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手紙の参考例」を以下のとおり復元します。
*手紙の参考例
どんな風に手紙やメールを書いたら良いのか分からないという声があったので、自分が書いた手紙の下書きやメールを参考例として紹介しておきます。
こんなんでも参考になるなら使ってやってください。

**私(壺)の場合
***基本方針
&bold(){1.}オタクとしての自分の意見よりも、枝野議員や保坂議員のような全うな規制反対派の意見を自分なりに踏襲して意見を述べた。
  つまり、行過ぎた国家統制や思想統制、監視社会に対しての危惧という面で意見した。
&bold(){2.}オタクとしての最も危惧するべき問題は二次元規制であるが、今最大の焦点となっているのは単純所持規制で児童ポルノ法を語る上でここに触れないのは不自然だし、こっちはこっちで危険なのでこっちを先に持ってきた。

***その上で手紙とメールの違い
&bold(){手紙}
手紙なので(自分の中では)丁寧な口調で書いた。
中立派議員に対して慎重派に転んでもらうことを重視しているので、なるべく簡潔に現状の問題点を分かってもらえるように心がけた。

&bold(){メール}
メールなので少し砕けた口調書いた(それでも普段よりは丁寧に)。
規制反対派議員に送ったので、問題を既に理解していることを前提にしました。
その上で、
1.議員の主張に賛同し応援する。
2.議員の認識が正しく、相手の言い分が間違っているという根拠(ソース)を紹介した。
 これは今後の議論において規制派との論争を有利に進めるための武器になりえるというのと、規制反対派慎重派の主張が正しいことを証明することで議員の士気を鼓舞することを狙いました。
ということを意識して書きました。

・&size(large){&bold(){手紙}}
 衆議院議員○○××様

 はじめまして、私は昨今話題になっている児童ポルノ保護法案改正の問題について、強い危惧を抱いているのものです。
 そこで○○市民として、○○議員に意見させてもらいたいと思い手紙を書かせていただきました。

 私は昨今の拡大している政府による国家統制の動きに強い危惧を覚えています。
 社会の営み中で当然起こりうるあらゆる問題に対して、全て政府が規制を行うべきだと言わんばかりの昨今の風潮は国家統制に通じる考えであり非常に危険だと思います。
 そのような中で現在検討されている与党の児童ポルノ保護法改正案は子どもの権利の保護という大義名分の裏で、個人の人権を無視した国家統制の動きが広がりかねないと危惧しています。

 まず与党案の単純所持規制は二つの点において非常に問題があると思います。
 一つめは例えば被写体の合意の下で作られた写真集などそれを手に入れた当時には合法であったものを、法律が改正されたのだから破棄せよという考えは個人の所有権を軽視しすぎなのではないでしょうか?
 二つめは冤罪の危険性です。既に単純所持規制を行っているアメリカでは数多くの冤罪が報告されています。入手の経緯を無視して所持しているだけで違法だ、逮捕だという与党案はあまりにも危険だと思います。
 そして与党案のもう一つの問題点は創作物への規制が検討されていると言うことです。
 児童ポルノ保護法案は子どもの人権を守るための法律でしょう。それなのになぜ人権の無い創作物まで規制となるのでしょうか?それは表現の自由、内心の自由への重大な侵害なのではないでしょうか? 

 私は今回の児童ポルノ保護法案の改正は、国家統制、思想統制の動きに感じられてなりません。
 自由な市民社会を守るためにも、現在進んでいる国による規制社会という風潮にブレーキをかけていただきたいです。

&bold(){解説}
まず、実際の手紙とは多少文面が違うと思います。手紙書くときにも弄りましたし、手紙出したあとも弄りました。
本文で名乗るべきかどうか迷いましたが、宛名書きがありますし、上手く名乗るのが難しかったし、参考にしたサイトでは名前を書いてなかったので書きませんでした。今考えると書いておくべきだったかもしれません。
葉書で出すならもう少し、短く内容をまとめる必要があるでしょう。
概ねこんな感じになるのではないかと思います。

**もし葉書なら
 はじめまして、私は昨今話題になっている児童ポルノ保護法案改正の問題に危惧を抱いているのものです。そこで○○市民として、○○議員に意見させてもらいたいと思い手紙を書かせていただきました。
 私は現在検討されている与党の児童ポルノ保護法改正案は子どもの権利の保護という大義名分の裏で、個人の人権を軽視した国家統制の動きが広がりかねないと危惧しています。
 与党案の単純所持規制は個人の所有権を軽視している点や冤罪が生まれる可能性が高い点で非常に危険だと思います。または本来子どもの人権を保護するための児童ポルノ保護法案において創作物への規制が検討されているのも間違っていると思います。
 私は今回の児童ポルノ保護法案の改正は、国家統制、思想統制の動きに感じられてなりません。自由な市民社会を守るためにも、現在進んでいる国による規制社会という風潮にブレーキをかけていただきたいです。

まだちょっと長いですね。もう少しばっさり減らす必要があるのかもしれません。

・&size(large){&bold(){メール1}} (枝野議員と保坂議員に送信しました)
先日の児童ポルノ保護法案の改正審議の質疑を見ました。
私は最近拡大する政府による国家統制の動きに強い危惧を覚えています。

そんな中、枝野議員がポルノを庇っているという汚名を受けるリスクを背負ってまで、単純所持という考えの危険性や横暴さと定義が曖昧さによる危険性など、政府権限の無差別拡大に警鐘を鳴らすような答弁には本当に感激しました。
ちょっとでも問題があれば、何でもかんでもお上が規制すればいいんだという危険な考えが延しつつある中で、枝野議員の答弁に光明を見た気がします。
こういう人が政治にいてくれたことが嬉しいです。

そこで今回の質疑について情報という形で応援したいと思います。
ネット上での質疑に対する疑問をまとめたサイトです。
積極的規制推進派、特に、アグネスチャンさんのような感情的な意見に対して統計データーを下にきっぱりとした反論がなされています。
ネットですから扇動的な内容になっていることは否めません。
また正確性についても疑問視される部分があります。
しかし、参考にすることくらいは出来ると思うので、ちょっとチェックして見ると次回の議論の糧になると思います。
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2009-06-26-1

・&size(large){&bold(){メール2}} (枝野議員と保坂議員に送信しました)
先日メールさせてもらった○○というものです。
先日紹介したサイトのほかにも児童ポルノ法案の問題点を紹介しているサイトがあるので参考にしていただきたいです。
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/287.html#id_638681e9

このサイトもネット特有のスラングに塗れていますので、ご了承ください。
しかし、ネットの特質上このサイトの内容が先導的なのは事実ですが、

■改悪案の問題点
(1)定義があいまいである。 
(2)悪用される(冤罪など)
(3)表現の自由が侵害される
(4)犯罪抑制効果が期待できない 
(5)アメリカ(51%)が最大の児童ポルノ発信源(日本は、わずか5%) 

↑などの記述は非常に具体的かつ客観的で参考になるのではないかと思います。

特に(2)悪用される(冤罪など)では、
世界の潮流といわれる単純所持規制によって、実際にどのような問題が起きているかということが具体的に書かれています。
正しく、枝野議員や保坂議員が国会で危惧されていたことが、単純所持規制を行った国で実際に起こっているのです。
単純所持などという滅茶苦茶な基準が導入されてしまえば、司法が可視化されていようがいまいが、このような問題が発生するのは避けられないと考えます。

次に(3)表現の自由が侵害される問題ですが、児童ポルノを創作物にまで拡大することの弊害は想像以上に大きいと考えます。
例えば、既に小規模ながら実際にそのような問題が発生しています。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20080523
いずれも、漫画賞を取るような日本を代表する名作ですが、それらが規制の対象に取られてしまいかねないわけです。
私は日本のマンガが発展したのは自由な表現が保障されていたからだと考えます。それらを不当に規制することは世界に誇るマンガ文化を抹殺する行為に等しいと私は考えます。

現実に、アメリカでは実際にそのような問題に発展してしまい。アメリカのコミック業界はアメコミ一色になってしまったという事実もあります。
http://tinyurl.com/lg9lsn
http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/anime_48ca.html
このような事実は枝野議員や保坂議員など個人の権利の保障を唱える議員の強力な武器になると思います。

最後に、(5)のデーターを見ていただければ分かると思いますが、日本は児童ポルノの輸出国でも輸入国でも有りません。むしろ先進国の中では児童ポルノが最も少ない国の類だと考えます。

そして、それはいわゆる美少女キャラによるポルノが児童ポルノの代替品になっているのが原因の一つだと私は思います。
つまり、ポルノが犯罪を抑止しているかどうかは分かりませんが、美少女ポルノが被写体が実在する児童ポルノを抑止している効果は有るのではないかということです。
児童ポルノと美少女ポルノの目的はかなり一致します。
我々が人間である以上性欲や性癖を変えることは非常に困難だと考えますが、その矛先を変えることくらいなら可能だと思います。
ですから、美少女ポルノは魅力的なポルノとして児童ポルノに向くはずだった関心を引きつける効果があるのではないでしょうか?
つまり、美少女ポルノは最も平和的かつ効率的に児童ポルノ撲滅の役割を果たしているのではないかと思うわけです。
したがって、本当に児童ポルノを撲滅したいのであれば美少女ポルノは黙認した方が効果的であると私は考えます。

(ここは自重しました)
国民には内心の自由があります。どのような嗜好や性癖を持とうが国家から規制されるいわれはないはずです。
であるならば、撲滅すべきは児童ポルノそのものであって、ペドフィリアであってはならないと思います。
ですから、本当にペドフィリアではなく児童ポルノを撲滅したいのであれば美少女ポルノは黙認した方が効果的であると私は考えます。
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恥さらし終わりです。まあこんなんでも参考にしてくれて実際に手紙やメールを書いてくれたら嬉しいです。
なんかご意見・ご感想あればどうぞ
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