なんだと!俺たちをボコしておいて・・・」
ふと気づくと大天国組たち!「いいからお前たちは下がれ・・・流れ者のようですが、ここらにはそのようなものはいない・・我々の邪魔をしなければ自由に通行するがいい」「そーかいてめーらは話が早くて助かるぜ!じゃいかせてもらわーな」
「ただし・・私らのシゴトを邪魔をしたら容赦しませんがね・・フフ・・」男は去っていった・・・「あ、宿がある!いったん休もうぜ・・・」ベリュルたちは探索する前に宿に泊まらされた・・オートで機械がやってる宿屋のようだ・・
「明日この辺探索しよ!自由にいっていいらしいし」「なんだか匂うが・・・ま、邪魔ならぶっとばすまでだな」翌昼・・・・ベリュルが目覚めるちょっと前・・一方その頃バーテンダー・・・「おい、どういことだ!なんでさわやか三太郎が死んでやがった!?」ハイエナアァ!」
「クソッどういうことだ・・!倉庫に監禁されたまま・・刃物で切り刻まれて・・誰がやったんだ!」「大天国組の諜報員にやられたのかもねーヒッヒ」「笑い事じゃねーだろカラス!気の遠くなるような抗争でやっと捕縛で得られる情報チャンスが・・・」
「プハー・・・原子力牛乳うまい・・」「おい、てめーが裏切ったんじゃねーよなフォックス?おめーは元大天国組の幹部だったんだよな?おい・・・!」「・・・昔のことだ・・・プヒャー!」「てめー!てめーだろコラ!てめースパイじゃねーのか!?」
「落ち着けコンドル!!フォックスはそういう奴じゃない・・・」「クックック・・・コンドルのアホさ加減には付き合ってられぬ・・それよりまた振り出しか・・?」「いや・・もう一人いる・・捕まえた幹部の切り札がな・・・」死武夜のハイエナの切り札・・
第3538話
(22年6月25日投稿)
さて昼過ぎ・・・「ファーーー!!!」「ファーじゃねー!おはよーさん」「みなさんおはようごじます!ハイキョで寝つき悪かったぜ」「しかしこんなハイキョでエアコン効いてるのすげーな・・エネルギーはなんなんだ?」「クリスタルかしらねやっぱり・・」「だよな・・・さて出るぞベリュル!」
宿屋を出ると・・頭がファイアーな黒髪の黒いYシャツのドラゴンのタトゥーがある男に囲まれた!「・・・君たちは敵か?味方か?」「うわ!誰お前何お前!」「おい今度はなんだよ!昨日ここ自由に通っていいっていったじゃねーか!」
「・・・ここは大天国組のナワバリでね・・僕らは自由に動けないんだが」「てめー・・クマさんの仲間か?」「君たちこそ・・大天国組の仲間か・・?」「ちげーわボケ!アタシたちゃ人探ししてるだけだ!てめーはなんだ!」
「・・・すまん、僕は八狂人の一人、死武夜のドラゴンだ・・・君たち流れ者の様子を見に来たが・・」「んだよ?アタシたちとやるってか?」「味方ではなさそうだが・・敵ではないみたいだね?」「うーんクマさんでも襲ってきたしなあ」「話は聞いた・・クマさんから嗾けたそうじゃないか」
「うん、そうだったっけ」「僕が今ここから去ったら君たちはどうする?」「どうするって・・いや別に特になにも・・・」「八狂人を倒すメリットもないやつらか・・どうやら敵じゃなさそうだ・・」ドラゴンという男はほっとした顔をした
「なんだよ!」「いや、すまない、君たちは探し人をしてるって?一体だれだい?」「モロダシボンという男だ!おめーもどうせしらないだろ!」「モロダシ・・・ボン!?」
ふと気づくとモロダシボンという男「知ってるのか!?」「い、いや・・・えっちだなと・・・ポッ・・・」「てめーもかボケ!いい!いい!知らないならそういっとけ!」「ごめんごめん・・・でも何か協力できることがあったらいってくれ・・・お詫びだ」
「しっし!どっかいけ!それがお礼だ!たく毎日変なのに絡まれて困ってるんだよ!」「そっか、わかった・・まあ敵意はなさそう、と報告はしとくよ」「そーかい!助かるな!じゃーもう襲ってくんな!」「狂乱会はちょっと・・歯止めが効かないが・・・まあ僕ら幹部は大丈夫だろう・・では・・・」
ドラゴンは去っていった「たくなんだよ!モロダシボンのなにが・・その・・あれなんだよー!」「ミカさんどったの」ボカ!一方その頃・・・バーテンダー・・・「で、切り札ってなんだ?教えろやてめー!」「・・・まだだ・・今はその時ではない・・・ん?フォックスどこに行く?」
「牛乳切らしちまってな・・・取りに行く・・ちょっとすまんな」「そーかよ!たくこのミルク野郎が!」「もーうるさいわねコンドル!・・・で、どうするのハイエナ?」「・・まだだ・・まだ泳がせておくんだ・・・」一体何を・・・?ここはプールではないが・・・
第3539話
(22年6月25日投稿)
さて、戻ってきてベリュルたち・・・「こっちの探索もいろいろやるが、こっちは大天国組不良組員が襲ってくるじゃねーか!」「さっきのスーツヤクザも役に立たないな!口だけかい!」さあこっちもいろいろ宝とか建物とか探索しよう!イベントがあるのは奥の裏路地の図書館跡だ・・・
「知的組員、インテリヤクザなどが本を持って襲ってくるな・・・」宝もほんとかいろいろあるので取っていこう!たまに本棚から9865ページなど出てくるぞ!「そして一番奥・・ん?半開きだ・・覗いてみよう・・・・なんだあれ・・」
そこには・・・オールバック金髪の男がなにやら組員ら式人と話をしていた・・・「例の物は・・?牛乳が切れて・・俺はもう落ち着かない・・・」「ケケ・・落ち着けや死武夜のフォックスさんともあろうものが・・持ってきてますぜ」
組員は新たな牛乳を出した「よ、よこせ!」「まあまあ、今回こそ何か情報と引き換えでっせ!」「くそ・・・おれは八狂人だ・・だ・だが・・そそうだ、俺たちが捕まえたさわやか三太郎が・・どうも殺されたらしい・・」
「ほう・・・まあどうせウチでも始末するつもりだったらしいからちょうどいい、ほれ牛乳」「おお・・・」その時窓ガラスが割れて誰かが入ってきた!「フォックス!なにをしてるんだーー!」そこには死武夜のクマさんがいた!「ク・・クマさん・・どうしてここに!」
「ぼくは幹部から降格・・図書館の掃除を命じられて掃除してたところ・・そいつ大天国組の組員じゃないかーなにをしていたんだ!・・そそれにその牛乳・・」「しまった!ラベルをはがし忘れた!みてしまったかクマさん!」「・・・それは・・だめなおくすり・・フォックスなにを!」
「おいフォックス!幹部にみつかっちまったぞ!どうする!」「くくそ・・現場を押さえられては・・・いや、ちょうどいいクマさんをボコすぞ!手伝え組員!」ベリュルたちはその様子を見ていた・・「何あれ仲間割れ?」「おもしれーな!みてよーぜ」
ふと気づくと二人がかりでクマさんはボコられた・・!「う・・・フォ・・フォックス・・・どどうして・・・」「はあはあ・・・」「おいどうする?フォックス、こいつ始末しようか?俺としても八狂人を倒す手柄が・・」「ま、まて・・それはやめろ・・こいつは俺の仲間だ・・・」
「いまさら何言ってやがる!ここまでやって・・・」「だ・・だが・・」その時また別の窓ガラスがガシャン!と割れた!!「なんだ!?今度は!」「ウーフー!」ベリュルたちはくつろいでその様子を見ていた
「あれは・・地下道で会ったやつ・・・!」「お・・お前死武夜のライオン!どどどうしてここに!!!」「これは・・クマさん・・クマさんはお前たちがやったのか・・フォックス!」「い、いやこれは・・その・・・」「それにその牛乳・・・おまえ・・・ウオオオン!」
「すさまじい風圧でベリュルたちが部屋に吸い込まれてしまった!「しまった!」「こ、今度はなんだフォックス!なんだそいつら・・・!」「や、やあ俺ベリュル」「ぬおおおおおおこうなったら破れかぶれだ!皆殺しにしてやるうううう」
「よーしフォックスやるか・・!ライオンもクマさんも・・その・・変な男たちも!」「ウオオン!!お前たち・・・手伝え・・・・!俺はこの組員をやる・・お前たちは・・フォックスを・・!」「なんで!」
「ウオオン!・・だがフォックスは目撃者の貴様らをやる気だ・・では任せたぞ!お手並み拝見だ!」「やぶれかぶれだーーー誰もかもしねーーーー!!!!」死武夜のフォックスが襲ってきた!!!
第3540話
(22年6月25日投稿)
シュイイン!ドン!八狂人幹部 死武夜のフォックス「うおおお!俺は元ボクサー!くらえクリンチパンチ!」クリンチなパンチを繰り出してくるぞ!16連打だ!「いて!パンチ力あるう!だがそれだけか!」「な、なんだこいつら・・!頑丈な・・俺のパンチで倒れないだと・・!?」
「楽勝だなこれは」「・・・だが俺にはこれがある・・この・・・オクスリ牛乳だ!ゴクゴク・・・うおおおお!!!」フォックスの神の毛が逆立った!そしてスーツがバリバリし、筋肉が増強した!?「なっなにそれ!」
「この牛乳は・・気持ちい感じになるだけではなく、一気飲みをすると信じられないパワーを得られるのだうおおお!」「なんだと!」「この力ならライオンを・・やれる!昔の俺とは違う・・・!」「てめーどこみてやがる!アタシたちが相手してやる・・よ!オラ!!!」
ミカがいたばあい、ミカの不意打ちのケリが命中!!「ぐあああああああああ!!」「ほれ続きだ!!!」「超クリンチパンチ!」さっきのパンチの威力が増大し、シャレにならない威力に!ゴーレム無視で貫通!ブリンクOK回避OK「だけど16連打じゃ・・・!プロテガで!」
まあこれで大体大丈夫!初戦はパンチだけなので、幹部といえどもナントカ倒した・・・「うご・・あが・・・ゲホッ・・・」フォックスは元の姿に戻った「楽勝!(たぶん)・・・さてもう片方は・・ややっ」そこにはライオンが微動だにせず立っており組員は砕け散っていた
「・・・遅かったな、こっちは終わったぞ・・クマさん立てるか?」「ラ・・ライオン・・・ありがとう・・フォ、フォックスは・・・?」「うう・・お・・おれは・・・・」「フォックス・・・お前はそうだったのか・・・!」
ふと気づくとフォックスが裏切者・・・!「うう・・・ラ、ライオンめ・・・くそ・・・・」「話せ・・・お前が・・裏切者か?さわやか三太郎も・・・俺は信じられぬが・・」
「ち、違う・・・俺はただ・・このオクスリ牛乳に・・すべて蝕まれただけで・・・俺は裏切り者ではない・・・信じてくれライオン!」「・・・フン、ま、そんなところだろうな・・だがそれをやった罪は・・・」「うう・・お・・おれは・・・・」「話せ・・ここで全て・・・!」
「あれは・・・思い出せないほど遠く昔の・・・渋谷で・・・俺は・・幹部なんかじゃなかった・・下っ端だったんだ・・」フォックスの回想・・・・古の・・「オラーてめえまた失敗こいたんか狐田ァ!!!!!ドゴオ!」「ドゴッぐあああああ」フォックスは偉そうなヤクザにケリを食らっていた!
「す、すいやせん!」「てめえ・・・幹部候補と聞いて入れたはいいが・・緑茶ににミルク入れるわ、みそしるにミルク入れるわで・・てめーなめてるのか!」「すいやせん、アニキすいやせん・・・・」
「気絶するまでなぐってやる!西の組の会長が味噌汁噴き出して大恥かかせやがって!おらああぼかぼかぼか」リンチは数時間に及んだ・・・そして誰もいなくなったお部屋で・・「・・・いてえ・・いてえよ・・・俺はうごめく・・」すると誰かがやってきた
「よっ狐田、本当はお前喧嘩強いのに手出さないのは立派だな?」「カンダのアニキ・・・・・」「ま、反撃したらさらなるリンチだしな・・・ほれ、いつものよ!ケガによーくきくぜえ?」カンダは牛乳を差し出した・・
「おお・おおおお!ごくごくぶるぶるぶる!!ぷはー!元気百倍!!!」「へへ、今回も貸しだぜ・・80万なこれ一本」「は、はい・・・・(そんなに払えるわけねー・・もういやだ・・逃げてやるこんな組!)狐の大脱走・・・
最終更新:2022年12月31日 22:33